Tsunami Times

  • Fishbone

     昨秋から準備していたFishboneのLiver Master ver.のご予約を開始。2/18まで。

     小ぶりで華奢なフォルムのLiver MasterにFishboneは意外なほどに似合ってます。金属部分に塗ったブロンドというカラーチョイスも良かったのかもしれない。コルクはもちろんEVAもブロンドにはベストマッチでいずれも捨て難い。

     ただ、部材の調達その他の関係で生産数量が20本足らずになってしまいました。ヘッドハンターズと当オンラインストアのみの限定販売です。ご了承を。

    Fishbone Rod Handle 2022

    Liver Master ver.

    フィッシュボーン・ロッド・ハンドル リバーマスター・ヴァージョン

    Color : Blonde

    Material : 

    Reel Seat : Aluminum Alloys

    Screw : Aluminum Alloys / Walnut

    Name Plate : Stainless Steel

    Handle : Cork or EVA / Walnut / ABS / 

    DURACON / Aluminium Alloys

    Reel Seat :  Liver Master [Brightliver]

    Other Product by

    Superior Technicians Around Tsunami Lures

    Price : ¥41,000 [¥45,100 with Tax]

    Cork Single

    Length : approx. 295 mm

    Weight : approx. 172 g

    Cork Semidouble

    Length : approx. 325 mm

    Weight : approx. 178 g

    EVA Single

    Length : approx. 293 mm

    Weight : approx. 179 g

    EVA Semidouble

    Length : approx. 323 mm

    Weight : approx. 188 g

     ブライトリバーの新機種リバーマスターがベースのFishbone Rod Handleを少量

    作りました。カラーリングはオリジナルのブロンド。握り部分は例によってシングルとセミダブル、素材はそれぞれにコルクとEVAがあります。

     絶妙な太さとテーパーのフィッシュボーンのストレートグリップは握り心地がよく、グリップ遍歴の末に結局はここに落ち着くプラッガーも少なくありません。

     セミダブルよりシングルを選ぶ人がどちらかというと多いのですが、応用が効くのはセミダブルです。セミダブルならシングルハンドでもキャストが出来る上、右利きの人なら左手を添えられるメリットは思った以上にあります。実はTsunami Luresのシングルは一般的なシングルよりは長めです。これより短いと使いづらいのではないか、というのがTsunami Luresの見解。シングルでもやりようによっては左手を軽く添えることが出来ます。

     全体が若干小ぶりでストレートなリバーマスターのフォルムとフィッシュボーンのハンドルは意外によく似合います。従来よりオフセットが浅くなっているので、新しい丸型の機種やロープロリールなんかも全てではないとのことですがかなり適合するものがあります。

     フェルールをつかむチャック部分のシステムは樹脂コネットですが、Tsunami Luresおよびブライトリバーのフェルールならばほぼ問題なくつかめます。他社のフェルールでは合わないものもありますのでご注意下さい。

     握りの部分は上からコルク、ウォルナット、ABS、ジュラコン(Tsunami Luresのネーム入り)、ABS、ウォルナット、そして削り出しのアルミ(バランサーも兼ねる)。リールシートにはFishboneのロゴを刻印したプレート付き。

     ヘッドハンターズと当オンラインストアにて限定販売となります。

     さて、このところの世間情勢により保育園を自主休園中の息子はいたしかたなく事務所に出勤中。YouTubeとかamazonとか画面に齧り付いてしまっていて、これじゃいかんとここ二、三日はルアーのテストついでに淀川に誘い出す。少しだけでも運動させてやらないと。

     いい機会なのでキャストもやらせてみたら、その前に管釣りで少しだけやらせてみたとは言え、トップウォータープラグ(鉤なし)を投げるのはほぼ初めてなのに、案外投げられるので少々驚いた。うちのロッドとリールじゃ5歳にはおそらく重いし、扱うことも出来ないだろうからと、玉越さんにアドバイスいただいてスミスのロッドにクローズドフェイスで臨んだのが良かったかも。

     その息子と今日の朝事務所にやって来て見たのは、裏の水路脇の桜の伐採風景。邪魔なので切るとは聞いていたけれど、いざ伐採となるとやっぱり寂しい。ここに来て以来そこにあって、春ともなればうちの事務所のちょっとした風物詩でもあったから。

     誰が植えたかもわからない桜をこんなに大きくなるまで放置しておいて、あっさり切ってしまうっちゅうのもなんだかね、かわいそうではある。

     

     こちらは木があって素敵なミリメーター松澤氏のお宅の庭。デッキなんてのもあって、その上に並んだタックルがまたいい。

    「津波ルアーズのタックルは準備はおろか方付けまでもが楽しく、例えば以前なら面倒であった雨の後などもルアー等々を庭のデッキに干して眺めたり、さらにはそれを撮影したりして悦に入ったりしております」

    なんて言ってくれると、これはもうビルダー冥利につきますね。

     彼がしのちゃんと行く恒例の亀山詣では冬ヴァージョン。忙しくてしばらく行けなかったりするのが冬だったりなんかすると、これはもう腰が重くなってしまって、次に行くのは春だったりなんていうのはありがち。そんな重い腰を上げるきっかけが、届いたカラベラプラグだったのだとか。飾っておくつもりが、いざ手元に来ると「これで釣ってみたい」「これを動かしてみたい」という衝動に駆られたのだとか。

     これまた作って贈った甲斐もあろうというもの。嬉しいですね。

     彼としのちゃん(彼も贈ったカラベラを相当喜んでくれました)の釣れてない亀山レポートはこちら。ミリメーター氏には釣れなくてもレポートちょうだい、と無理なお願いをしておいたのだけれど、律儀に応えていただきました。しかもそこそこの長文で読み応えあり。

     レポートにもある通り未だ寒くて、亀山の平日は彼らだけしかいなかった様子。例のウィルスは猛威をふるっているというのもあるだろうけれど、そろそろみんなソワソワし始めたか、オンラインストアの商品が正月以来動き出しました。なかでもこの頃人気はこのCarrying Boxと新製品のA5マルチミラーステッカー。あ、それからワッペンも。

     Carrying Boxのオレンジブリックヴァージョンもそこそこ在庫が少なくなってきたので、買うなら今のうちです。次の生産は未定。

     カラベラランタンのキャンポリーキャップもぼちぼち動き始めました。こいつはこれからのシーズン、5月頃まではかなり重宝するはず。ぜひどうぞ。

     土曜日の残業後、さあ帰ろうという段になって流れて来たのはブラッド・メルドー。こういうふとした瞬間に、気づいたら惹きつけられるのが彼の音楽かもしれない。

     聖書をテーマにした作品らしいし、サウンドも彼の王道とは言えない作りではあり、どうやら批判もないではないようだけれど、しかし俺はもちろん嫌いではない。なにをやってもブラッド・メルドーはブラッド・メルドーだ。一番の傑作ではなくとも捨て難いと思う。

     とかなんとか書きつつ聴いているとますます釘付けになる。

一覧へ戻る