Tsunami Times

  • Tsunami Jamboree !

     どこまでもタイトなスティーリー・ダンを聴きながら。ウォルター・ベッカーが亡くなってからのドナルド・フェイゲンのユニットとしての近年のライブアルバム。ライブだとは思えない、と言ってしまうのは、彼らにとっては表現としてふさわしくないのかもしれない。だってそのクオリティこそがスティーリー・ダンなのだから。

     スティーリー・ダンと言うとガウチョ。元木が最も好きなアルバムである。アルバムタイトルをうちのルアーの名前にいただいてしまったほど。高校生の頃だったか、これをFMでエアチェックして軽いショックを受けたのを覚えている。それまで聴いてきた音楽とは明らかに異質で大人びていて、なんだか田舎の少年には手の届きそうにないセンスに溢れていた。

     このライブが鳴ったらそれが聴きたくなって、プレイリストに挟む。1980年の作なのにね、色褪せない。ミラクルな70年代とどんどん色褪せがちな80年代の狭間で一際異彩を放っているのだ、このアルバムは。

     そうそう、先週20th西山君と琵琶湖に行った(そこそこ長いお付き合いですが、釣りに一緒に行くのはこれが初めてでした)際にはそのガウチョというルアーの話になった。「次に注目しようと思ってんのはガウチョなんですよね」と彼は言う。つくづくマニアックな男である。だって、このプラグ、CoKirin(リファインモデル、只今ご予約受付中!)を凌ぐ不人気を誇るルアーですから。

     いや、しかし、「これが西山君の発掘で釣果を稼ぎ始めたら再リリースは考えるよ、もちろん」と言っておいた。実際かつてのメキシコでは多用したもの。結構釣れたんです。いつの間にか俺にさえ忘れられてしまいつつあるんだけれど、頭の片隅に実はしまい込まれていて何かの拍子に引き出しがあくんですよね、たぶん。

     西山君との釣行の前日はこれまた琵琶湖はマイアミ浜オートキャンプ場へと目前に迫るTsunami Jamboreeの打ち合わせに神岡と。

     Tsunami Jamboreeは写真の琵琶湖畔にある広大な敷地を休日にほぼ借り切って行われる、キャンプとフィッシングとミュージックの贅沢で欲張りなイベントです。ほとんど普通に開催されるのは3年ぶりとなることもあり、Tsunami Luresファンならずともぜひお越しいただきたいところ。

     古キャンプ道具からルアーまで古き良きアメリカ魂炸裂のイレクターズ、アクセサリーブランドでありながら瀟洒極まりないグリップを手がけ、うちのLittle RockなんかもOEM製作するイーナンバープロダクツ、うちの従業員出身であり、スイミングコーチの傍ら現在はとある釣り専門学校の講師をも務める井上が主宰するクローラー、うちのプラグのペイントをほぼ一手に引き受ける吉井の自己ブランドジョニーエースの展示販売あり。ジーニョのフード&ドリンク、豆ちよのコーヒー(未定)もあります。もちろんTsunami Luresもイベントスペシャルのプラグおよびグッズを展示販売します。

     午前中はオンライン釣り大会。そして午後は展示販売にトークショー(未定)、夕まずめには元木自身のバンド、それからえっちゃん、コロナミュージック、そしてスペシャルシークレットゲストのライブもあって、盛り沢山です。きっと終始リラックスした贅沢な時間をお過ごしいただけることと思います。

     ただし、場内に車を乗り入れるデイキャンプおよびキャンプでのご参加はお申し込みが必要。ジャンボリーのページにフォームがありますのでそこからどうぞ。キャンプ場外の駐車場に停める場合は申し込み不要ですが、会場にて駐車料金千円(税込)をお支払いいただきます。キャンプ代金および駐車料金は広大な敷地を快くお貸しいただける採算度外視のマイアミ浜オートキャンプ場に少しでもお金を落として帰りたいので、どうかご協力を。

     午前中のオンライントーナメントの参加もお待ちしています。誰でもどこからでもうちのルアーをお持ちであればインスタを通して参加が可能です。当日早朝Tsunami Luresのインスタで発表されるハッシュタグを付けて投稿するだけ。豪華賞品あり!

     詳細はジャンボリーのページをご覧あれ。

     昨日は淀川の河川敷でそのジャンボリーに備えて新幕を試し張り。WAQのAlpha T/C SOLO DXはソロ〜デュオ用のコスパ抜群のティピテント。二股ポールも跳ね上げ用のポールもインナーも標準で装備。この値段でここまで揃っていると、かえってクオリティが心配にもなるのだけれど必要十分以上です。素材がT/Cってところはもちろん、ソロ+αの広さがいい。

     これ、実は元木のソロ用と息子とのデュオ用。うちが所有しているOgawaのミネルバはもちろんテンマクデザインのPEPOだとソロにもデュオにも設営の手間がかかり過ぎるし、大きさを持て余すので、考えた結果のチョイス。当たり前ですがどちらに比べても段違いに設営が簡単。

     今回はうちの弟夫婦も参戦予定ということもあり、テンマクデザインのPEPOとAlpha T/C SOLO DXの併用で臨みます。これらテントに興味がある方はご覧いただけます。

     例のカスタムカーミットチェアも持ち込むので興味のある方はどうぞご覧あれ。

     ところで只今ご予約受付中のCoKirinですが、HEADZ別注は早々に売り切れとインスタに書いたらば、HEADZから書き込みがあり、2個残っているのだそう。気になっていたあなたはお早めに。

     オンラインストア限定のRelic TSBは早々にSold Out(前回より多めに作ったんだけれど)でしたが、レギュラーカラーはまだおそらくは大丈夫。ふるってご予約下さい。カラーによって万が一抽選になった際はご容赦を。

一覧へ戻る