Tsunami Times
Ribot からMehldau
先日来ソニック・リボウのことを書いていたらメルドウにたどり着くという不思議。
知人の薦めでジョー・ヘンリーのScarを聴く。これはつまりはマーク・リボウが先日書いたBright Mississippi / Allen Toussaintに参加していることから端を発し、そのアルバムのプロデュースがジョー・ヘンリーで・・・というところからこれに至る。
他のジョー・ヘンリーもつまみ聴いたのだけれど、このScarは間違いなく出色である。その知人の皮腹氏曰く固茹で卵(ハードボイルドということらしい)にも納得。ここにも実はマーク・リボウが参加している。そしてピアノはブラッド・メルドウ、ベースにミシェル・ンデゲオチェロだとか。それにオーネット・コールマン!
このメンツ中、名前だけは知っているものの、これまで聴くことのなかった人が一人、それがブラッド・メルドウ。というわけで、Apple Musicの手軽さにすがって、遅きに失した感はあるにせよ、とにかく遂に聴いてみることにした。おそらくここに手が伸びなかったのは、CDを買っていた時代に候補には登るものの買うには至らなかったからで、そういう意味で言うと、今風のダウンロードあるいはストリーミングってある種自由ではある。
少し聴いたくらいで彼について語る資格もないけれど、それにしても、まあ、なんと、予想に違わず素晴らしいと言っていいかと思う。大げさに言うと、ビル・エヴァンズを初めて意識して聴いた時にも似た驚き。
そんなわけで、Ribot からMehldauと相成った。
ソニック・リボウは細身で扱い易いペンシルポッパー。そう言えば、これを作った当初、この細身ということを意識したことを思い出す。それまでのTsunami Luresのペンシルベイトやポッパーと比べても、これがスリムであることがおわかりいただけるはずだ。
それはノリの良さにも貢献するし、何よりそのアクション、それからスプラッシュの具合に強く影響を及ぼす。その細身のシェイプによって生まれるペンシルライクなアクションに加え、ベイトフィッシュがピチョンっとライズしたくらいのスプラッシュがこいつのチャームポイントなのだ。
ソニック・リボウは只今ご予約受付中。
お待たせのALL NAVY WORKERSは入荷!ご予約の皆さんには順次出荷させていただきます。もう少々お待ちを。
しかし、やっぱり、このチェーンステッチっていうのはいいなあ。それにプルオーバーパーカとロンTの今回のクラックプリントはほとんど完璧です。
アイテムおよびサイズによっては在庫もあります。
20/03/02