Tsunami Times

  • Tobacco

     TobaccoのPVをUP!毎度簡潔な動画だけれど、プラグがよくアクションしているのはわかってもらえると思います。あとは使い手のアレンジ次第。例えばネチネチターンだって可能だということは懸命なユーザーならおわかりいただけるはず。

     それにしても、この頃はここまでシンプルなプラグってそうはないということもあるし、セールス的には不安なところもなきにしもあらずなのだけれど、その辺半ば気にせずいくしかない、っていうのが正直なところ。ブランドの21年目を迎えて、そういうプラグもどしどし世に問うていくつもり。

     最近、Tobaccoのリリースが近いということを意識してくれてのことだと思うけど、ハンドレッドJr.が2ndのFire Red Tobaccoで2本ほど釣ってくれた。2ndは古いものなので、おそらくはお父さんのハンドレッド大森から受け継いだものだと思う。それで魚を釣るなんて、これって本当に素敵だ。そうした歴史が刻まれるのなら、日本のブラックバスの釣りも文化になるはず。

    Sweephonic Cigarにくじらフェ、Slapphappy Shad

     ところでそのハンドレッド親子もやって来る、Tsunami Jamboreeはいよいよ今週末。不甲斐ないことにここに来てなんと風邪をひいてしまっている元木ではある。なんとか治さないと。

     画像はジャンボリーでお目見えさせるべく製作しているプラグ。トノサマガエルとは違ってハンドカービングではないものの、筆でハンドペイントしているという点ではこれももちろんレア極まりない代物と言っていい。

    Mighty Arrow & Eddy Grande

     案の定思ったより時間がかかってしまって10本ほどしか作れなかった。なにしろ筆を取るまでにも心の準備ってものが必要で、片手間にちょちょっと出来るものでもなく、案外その辺りにも時間を要してしまうし。しかもいざ描き始めると終わりが見えなくなる。そのあたりの見極めも難しい。描くこと自体はうまく筆が運びさえすれば楽しくもあるのだけれど。

     それにしてもプラグってなんだ?なんて根源論にまでも発展してしまいそうな、とにもかくにもなかなかの問題作ではないかと思う。ぜひジャンボリーに見に来てやってちょうだい。

    Neil Young / Tonight’s The Night

     問題作と言うと、今日かかっていたTonight’s The Night。ニール・ヤングのそのアルバムは、クレイジーホースという彼のバックバンド(というにはあまりに偉大)のギタリスト=ダニー・ホイットンの死を悼んで発表されたものである。歌も演奏も言わばボロボロであるにもかかわらず、それが異常に生々しくて胸を打つなんていうのは、ニール師匠の真骨頂ではないかと思う。まさにロック。

     ま、しかし、心を打つってことは凄いことですよね。そのニール・ヤングの曲にOnly Love Can Break Your Heart(愛のみがあなたの心を打つ)という曲があるように、まさにそれはそういうことで、そこにこめられた愛を、あるいは魂を共有出来るということなんだから。それは人のみが持つ超能力と言ってもいいようなもんだ。

     だから魂を込めるというような、そうしたクリエイティビティはあながち間違いではないという気がする。そうであるならば、と言うのは、ちょっと違う気もするけど、ひょっとしたら祈りというものは決して届かないものでもないのかもしれない、とか、ふと思った。

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