Tsunami Times

  • Keep Cast 前夜 その4

    Nivazinho Rant / 2019 Keep Cast Special

     竿先をちょいと煽るだけで、いとも簡単に「ジャッ!」とショートジャークが出来てしまうWスウィッシャーの理想形Niva Rantの系譜を受け継ぐ、ショートヴァージョンNivazinho Rant (ニーヴァジーニョ・ラント)のキープキャストスペシャル。短い移動距離でもショートジャークで、あるいは変幻自在のターンでアピール出来るこいつの金グリはいかが?

    Niva L / 2019 Keep Cast Special

     そして同じくNivaのバリエーションのNiva Lは、なんとライブリー。とは言え、シングルスウィッシャーの要素がかなり強いと作者は思っている。加えてバランスを崩す一歩手前のパタパタと倒れこむようなきわどいロールは、かなりユニーク。そのロールに金グリのフラッシングは鬼に金棒状態必至だ。

     上の画像でもわかるように、Nivaというプラグのポテンシャルはかなりのもの。これはブランク自体の特性に大きく関わっている。サイドがフラット気味でさらにはベリーがフラットな3D形状が味噌で、どうアレンジしてもこれがプラスに作用する。ゆえにバリエーションが増殖するという仕組み。

     ご存知の人はご存知のように、実はこれのインジェクション・ヴァージョンが今年登場する予定。大阪フィシングショーの魚矢ブースの特設プールでこれをアクションさせた明石が、「むちゃくちゃ動くやん」と思わずつぶやいたのはそのインジェクション・ヴァージョンのペンシルだった。これがね、ほんとに、面白いくらい動くのだ。

     名古屋キープキャストにはそのインジェクション・ヴァージョンも持参するので、ぜひご覧あれ。アクションは出来ませんが。

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