Tsunami Times
Cosmo DP Den Tune & Plugger’s Wool Cap
明後日の魚矢(問屋さんです)展示会よりご予約開始はCosmo DP – Den Tune。これは何を隠そうデンさんがプライベートで施していた改造をオフィシャルで採用したもの。そのデンさん、自らタイムリーにも釣果を上げたよう。
このCosmo DP – Den Tune、リアにデフォルトで装着されているプラスチックのフィンをミニピックフラップに変更し、さらにはプロップの代わりにピックフラップをスイベルを通して装着したもの。ただし、ミニピックフラップはそのままでは付かないので、もう一つ穴を開ける荒療治を施してある。
元木が気に入っているのは、まずはその浮き姿勢。ほぼ直立である。これは浮いているだけですでにアトラクティブ。これが立ち上がる(?)際にはふわふわゆらゆらピックフラップが浮き上がるということになる。さらにはリトリーブした時のフラップのぴたぴた水面を叩く様と、特筆すべきはロール&ウォブルと言うよりもふらつき(=フラッタリング)に近いそのアクションがいい。このあたりは従来になかった部分だと思う。
既に実績も充分のそんなチューンモデルを、あなたのタックルボックスにいかがでしょう。
さて、これからの季節にリコメンドなアイテムを。先日、びっくりあわせ大坪くんもインスタで紹介してくれていたプラッガーズ・ウール・キャップ、通称TLキャップ。
ウールって意外と知られていなけど、(最近メリノウールが取り沙汰されるように)繊維に空気を含むので冬は体温を逃さず、実は夏にも暑い外気の影響を受けにくい快適な素材なのだ。それに通気性もよい。だからこうしてベースボールキャップにも採用されているわけだ。さすがに生地自体に厚みがあるので、真夏に被る気にはなかなかなれないけれど、理論上は被っても大丈夫のよう。
またウールには撥水性があり、吸湿性も高い。撥水性は防汚性にも繋がる。アウトドアにはもってこいなのだ。さらには燃えにくいという性質もあるのだそう。これならキャンプの焚き火なんかにもよろしい。
ベースボールキャップを被るって若い人たちの特権のようだけれど、歳とってこそこれを粋に被るのは憧れではある。いつだったか村上春樹大先生が被っている写真を見たことがあって、これがなかなかいかしてた。TLキャップは、ウール混素材で出来ている、つばが多少短くてラウンドしている、そして程よい深さである、そんな風にオールドファッションなこともあって、おそらくは長く付き合えるものになるはず。長く被っていると自分の頭にフィットして画像のように、良い感じでくたびれます。いかがでしょうか。
Cosmo del Plastico Den Tune
コズモ・デル・プラスティコ デン・チューン
with Mini Pick Flap Fin + Pick Flap
Size 108mm
Weight 29.5-31.5g
Hook Dos Cactus #0
Color01 Paisley Bone [PL-BN] BN
02 Flower Yellow [FW-LY] BN
03 Aztec Fish Chartreuse [AF-CH] BN
04 Crazy Fish Reflector [CF-RL] RL
05 Flower Cherry Sunburst [FW-CSB] RL
06 Tobacco Sunburst Reflector [TSB-RL] RL
07 Floating Lizard Clear [FL-CL] CL
08 Wild Thing Clear & Red [WT-CR] CL
09 Swamp Creature Strawberry [SC-SB] GL
BN (ボーン / ABS)
CL (クリア/ ポリカ)
RL (リフレクター入り / ポリカ)
GL (グリッター / ポリカ)¥3,200(+ Tax)
Cosmo DPをオフィシャルチューニング。ミノーともダーターとも、あるいはライブリーともつかない特異な形状が生む独特のアクションは、ユーザー(=デンさん)のアイデアでより生々しく。鼻先だけをちょこんと浮かせた立ち浮きの姿勢でフラップが水中にゆらゆらぶら下がるその様はすでにアトラクティブ。さらにはフラッシングを伴ったチャプチャプお辞儀アクション、そしてダイブ&ダートでまずは誘う。リトリーブでは本体がふらふら不規則にロールすると同時にフラップが回転しては金属音を奏で、時折ピタピタと水を叩きダートさえ交える。この「ふらふら不規則&ダート」はありそうでなかった注目のプラス要素なんです。
さて、既に実績も充分のそんなチューンモデルを、あなたのタックルボックスにいかがでしょう。
19/10/27