Tsunami Times

  • Love Fishing, Music & Peace !

     暦の上では春らしいけれど、気象学的にはぎりぎり冬の間に再度七色ダムを訪れることが出来た。早朝、往路の峠道にあったマイナス4度の温度表示がまずはそれを実感させる。

     これまでも12月のこのレザボアは拝んでいたけれども、今シーズンはぜひ1月もしくは2月のその表情を見てみたかった。願わくばブラックバスのそれも。そしてそれを撮影するというのが去年以来、当面の目論みとなっていた。

     愛車240で大阪側から冬のあの峠を越えるのも一つの障害ではあったものの、それに関してはこの冬にようやく手に入れたスタッドレスが味方になってくれた。ブラックバスのことはこの際、YouTubeに動画を上げるまで伏せておくけれども、ひとまずはかのレザボアを冬に訪れるという企ては達成したということ。

     冬の釣りが苦手な元木は、ガイドがあんな風に凍ってしまう体験も実を言うと記憶にない。少しくらいはあったとは思うのだけれど、それもうろおぼえ。とにかくキャスト不能なほどガイドが凍ったのは見たことがない。

     それでも寒さに関して言うと、それほどでもなかったというのが強がりでもなんでもなく正直な感想ではある。上下バウアーダウンを纏っている今回とは装備を比べるべくもないのだけれど、二十年以上も昔に何度か挑んだ12月の淀川の方がよっぽど寒かった。今思うにそのイメージを未だ引きずっていることこそが冬の釣りが苦手な原因かも。

     それはともかく、かのレザボアの真冬のキリッとした空気は思っていた以上になんだか清々しく、それを楽しむことさえ出来たような気がする。釣果は関係ないとは言わないし、それを求めるモチベーションは大事なのだけれど、そればかりではないと今こそ言ってみたいのだ、俺は。

     ただ、そのモチベーションというのは本当に大切なものだと、歳を重ねるにつけ思うようになった。何かをしたいと思えることは尊い。それが人を動かすのだから。

     というわけで、Love Fishing, Music & Peaceが旗印の Fishing Safari 「真冬の七色編(仮題)」は今月末以降に公開予定。お楽しみに。

     さて、273 Sweat Parka & Crew Neckのご予約締め切りは明日27日(日)です。ぜひ一着いかがでしょ。凍える冬をやり過ごし重装備とおさらばしたら、来るべき春にはこんなスウェットシャツを羽織り、今こそLove Fishing, Music & Peaceを主張しつつ、颯爽と釣りに出かけようではありませんか。ご予約待ってます。

    What’s going on ?!

一覧へ戻る