User's Gallery

  • 三ヶ月ぶり?!

    23/06/19 ミリメーター松澤 / Slapphappy Beaver

    6月、梅雨の相模湖に行ってまいりました。

    昨年までは亀山ダムに長らく通っていましたが、1月に篠田さんが相模湖で釣るという快挙の影響もあり、
    今年は目先を変えて相模湖を攻略してみようということになったのでした。
    そのため今シーズンは3月に亀山で初バスを釣った以降はほとんど毎週相模湖に通っていたのですが、しかし延々ノーフィッシュ…
    たまにバイトもあるのですが、やっと魚が掛かってもバレてしまうのでした。
    そればかりか5月には篠田さんがヴァイブロトーンで掛けた大物を自分のランディングが甘くボート際で逃がしてしまうという申し訳ない悲劇などもあり、
    最初からわかってはいましたがなかなかにままならない相模湖チャレンジを続けていたのです。
    そんな中先週は篠田さんがホイッピーニョJLで見事にバスを釣り、そして今回は自分のランディングも成功して少しツキが変わってきたかなということ
    で、昨日は多少の期待をしつつ釣りを開始しました。

    朝4時過ぎに現地に到着し車中から薄暗い湖面を眺めると、台風により漂着していた大量の浮きゴミは少なくなり、そして激しく濁りの入っていた水の色もある程度は回復している
    ことがわかりました。
    前回までは我々にとっては未知の相模湖上流域にを開拓するという主旨によりそこに絞っての釣りをしていましたが、今回はこの水色を見て久しぶりに下流で釣りをしてみようという気になり、
    以前行っていたボート屋さんから舟を出すとしました。
    ボート屋さんによるとトップでもぼちぼち釣れているとの情報、桟橋ではオールレンジの方々のロッドにもトップのルアーがセットされており、自分は釣れていなくても
    世の中はすでにそういうシーズンとなったことを実感するのでした。

    桟橋を出てまずは最初のポイント、東京オリンピック時に建設されたボート競技の施設が遺跡となって残る小さな島回りを攻めるとしました。
    リールは購入したばかりの左用ソニックマスター、ルアーはゴールドのコキリン、これを左手で投げてみました。
    一投目、だいぶ山なりの軌道ではありましたがそれなりに岸近くにルアーを落とすことができました。
    2投目、今度はさらに山なりのキャストとなってしまい岸から2メートルくらいの水面にルアーが着水、左投げはやはりむつかしいな~と思いながら
    おぼつかない左手でハンドルを巻くと、すでになんと、コキリンには魚がかかり遠くで暴れているではありませんか。
    慣れない右手で竿を持ち左巻きでファイト、しかし、何となく感触に違和感あり。
    これは左に慣れていないからかなと思いつつおぼつかない感じでリールを巻き、これでやっとノーフィッシュから脱することができるという感慨とともに魚を
    一気に抜き上げました。
    水面からボートに抜き上げる際に現れた魚体はやけにスマートでいつになくクネクネした動き..見れば、久々に釣り上げたのはブラックバスではなく30cmくらいのハヤ、
    バイトの感じや暴れ方への違和感の原因はこれであったのでした。
    その細い魚体の小さな口にはダブルフックががっちりとかかっており、よくぞその口で大きなルアーにアタックしたものよ、これが魚であっても絶対に口に入らないだろうにと、
    その激しい捕食行動に感心したのでした。
    これにて新しいソニックマスターのファーストフィッシュは外道となりましたが、しかし外道でも魚は魚、これを吉兆として受け止めることに決め、魚をリリースして釣りを再開しました。

    次のポイントは相模湖では有名なワンド、ここの最奥は夏になると特に魚影が濃くなり、過去には幾度かバスを釣り上げています。
    このワンドはかなり広いため最奥に達するには途中にいかにもなポイントが点在していおりどうしてもルアーを投げたくなりますが、それをやってしまうと目的地は人気のポイント
    につきほぼ必ず先行者の方が入っているのです。
    そこで、ルアーを投げたくなるのを我慢しながら一気にボートを進めました。

    現地に到着するとありがたいことに先行者の姿はなく、珍しく静かな感じです。
    ここに入るのは約1年ぶりということで懐かしく周囲を見渡せば、しかし、視界に入る風景が以前と何だか少し異なっていることに気づきました。
    そこでよくよく見ると、何と、以前にオルカフェで数匹を釣ったという実績のある葦でできた小さな島が消滅しているではありませんか。
    この日イメージしていたのはまさにそこであり、移動中竿先にはすでにオルカフェをセットしていたのです。
    頼りにしていたポイントの突然の消滅に、まるで昔仲良くしていた友達の家が空き地となっていた時のような衝撃と失意を覚えつつ、
    しかしすべては変わりゆくものなのだと自分に言い聞かせ、何とか気を取り直して釣りを再開しました。

    消失した葦の島の横には以前にバイトはあったが釣ったことはない葦の生えた消波ブロックがあるため、その葦の際になるべく丁寧にルアーを落としていきました。
    しかしその周辺には以前にはなかったロープが2重に張られており、ダブルフックであっても非常にやりづらい状況となっています。
    そこで消波ブロックの横にある小さな岩盤に目を移すと、岸から50cmくらいの水面に何となく生き物の気配を感じました。
    すかさず以前に作っていただいたカラベラの赤いビーバーをキャストするとルアーは良い感じに岩盤際に着水、しばしのポーズ、ごく軽く首を振らせた後にリールを巻くとその約5秒後くらいに音もなく水中にルアーが消しこまれました。
    釣れると思っていないのと長らく釣れていないことから一瞬何が起こったのかがわからず、反射的にリールを巻くと久しぶりの感触が手に伝わり魚が掛かったことがわかりました。
    前回、前々回と魚に潜られた後にバラシているため慎重にやりとりをしましたが、この魚は明らかにサイズが小さくポイントも浅いため潜ることもなく、割とすんなりランディングすることができました。

    釣れたのは約27cmの元気なヤングブラックバスでした。
    小さな魚でしたが久々に釣り上げたその姿は自分の目には神々しく映り、魚と湖に感謝の気持ちで一杯となりました。
    急いで撮影し魚をリリース、長かったノーフィッシュの日々から脱した感慨にしばし耽ったのでした。

    その後もチェイスはかなりありこんなに反応があるのははじめてのことでしたが、ことごとく見切られてしまい相模湖の手強さを改めて思い知りました。
    この日の湖にはそこかしこに稚魚を含めた大量のベイトフィッシュが群れており、それを追跡して高速で回遊する大きなブラックバスの大群も目撃し興奮しました。
    今回釣れたのはバス一匹+外道でしたが、季節の進行と生命の躍動みたいなものを強く感じ、また新しいソニックマスターで魚を釣ることもでき有意義な釣行でした。

    次回はまた相模湖上流に戻って篠田さんと釣りを行う予定、釣れましたらご報告させていただきます。
    例によりまして長々と、失礼いたしました。
    ありがとうございました。

    「三ヶ月ぶり?!」への1件のフィードバック

    1. Masami Motoki より:

      三ヶ月ぶりのミリメーター劇場です。素晴らしい。それにしても赤いカラベラビーバーがいいなあ、と改めて自画自賛。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA


一覧へ戻る