Tsunami Times

  • Plugger’s Tear & View

     インスタでも先日触れたスナップの話し。Tsunami LuresにはPlugger’s Tear = プラッガーの涙というオリジナルスナップがある。ネーミングだってなかなか粋だと自負するこのスナップがかなり優秀なのだ。インスタにUPするや、数人のユーザーから愛用と礼賛の書き込みがあったことからも、その知られざる優秀さが露呈した形。

     T字路sしのちゃんとミリメーター松澤が言うのは、まず耐久性。一袋買っておけば優に1シーズンは安泰だと。スナップって実は消耗品である。ずっと使っていれば何度も曲げることになるわけで、するとやがて金属疲労が生じる。ひどい時にはもどらなくなったり、折れたりなんてことだってなくはない。実際にそうなるスナップも存在する。だからまめに替えるた方がいい。実際、このPlugger’s Tearを使うまでは元木もそうしていたのだけれど、これを使ううちにそこまでにまめに交換する必要がないことに気づく。もう何十年といろいろなスナップを使ってきた俺やしのちゃんやミリメーター氏が言うのだからこれはほとんど間違いない。だから「これって、元木さん的にはあんあんまり儲からない話しだから・・・」としのちゃんは前置きして、とある夜におずおずと話し始めたのだけれど、いやいやもっとみなさんにこのことを喧伝していただいて、マスにアピール出来ればそれはそれでいい。

     耐久性にも繋がらないではないのだけれど、その強さもこれの良さ。細くはあるのだけれど比較的強い。これに替えてからと言うものルアーが外れるということが減ったと二人とも口を揃えて。引っ張ってもほとんど外れることがない。

     その形状のユニークさもそこには一役買っている。まさにティアドロップ型のこの形状だからこそ強さも耐久性も増しているのではないかと思っている。そもそもルアーを交換しやすく、特にポッパーのカップなどのラインアイをキャッチしやすいように、またルアーのアクションにより自由度を与えたいという発想から生まれた形状の副産物ではある。

     昔はナイロンラインに直結というスタイルのプラッガーもいて、その中には歯でラインをカットしたりするつわものもいて、それはそれで男らしくてかっこよくないではなかったけれど、頻繁にルアーを交換するには向かないし、頻繁ではなくても交換はかなり面倒ではないかと思う。元木の場合はいつからか忘れるほど昔からスナップ愛用者である。ただ、それほどこれに執着もこだわりもなかったのだけれど、ある時、岐阜のスプリング屋さんの営業ととあるユーザーの提案が元木を動かしたのだった。今じゃその偶然にいたく感謝している。

     だからまだ使っていない人にはぜひ使ってみて欲しい。そして使っている人にはその良さをもっともっと世に知らしめていただきたい。

     ちなみに実は今、少し小さいサイズもラインナップしようと画策中。

     夏真っ盛り、梅雨もそろそろ明けるこのタイミングでもうひとつ話しておきたいのが偏光グラスのこと。トップウォーターなんだから水中を見る必要はないし、偏光グラスなんて必要だろうか?という疑問も当然なきにしもあらずなのだけれど、それには真っ向から反論してしまう。

    Plugger’s View / Round Type / Brown Demi
    Plugger’s View / Round Type / Black
    Plugger’s View / Boston Type / Clip On

     かけてみるとわかるけれど、水面のギラつきは極端に抑えられて、格段にルアーが見やすくなる。水面に浮いているにもかかわらず、ルアーが見にくいという経験は誰にもあるはず。それは乱反射によるもので、それを軽減する効果が偏光グラスにはある。

     もちろん水中だって見やすくなる。たとえトップウォーターであっても水中の情報はあった方が有利。対象魚自体も見えるし、ベイトや水中の様子、例えば水深やストラクチャーの有無も確認しやすい。

     Plugger’s Viewのレンズは鯖江コンベックス社製なので、もちろんその偏光性能も抜群。そういう機能性については折り紙付きなのだ。

     それから大切なのは目の保護。偏光グラスは紫外線からも物理的な危険からも目を守る。紫外線が目にとって有害なのは周知の通り。元木は一昨年、翼状片という目の病気でこれを取り除く手術をした。これは紫外線が大きな要因となって引き起こされるのだそう。普段からサングラスはかけている方なのだけれど、それでもこうなるのだからサングラスはかけておいた方がいい。また、不意にルアーが飛んでくるなんて物理的危険からも偏光グラスは目を守ってくれる。

    Plugger’s View Head Hunters Limited Edition 2022 / Black
    Plugger’s View Head Hunters Limited Edition 2022 / Brown Demi
    Plugger’s View Head Hunters Limited Edition 2021 / Brown Sasa
    Plugger’s View Head Hunters Limited Edition 2021 / Brown Demi

     偏光グラスがいかに大事かわかっていただけただろうか。ストレスなくプラッギングを楽しむために偏光グラスは必須なのだ。もう一つ大事なのはこれがルアーやタックル同様お気に入りであること。つまり偏光グラスこそはスタイリッシュでなくてはならないのです。そんな素敵なオリジナル偏光グラスがTsunami Luresにはあります。

     さて、今週土曜日より出荷のSukiyaki56Lは早速好評です。うちのユーザーでも中堅からベテランまで愛用者は多く、2本目をご購入のユーザーもちらほら。今回は渋めのカラーリングというのも好評の一因なのかも。それでもフロストゴールドというメタリックなカラーリングにしっかりエスプリを利かせてます。

     確かこの人、マニア谷口もこのSukiyaki56Lの愛用者だったはず。先日はどうやら体調悪くして寝込んでいたようでSweepy JGの釣果報告には少々出遅れてしまうも、驚いたことに最初の報告は50up。立派に50up一番乗り。しかもおかっぱりとは大したもの。

     なんだかね、この人とTsunami Luresの間には宿命のようなものを感じているところ。

     Sweepy JGはマニア谷口も思わず「アクションが艶めかしすぎますね!こりゃ釣れるわ!」と言うごとく、使ってみれば納得、初めて使う人ならば驚愕の軽やかなアクションです。次はいつ出るかわからないと言うか、おそらくこの素材で同じブランク形状のものは今後リリースしないだろうと思うので、ぜひ手に入れておいてちょうだい。

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