Tsunami Times

  • Here Comes The Sun

     午前3時の暖気運転。BGMはHere Comes The Sun。この曲はジョージがエリック・クラプトンの家で暖かい春の日差しを浴びつつ作った、長い冬を乗り越え暖かい春を迎えるという曲。3月の早朝にレザボアへ向かうBGMとしては最適、というよりは最高である。花粉のせいか、ちょっとした頭痛が不快だったけれど、そんなものはどこかへ消え失せた。

     時に、アルバムジャケットをリンクさせようとamazonを見たところ、Abbey RoadのCDを買ったのは2006/1/11となっていた。元木43歳の冬である。例えばカセットテープに録音して聴いてはいたにせよ、この名盤を手に入れる歳としては如何せん遅いことはいなめない。ファンを自称するならね。

     さて、木こり、山を見るの図。先日のFishing Safariの収録に懲りもせず、七色ダムの昇降場で昨日の早朝待ち合わせたのは本業が木こりのミナミ240である。(彼の240は実はオカマ掘られて入院中なのだけれど)杉が伐採されて地肌が露出した斜面を見上げてぶつぶつと何事かつぶやく。詳しくは聞かなかったけれど、そういうことには一家言も二家言もあるのでしょう、きっと。

     なんにしろ、彼にとっては初めてのこのレザボアを楽しんだ様子でよかった。ボウズにもかかわらず「良い余韻があります」とのLINEが帰宅後に入ったから、疲れも少しは癒えるというもの。

     そう、この日もNBNF(「ナイスバイトナイスフィッシュ」ではありません。でも、いつかのTシャツのグラフィックはそう捉えていただいても一向に構わない)だった。それどころかブラックバスは姿さえ拝めなかった。シャローで散見するのは鯉ばかり。どうして鯉って釣れない時に限って目立つのか、不思議。

     それにしてもいつまで続くのかNBNF。こうなったら釣れるまで行く、なんて意地にもなるってもんだ。と言いつつ、次の撮影は趣を変えてということも少し頭をよぎってはいるのだけれど、さてどうしたものか。

     今日のBGMはジャッキー・マクリーン。Abbey Roadから遡ること14年、1955年のアルバム。音楽の多様性と来たら本当に凄い。ジャッキー・マクリーンにしろ、ビートルズにしろ、こんな音楽を聴けるって本当に幸せだ。この権利を奪われてはならないし、奪ってはならない。釣りもしかり。

     今日もLove Fishing, Music & Peace!きっとHere Comes The Sun!

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