Tsunami Times

  • マイアミ浜の半月

    撮影 : 20th西山

     20th西山によると「ビートはまだ死んでない」と宣ったらしい男がジャンボリーに持ち込んだ段ボール箱の中身。見たこともないであろうプロトタイプさえひしめくのである。それもそのはず、これの持ち主=クローラー井上は、その昔うちの従業員だったわけだから。

     中央に鎮座ましますSlapphappyらしきプラグと寸詰まりSonic Birdは、案の定元木はその存在さえ忘れていた代物。今見ても愚にもつかないのも当然あるのだけれど、この二つは今ならものになるような気がする。特にSonic Bird Miniは直ぐにでも商品化出来そうなくらい現実味はある。

     ちなみに「ビートはまだ死んでない」とは、おそらくあれだけ隆盛を誇った(と言っても、たかが知れてはいるのだけれど)うちのネオビーツ・シリーズが、半ば忘れ去られそうなくらい最近は影が薄いことを憂えての発言でしょう。どんなものにも盛衰はあり、それはいたしかたないのだけれど、時代は巡るということもあるわけで、おっしゃる通りネオビーツは今静かに復権の時を待っているのである。

     さて、風がビュービュー吹いたあの日の午後のマイアミ浜オートキャンプ場だったのだけれど、夕闇も深くなった頃には嘘みたいに風は止んで、頭の上にはぽっかり月が浮かんでいたりしたみたい。奇跡のような写真を来場の人からいただいたので掲載。

     ご覧のようにKoronamuzik with Antsの上にもT字路s with Antsの上にも、天高く半月が見守るのである。

     ところで当日スタッフに配布したり、希望の来場者には販売したスタッフTをオンラインストアにUPしました。ご覧のように演者もスタッフも赤、赤、赤のオンパレード。T字路sだってご着用のスタッフTをあなたもいかがでしょう。元木の還暦にちなんだ赤ベースなんてリリースするのは一生に一回のことですから、還暦祝いだと思ってぜひどうぞ。

     そして同じく元木の60thとTsunami Luresの25thを記念した今治産マフラータオルも発売です。しっかり25と60の数字が入った、これまたたった一回しかリリースされることのないはずのグッズです。

     そしてそして当然ルアーだって還暦の赤ベース。ジャンボリーで先行発売のカエル ジャンボリーカラーCF-Rです。25th & 60th記念がカエルだっていうのはここに来て必然のような気さえしています。世の中に30個ほどしか存在しないこのカラーリングのカエルを記念にどうぞ。オンラインストアおよび一部のディーラーにて販売中。

     ついでに、と言っては怒られるけれど、同時にトップトウ vol.37も入荷しました。八百板画伯の手になるいつもの表紙は、実は七色ダムがイメージなのだそう。元木にはこれが大又川と本流筋の北山川との合流点に見える。

     ジャンボリーの準備他であたふたしている9月上旬あたりにさっと書いてしまったわりには、なかなか「いい」と自画自賛する元木の駄文も載っています。新居のことにも触れています。そうそう、ジャンボリーに毎年参加してくれるイレクターズ大前氏の文も載っています。他にもマニアックな読みどころ満載の世界に唯一の専門誌をぜひ手に取ってみて下さい。

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