Tsunami Times
Release !
亥-InoshishiとModerno 53HJ
決して暇ではないし、昨日なんかは風邪ひいて熱もあったから仕事にあてる時間を短縮せざるを得なかったりで、余計に時間はないというのに、どういう流れか、前から気になっていた菊地成孔氏のセミナーのようなものをYou Tubeで何本か見るなんていう奇行に走る。こうして有意義なのか無意味なのかわからない時間を過ごしてしまうのは、これをして逃避というのかもしれない。
DVD「Leyenda en Vamonos」は最終の作業が佳境。BGMとアートワークが担当の俺の場合、この部分への時間の掛け方には深く関わっていて、どうやらただでさえ遅くなっているリリースが当初よりさらに遅れそうなのは、俺のせいということもある。というわけでちょっぴり遅れています。
さて、亥-InoshishiとModerno 53HJは本日リリース!今頃は店頭であなたのお越しを今か今かと待っているところ。ご予約の方はお待たせ!
亥-InoshishiはWH-RとFRがメーカー在庫切れ、そのほかのカラーは少しづつ在庫があります。
Moderno 53HJは在庫あります。ご希望の方はディーラーにてご注文下さい。もしくは津波ルアーズ オンラインストアでも購入可。
ロッドとかリールとかグリップとかのタックルの類っていうのは、うちのような弱小インディーズメーカーの場合、そうそう手をつけることが出来ないアイテムで、大量に作るということは出来ない。そんなわけで在庫はしたいけれどそうはいかないのが現状で、それでも頑張って置いておくことにはしてますが、限定数というのが常なので、欲しいと思ったら早めに買っておくことをお勧めします。
トップウォーターを専門に在庫するお店も同じく、量販店とは違って大量在庫の体力はなく、逆に在庫を置いてもらってるお店というのは(タックルだけでなくルアーも同じことだけど)本当に頑張ってくれているお店なので、そこのところよろしくと俺は言いたいのです。
島からの贈り物
ところでハワイからの便り。
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ビンビはピーコックとの相性がいいです。 へドンパルのロッドとリール(ダイレクト)で釣ったので楽しかったですよ。
ガイドでお客さんが一人のときは後ろで投げてます。前でソフトプラスティック投げてるお客さんとおなじぐらい出てます。
20年おなじ湖で毎日のようにガイドしてきましたが、最近、いままで感じたことないぐらいガイドも釣りもとても楽しいですね。
釣れたらまた写真送りますfrom 千野ちゃん
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ハワイのガイドで最近はTシャツなんかのアパレルブランド=WIMINIも展開する千野ちゃんからの久しぶりの便りは、なんとうちのルアーでの釣果だった。俺は実は最初に会って以来、なんだか彼のことが一方的に好きで、いつか一緒に何かしらの仕事をしたいなんて思っていたりするのは余談。彼がガイドであるということもあって、最近はハワイと日本を行き来するうちのユーザーでもある大坪君を通じて、ことあるごとに彼にルアーをプレゼントするのだけれど、そのプレゼントでの釣果がこれ。
アパレルの仕事が忙しくてガイドを他人に任せることもあると聞いていたそんな彼が「今までにないほど釣りとガイドが楽しい」なんて言うことが、俺には妙に嬉しいのでした。
そしてこれは西表島でガイドを営むヨーイチ(ワンオーシャン)が、関西での用事ついでに持って来た津波ルアーズ20周年の贈り物。コーチJKのグラフィックをそのままジャックダニエルのボトルに彫ってあるという代物。
やつはやつで10歳も下の友達というのもなんか違うし、弟というには血が繋がっているわけではないし、腐れ縁というのとも違うし、俺にとってはヨーイチはヨーイチでしかない、もう20年以上も前からの俺とは不思議な関係の男である。やつはどう思っているか知らないが。
そんな男の贈り物は、下戸の俺にジャックダニエルってどうやねん?とは思うし、この大きさじゃ20の文字の中のルアーなんて見えへんやんけとは思うけれど、ま、思いつきとしては悪くない。逆に意表を突いていないでもないし、やつがかの島で流れるゆったりとした時間の中でそんなことを考えていたことがちょっぴり嬉しくはある。新年会でジーニョに持ってって空にするかな。
それにしても、このところ俺の稼ぎが悪くてろくに行けていない、俺が愛してやまない西表だけれど、どうにかして近いうちに行きたいと切実に思う。子どもが出来たら、一番に旅行に連れて行きたかったのは西表なんだから。
コーチJK とスウェットパーカ
ジャックダニエルのそのグラフィックの20thコーチJKと20thスウェットパーカはしつこいようですが、ただいま絶賛ご予約受付中。参考までにうちの事務所に来たMサイズ(サンプルはMサイズなので)が入りそうな俺を含む男どもに着せてみた。サイズで悩む人の参考になればいいですが・・・。
ポリリズム
菊地成孔氏のセミナーはポリリズムについて。わかっているようでわかっていないこの概念を噛み砕いて解説してもらえるのはありがたいし、面白いので興味深く思わず見てしまった。いつか同じくYou Tubeで見たYMOの「グルーブのないリズムの追求」みたいで。
その菊地氏がセミナーの中で鳴らしていたのがこのThe Lijadu Sisters。あのトムトムクラブの曲の元ネタでもあるという。アフロミュージックにはポリリズムが溢れているという好例(?!)。
彼の講義を聞いて、今後は聴きたくもない音楽をどうしても聴かないといけない時には、3拍子と4拍子の間を行ったり来たりする練習をしようかなって、本気で思ったけれど、さてそんな練習なんてこと俺が出来るのかどうか。
18/12/13