Tsunami Times

  • Shape & Shake

     ほとんど1日木を削って過ごす。木工のほとんどを外注に頼る俺の場合、そういうことって珍しいのだけれど、たまにはそういうこともある。しかしやるべき数の1/3も終わらなかった。てことはたっぷり3日はかかる計算。時には無理も言って困らせてしまう外注先の苦労が知れるというもの。

     外注先と言えば、今日はあるパーツをお願いしてた業者さんに再度お願いしたらどういうわけか丁重に断られてしまった。意表を突かれてちょっと動揺する。そして途方に暮れる。こりゃ困った。どうしたものか・・・。

     そんなこんなや工房での作業の合間に事務所ではアラバマシェイクスがかかる。やっぱりいいね。というわけでもう一枚も聴く。グラミー賞だって獲るはずだ。それにしてもこういうバンドが獲るのなら、グラミー賞もまだまだ捨てたもんじゃない。それとは一切関係ないけれど、捨てる神あれば拾う神ありで、パーツだってなんとかなるさとお陰で気を取り直す。

     ところでReel Shellの反響が結構あってこちらは嬉しい驚き。これが製作出来てしまうのは、ふとしたところから拾い物の縫製屋さんとの出会いの賜物なのだ。1/25までご予約受け付けています。ほぼ受注生産。

     マニアックなあの人からは数日前に初バスの便り。Sonic Birdだとは渋い。表情も渋い。去年もSonic Birdだったのだそうで、彼がこれを武器にしていることは明白だ。持ってないなんて人はぜひどうぞ。

    マニア谷口はSukiyaki 56L, Fishbone, Sonicmaster MM-4600 1st [Blacky]をご愛用。「数年前からほぼこれ」なのだそう。

     今年からPhoto Grand Prixはタックルデータも送ってもらおうと思っているので、彼にも返信でそう伝えたら追加で送られて来た数枚の写真のうちの一枚が上のもの。マニア谷口の愛用ロッドはてっきりYabusameだと思い込んでしまっていたのだけれど、Sukiyaki56Lだった。聞いてみるもんですね。

     彼も愛用していることでわかる通り、Sukiyaki56Lはかなりいいロッドです。軽くてよく飛ぶし、マルチに使える。これの発展系とも言えるのが今度リリースのSukiyaki56M。ま、このLとかMという表記には綾がある。Lに比べてMならば重いルアーを背負えて硬いというのが通念であり、確かにそうなのだけれど、この56Mの場合は56Lの発展系というのが今のところしっくりくる。本当のところは。うまく言えないけれど。

     それにしてもこのSonicmaster MM-4600 1stのBlackyはいい塩梅の仕上がりだ。エッジの塗装の剥げ具合なんて、クラプトンのブラッキーをも彷彿とさせてしうまう。愛用の度合いもわかろうというもの。なんだかものすごくいいです。

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