Tsunami Times

  • 遅れて来た男たち

     写真をスタッフのナカシマにもらったので何枚か掲載。冒頭のはThe BandのThe Weightを出演のみんなで演った後の一枚。当初は自分のバンドで演ろうと思っていたこの曲をみんなで演るというアイデアは、これがなかなか良かったんではないかと思っている。

     その昔、複数のアーティストが出演するライブでは最後にみんなで1曲っていう演出がよくあった。今もあるのかな、そういうの。あれに対する憧れが実は俺にはあるんです。先ごろ亡くなったThe Bandのメンバー=ロビー・ロバートソンの追悼の意味も込めて、この曲をチョイス。歌詞にあるように「重い荷物を降ろして」安らかに。

     さて、今日になって本人からメールで投稿があったので気づきました。先日のオンライントーナメントの3位に値する人がもう一人、はんなりベアー君。45.5cmくらいはおそらくあって、3位のミナミ240とは僅差で上回っているのだけれど、このくらいは誤差ということで二人を同寸の3位ということにします。

     ルアーは一度しかリリースしていないのでちょっとレアなBeat Ace。これは実は他のネオビーツシリーズとはカップの付く角度が違っているから、動きに特徴がある。ターンが割とやり易く、またただ引きするとロールというより水平方向の動きが強く、まるで連続してターンするようなユニークなアクションをする。彼は直前にももう1本、同じプラグで釣っているから、それが効いたってことかな。その後にもカエルで1本。3本は見事です。

     と言うわけで、はんなりベアー君にも賞品あり。お楽しみに。

     ちなみに見落としは元木の責任ではあるのだけれど、インスタで当日付けて投稿する決まりのハッシュタグ#TJ6025で検索してもはんなりベアー君のは出て来ないんです。困ったもんだ。

     番外編は終了の11時を1時間ほど過ぎて釣れたという田盛君の1本。長い付き合いだから、なんだかそれは田盛君らしいとも思ってしまう。そう言えば、彼は、なかなか釣ることの出来なかったロクマルを最近になってようやく釣ったというのはごく最近の話しです。

     見たところ、3位以内に食い込めたかもしれない魚だから、惜しいよね、本当に。はんなりベアー君と同じく遅れて来た男ではあるものの、明暗を分けたかな。「時すでに遅し」と本人も言う通り残念だけれど、彼の表情からも読み取れるのはそれも含めて楽しんだということ。

     もう一人遅れて来た男はデンさん。今日になって届いたメールには「当日午後から時間が出来たので、一人ジャンボリー」を楽しんだとある。そういう楽しみ方、あるいは応援の仕方もあり。

     こちらは優勝のハッピー師匠の魚。インスタには魚の写真のみだったけれど、やっぱり表情があるっていいですよね。アングラーの気持ちが読み取れるから。

     ここに並べた元木がチョイスした写真も表情があるものばかり。みんないい顔してるわ。

     じゃんけん大会はどうやら子どもたちも毎年楽しみにしているみたい。釣りのイベントじゃお馴染みのじゃんけん大会も、家族連れには新鮮ということ。

     愛犬が参加出来るのは、ここマイアミ浜オートキャンプ場の良さ。子どもたち同様、彼らも会場を和ませるのに一役買うし、コミュニケーションのきっかけにもなる。

     大人も子どもも、そして愛犬さえものびのび楽しむひと時でした。

     そして今年も超忙しいスケジュールを縫って、と言うか、この日のためにスケジュールを空けてくれたT字路sでした。あまりに忙しくて、いつもならもう何度も関西に釣り遠征しているはずのしのちゃんも、今年はまるで来れていないもんね。「天国のような」って表現してくれる彼らのこと、演奏という仕事はあるものの、彼らにとってもジャンボリーは息抜きなのかも。

     同じくマッツことミリメーター松澤氏にとっても恒例となりそうなジャンボリー。偶然かどうか、「まじでここは天国かと思いました」と言わしめたジャンボリーでした。去年はいろんなトラブルに見舞われた彼だったのだけれど、今年はそれに比べたら大過なく過ごせたのは良かった。

     30年ぶりくらいの邂逅は大学のサークルの後輩である野田君。それでもマッツ同様ぶっつけで演ってしまえる音楽のなんと素晴らしいことか。ちょっとドキドキはするんだけれどね、その緊張感も含めて。それが弛緩した時の開放感と言ったらないわけで。

     そんなこんなを一日に詰め込み過ぎの感もなきにしもあらずのジャンボリーだから、来年は前夜祭形式でやろうと画策しているところ。気は早いのだけれど。

     そうそう、ミリメーター松澤が営むミリメーターズミュージックにてトレードで手に入れたGuild D-25をこの日メインで使ったところ、これがとても良かった。サウンドに関してはもちろんのこと、なんだか前から持ってたようにフィットしたから不思議。ミリメーター松澤にこの日聞いて初めて知ったのだけれど、これの指板はなんとあのハカランダ(わからない人、興味ある人は調べてちょうだい)なんだそう。道理でね、音はいいはずだ。

     ちなみに、この日修理から上がって来た、らもさんの形見分けムスタングも実は指板がハカランダだとのこと。なんだか偶然宝物を掘り当てたような気分。

     らもさんと言えば、今年も彼のオリジナル曲であるKYOKOを演りました。


    とどまることも 生きいそぐことも

    疑うことも はりさけることも

    今夜はいい 窓から放り出せ

    あしたの岸に 漂い着くために

    今夜は 眠ろうぜ


    という二番の歌詞の二行目くらいで、練習では大丈夫なのだけれど、本番になるとどうしても涙が込み上げる。去年はなんとか堪えたけれど、今年はほとんど泣いてしまって恥ずかしい思いをした。いい歌詞で、元木はここの部分が最も好きなのだけれど、それでもね、いつもそうなるなんていうのは、らもさんの呪い、もしくは悪戯だとしか思えない。駄目ですよね、涙流して歌詞をとばすなんて言うのは。いやはやお恥ずかしい。

     今日はこのへんで。

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