Tsunami Times

  • Fishing Safari

     【Fishing Safari 2023 vol.10】10月淀川「震える1本」公開です。

     10月のフィールドは7月に次いで淀川。大都会のこの河川とはかれこれ30年ほどの付き合い。枚方より上流域にも目を向けるようになってからももう5〜6年目でははいかと思う。なんてったって事務所&工房から目と鼻の先の最も近いフィールドであるから、テストにも実釣にも通ったし、ゴミ拾いのイベントや釣り大会にも参加したし、それなりに親しみ深い場所なのであります。

     そんなわけだから、年内には琵琶湖にほど近いところに住居ごと移住する元木にとって、淀川にはいくらか惜別の念もある。移住しても1時間強ほどで来れてしまうとは言うものの、少し離れてしまう友人知人同様、それでも少し寂しいもの。

     さて、この日のコンディション。当たり年だった今年の淀川も、お盆の台風を境に調子は下り坂で、7月の撮影ほどの反応は望むべくもなし。クリアアップして水位の減った大河川は、予想通りなかなか気難しいご様子。想定外のトラブルも苦境に拍車をかける。

     しかし、それをも楽しむのがTsunami Lures流。厳しいなんてことはもはや日常茶飯事だから、めげるなんてこともなし。さらにはトラブルで次の日に再トライということにはなったものの、それとて2日続けて釣りが出来るということなら、むしろ歓迎の心持ちでした。 はてさて、そんな秋の淀川の結末やいかに。

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