Tsunami Times

  • 仙台茂庭〜北比良

     週末、プラレールでしか見たことのない新幹線に心躍らせつつ、向かった先は仙台でした。NATAL DESIGN主催のFISHING ADVENTURE IS OUT THEREに参加するのがその目的。

     アパレルブランドの主催だけあって、会場は仙台駅からバスで30分ほどの、NATAL DESIGNはもちろん、A&FやFILSON、パタゴニア・・・なんかのアウトドアブランドを扱う大きなお店の敷地内。都市と自然が近接し交錯する仙台駅からの道中には、土地柄の魅力を肌で感じつつ。

     ちなみに、仙台駅ではバス停を探してうろうろする最中に、「ここでお洒落な人を探して、写真を撮らせてもらっているんですけど・・・」なんていうカメラマンの頼みに丁重に断りを入れる。人生で初めての経験だったんですけどね。

     金曜と土曜の晩の宿は、お店のオーナーの別荘で。別荘然とした瀟洒な建物には広いデッキがあり、そこに温泉とサウナがある仕様は、うちなんかのチープシックとは比べようもなく、参加者の多くが詰め掛けてしまって人口密度が高過ぎるということもありはしたものの、それだけににぎやかで楽しく、そして豪華な夜を過ごさせていただく。雑魚寝の皆さんを尻目に、年寄りのアドバンテージでベッドもあてがっていただいたし。

     参加のアウトドアおよびフィッシングブランドの面々は、だいたいは俺より一世代もニ世代も若く、なんだかその勢いには圧倒されっぱなしってところもなきにしもあらず。トップウォーターで括られてしまうのはENo. Productsの榎本君と俺だけで、ルアーを作ってるブランドに至ってはうちだけだったこともあって、なかなか新鮮で刺激ももらった二日間だった。八割型初めましての彼らとの交流は、今後の俺の肥やしともなるはず。

     中でも、中禅寺湖でレイクトラウトをタイニークラッシュで釣ることで話題となったショウタ君と、あの杉坂さんをお父さんに持つ杉坂ブラザーズのお兄ちゃんの方のユウタロウ君は、キャラクターが際立っていて印象的だった。彼らを始め、NATAL DESIGNの元に集まる人たちからは、新しい気概の予感がある。少なくともそういう意志を感じる。これが新種のムーブメントとなって、シーンが出来上がるのなら、それはとてもいいことだと思う。異端のTsunami Luresもそのシーンをいくばくかでも担えるのなら幸せかも。

     トークショーもあって、こちらは旧知の方々がお相手。初日はENo. Productsと竜也と、二日目はGoPhishと一緒に。この模様は近日中にNATAL DESIGN EXPERIENCEというYouTubeチャンネルで公開予定なのでぜひどうぞ。

     帰ってみてバッグを開けると中から出て来たのはいただいたコーヒーがいくつかと、コーヒーハウス・シェーカーの黒澤氏から買った豆一袋。この他にも石巻在住のうちの古参ファンであるヤマのお土産のコーヒーも。アングラーって総じてコーヒー好きなんである。

     そうそう、黒澤氏は、なんとあの高橋幸宏氏と釣り友達だったのだとか。もうちょっと詳しく話を聞きたかったなあ。

     このイベントに合わせて急遽チューンしたSwing Momongaは、実はわずかながら残っています。近日中にオンラインストアにて販売予定。

     昨日は朝だけ近所にユタ君と釣りに出かけたんだけれど、こいつで2本目の50upを釣る。この魚の前にはこれより一回り大きな魚をそのSwing Momongaでかけているのだけれど、それはドラグが少し緩んでいたという凡ミスによりあえなくバラす。それにしても、なかなか優秀なSwing Momongaなのだ。

     ピッチが細かく早いっていうのがこれの特徴。アピールはもちろん、その暴れないアクションが魚を乗せやすいということもあるような気がしているところ。昨日の一発目はアフター特有のついばむようなバイトだったし。

     それはそうと、近日リリースはSonic Bird Miniなんである。オリジナルサイズより10mmだけ短いのが、ミニのサイズではあるのだけれど、そのわずか10mmがこのプラグを特徴づけているということが使えばわかる。

     おそらくはオリジナルのフロント部分をカットして作った、たぶん俺自身が手がけたプロトタイプを、去年のジャンボリーで元従業員=Clawler イノウエの展示ブースで発見したのがリリースのそもそものきっかけ。イージーといえばイージーなアイデアなのだけれど、そいつを見た瞬間にビビっと耳の奥で鳴った気がするほどに俺の中の何かが反応した。リリースしない手はない。

     これでもかってほどシンプル極まりないダーターポッパーなのだけれど、それだけにオプションとしてサイズバリエーションがあってもいい。使い勝手だけで言うと、ミニの方が優れているとも思っている。

     他にもそろそろ出番のショーツが2種類、オープンカラーのシャツが1種類、予約開始予定です。

     まずはナイロン素材のバギーショーツ。以前にもナイロン素材のショーツをリリースして(わずかに在庫あり)いるのだけれど、今回リリースするのは大好評のナイロン・イージー・パンツと同素材。撥水性のある素材は、インナーはないものの、サイド&ヒップポケットの内側にメッシュ生地を採用し水抜き仕様になっていたりして、水際でも、そしてちょっとした水遊びにも対応します。

     また、シルエットはバギーというだけあって、動きを妨げないゆとりのワイド仕様。バギーに抵抗のある人もその絶妙なシルエットによって難なくコーディネートに取り入れられるはず。クラシカルな大人のスタイルにも。

     TNML Fish スモールパッチヴァージョンと、TNML & Co.のプリントヴァージョン、各6色とバリエーション豊富です。

     スウェット・ショーツはオーソドックスでありながら、全体的に少し大きめのサイズ感。と言っても、ビッグシルエットと言うほどでもなく、ちょうどよいというところがポイント。こちらも何にでも合わせやすいと思います。

     例のFishaholicのチェーンステッチがワンポイント。さりげなく釣りバカを主張するべし。

     そしてちょいちょいリリースしては好評のT/C素材のオープンカラーのワークシャツ。先日ロングスリーブが入荷したのに続いて、半袖の予約が始まります。

     先日入荷のロングスリーブはチェーンステッチで前後に刺繍を入れていたのだけれど、今回の半袖はソックスで好評だったTNMLジャンピングバスのワンポイントをフロントポケット上に。モカベージュとブラック、そしてネイビーの3色。

     このシャツはオープンカラー好きの元木も気に入って度々着ています。少しハード目な着心地ではあるけれど、そこはそれタフであることが条件のワークシャツなので、ハードな場面にも気張ることなく着れて、フィールドでも活用出来るタフさに自ずと着用回数が増すのです。T/C素材なので、耐久性と風合いはもちろん、アイロンいらずのイージーケアにも重宝します。ヴィンテージアイテムに則った縫製や、襟後ろのロッカーループやペン差し付きパッチポケット、裾のスリット、オープンカラーならではの襟部分のボタンループなどの仕様が嬉しいところ。

     こちらはオンラインストア限定、枚数限定なのでご注意を。

     ところで、自分の写真がこの頃どうもふっくらして見える。なんだかパンツのウエストも圧迫感が増したような気がして、昨夜久しぶりに体重計に乗ってみる。するとどうだろう、去年あたりの最軽量の値と比べると、5〜6kgは増しているではないか。引っ越すまでのストレスから解放されたからか、それとも単なる食い過ぎか、いずれにしろこりゃちょっとまずい。片道3kmほどの息子の通学に朝は付き合ったりして、運動はしているつもりなんだけれどね。少し引き締めますか。

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