Tsunami Times
Gone
昨日はウェイン・ショーターを、今日はデヴィッド・リンドレーをヘヴィーローテ。今年はいったいどうしたって言うんだろう、俺のかつてのアイドルが相次いで逝ってしまう。
俺自身ジャズに親しむのが遅かったということはあるにしろ、ウェイン・ショーターの訃報も寂しいものがあった。しかし、今日のデヴィッド・リンドレーのは格別辛い。若い頃に結構聴いたっていうことがあるのだと思う。涙溢れる一歩手前。
俺のデヴィッド・リンドレーは画像の4枚。あまりに伸びやかで自由自在なスライドギターにはコピーする気も失せてしまうほど。アメリカンルーツには根ざすけれども、どこかエキゾチックでボーダーレスな音楽性に聴き入った。昔のバンドでは彼のヴァージョンのBrother Johnもカバーした。いつだったか、フェスティバルホールで観たライ・クーダーとのデュオも観た。あの時、Tシャツを買わなかったことを今でも後悔している。
病気の噂さえ知らず、俺にとっては突然だったから寂しさは余計だったのかもしれない。
ウェイン・ショーターは先日入院中にブルーノートの映画でその姿を拝んだ。マイルスの物真似がお茶目だった。そう言えば、BAHIA BLACKのことをfacebookに上げたのもついこの前だった。広大な宇宙を一瞬にして構築してしまう、そんな音色にいつも魅了された。
マイルスとの共演と60年代のリーダー作が好きだけれど、聴いたことのなかったミルトン・ナシメントとの共演も遂に聴く気になったし、ウェザーリポートもこの際聴いてみようと思っている。
寂しいには違いないが、しかし、こればっかりはどうしようもない。俺だってやがてそうなるんだから、死ぬまで生きる以外にない。奇しくも今朝、息子が言った。「とうとはつく(自分のことである)が50歳になっても生きてる」と。そうすると俺は103歳だ。
さて、3/18〜19に北九州である西日本釣り博には魚矢ブースに出展することになっている。大きなイベントのちょっとした賑やかしでしかないけれど、九州に行くのは久しぶりなので、近郊の皆さんにはぜひ会いに来ていただきたいもの。画像のSPルアーは只今鋭意製作中。
各種アパレルはROKXとのコラボパンツ以外は明日3/5(日)がご予約締切です。ほぼ受注生産で最小限の在庫しかしないので見逃すことなかれ。
スウェットパンツはコットン100%で裏地が起毛ではなくてパイルなので吸水性も高く、10.0ozとヘヴィーと言えども、先日リリースの12.0ozの起毛ヴァージョンなんかと比べるとかなりライトでオールシーズン履けます。12.0ozの裏起毛だと夏に履くには少々辛いと思うけれど、これなら真夏もOK。
スウェットパーカも10.0ozの裏パイル。流石に真夏は無理でも、それ以外はかなり重宝します。プリントもシンプルなので合わせやすい万能アイテム。
ラグランTはまさにこれから夏にかけて着る機会が増えるはず。ロンTはあまり着ないという人も一度着てみてはいかがでしょう?セットインスリーブとは一味違うラグランスリーブは案外ヘビーに着回すことになるのかも。
昨今リバイバルの兆しのラインソックスは一足と言わず二足三足と持っていても損はなし。ましてやTNML Fishの刺繍とあらば、フィールドのみならず普段も履いてると気分も違います。
毎月のオリジナルブレンドコーヒーも只今ご予約受付中。15日まで。
ROKXとのコラボデニムファティーグパンツも好評ご予約受付中。出足好調です。ROKXのオフィシャルサイトのコラボページにも載りました。
先日、大阪でのROKXの展示会に伺った際、アイテムについていろいろと説明をいただいたのだけれど、その中で少し感銘を受けたのはライットトレックパンツについてのこと。このパンツについてはナイロンにわざわざコットンを混紡しているのだそうで、それによって例えば難燃になるとか、あるいはレトロな雰囲気がプラスされるというようなメリットが得られるとのこと。何が何でも最先端ではなく、そんな風に一見機能を制限することで生まれるメリットを大事にするあたりはROKXの真骨頂であり、それはおそらくマイク・グラハムの創業当時のスピリットを汲むものなんでしょう。
このコラボパンツにもそんなスピリッツがもちろん育まれているものと思われます。それがライフスタイルをデザインすると言うことで、Tsunami Luresが目指すものとも通ずるところ。
23/03/04