Tsunami Times

  • ゴールデンウィーク周辺のTsunami Lures

     しばらくほったらかしのTimesだけれど、いろいろやってはいるところ。こう見えて忙しい。

     ゴールデンウィークは妻と愛犬を留守番に弟夫婦と息子と実家に帰る。生まれてこのかた登山なんてことはした覚えがないけれど、登山を始めたらしい弟嫁に誘われるまま剣山にも登頂したり。もちろん登山したことないわけだから、生まれ故郷のこの名山にも六十にして初めて。リフトで上がってそこからのライトトレックにもかかわらず、これが結構きつかった。言い出しっぺの弟嫁が一番しんどそうだったのはご愛嬌。

     しかし、山にも登ってみるもので、思った以上に景色は感動的で、清々しい気持ちにもなれた。体調が万全というわけではなかったのだけれど登ってみてよかった。

     翌日以降は恒例の実家の庭の草刈りとお墓参り。田舎にいる間は登山が功を奏したのか体調が戻ったかに思えたものの、大阪に戻るとしっかり再び原因不明の体調急下降。1日寝て過ごす。好不調の波は以前からありはするが、上下動が激しくなったような気がする昨今です。

     その間もジョニー吉井によってWhippinho JLは進んでいて、体調にかこつけてのほほんとしているわけにはいかず、そろそろ予約をとり始めねばと思っているところ。そう、いよいよこれが上がります。一体いつからトライ&エラーに放置を繰り返していたことか。こうして長い間かかるやつっていうのもあるにはあるけれど、これは特段長〜くかかってしまった。

     ブランクが上がるまでも時間がかかったのだけれど、今回はSonicmasterのサイドカップをうちで塗ったことも手伝って、それに俺が入院するハプニングなんかも挟んだりして、ブランクが入荷してからもかなりの時間を食ったということもある。ま、しかし、良いものが出来たと思います。乞うご期待。

     そうそう、魚矢別注のアマガエルとSweepy J DP、Less is Moreとのコラボも今回は自社工房で塗ったっていうのもWhippinho JLが長くかかった理由のひとつ。あまりに作業が重なったので、いつものようにテンプレートを作ったり、サンプルを塗ったり以外にリグ組んだりだとか、それからSonicmaster組んだりだとかもこの頃の俺の仕事。実は義母とかママ友パートも動員したりして、もともとそうではあるのだけれどいっそう家内制手工業状態だったこのところのTsunami Luresでした。

     そのおかげで昨日、アマガエルとSweepy J DPは魚矢さんに向けて出荷済み。もうしばらくで店頭に届けられるはずです。これらはオンラインストア用にも少しだけ作ったので、それもまた来週か再来週にはUPしようと思っています。

     ただし、Less is Moreとのコラボ分はもう少し時間がかかりそう。少々お待ちを。

     それからちょっと遅くなってはいるものの、Plugger’s Carrying BoxのLot No.4となるNew Colorも進んでいます。これは来月あたりから予約を開始して、7月末から8月の間にはリリース出来るかな。蓋のクリアは、経年で黄変したようで、あるいは昔のタッパウェアっぽくもある。下側は例えば海外のパーツケースのような日本にはない雰囲気の青みがかったグリーン。いずれもありそうでなかった色合い&組み合わせではなかろうかと思っています。お楽しみに。

     週末残業中の事務所でかかったのはメイビス・ステイプルズと今は亡きリボン・ヘルムのラストワルツコンビによるアルバム。リボンにとっては生前最後の録音となったよう。後年の彼はなんだか往年の輝きを取り戻すかのようなエモーションを放っていたけれど、このアルバムもしかり。ザ・ウェイトなんて抜群です。

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