Tsunami Times
Addiction
Addiction=嗜癖とは、一般的にはよくないことのようである。
甥っ子が出来たこと、アメリカで吸うことに不便を覚えたこと、飛行機で吸えないこと・・・なんかが13年ほど前に元木が煙草をやめるきっかけだったろうか。そんな喫煙に対して世界的な肩身の狭い風潮の始まりと、そしてもちろん自身の健康についての意識の高まり(というか寄る年波と不調の認識)もあった。煙草を吸うことって自由だと思っていたら、案外不自由だったということもある。ここらでさらっとやめてしまうのが洒落ていて先端を気取れそうだという計算のようなものも実はなくはなかったと思う。
そう、洒落ているか否かは重要な懸案事項。要は意識改革。そういう機運が自身に高まらないと中毒なんてやめられるはずもない。
ただし、うちの代表的嗜好品であるところのTobaccoに限っては、やめる必要はないと思われる。至極健康的で世間に対して特に迷惑をかけるわけでもないと思うから。いや、多少は迷惑をかけているのかもしれないけれど。それにこんなものの中毒になった日には、他人にどう説明していいのか。
使い手の誰もが認める中毒性があるはずなのに少々不人気のTobaccoだからこそ、これに対しての愛は実は深い。根深いと言ってもいいのかもしれない。それは津波ルアーズへの愛にも通底するものでもあるし。
そんなわけでびっくりあわせ大坪もTobaccoで釣る。そして写真を送ってくれる。動画まで撮って送ってくれる始末。まるでかつてマニア谷口がこのプラグの1stで釣った魚を「写ルンです」で撮って郵便で何度も送りつけたように、紛れもなくこれはTobaccoへの、すなわ津波ルアーズへの愛だと思っている。
何を隠そう、その偏執的な愛こそが元木をしてやつをマニア呼ばわりしたきっかけでもある。しかしそれは愛すべき偏執的な愛ではあると付け加えておく。
対して元木と神岡の木曜日の淀川は不発。神岡だって例外なくこのTobaccoを執拗なまでにキャストはしていたのだけれど残念ながら。たったの一発だけはこれに相当の手練れと思われるブラックバスのバイトが炸裂していたけれど・・・。まあそんな日もある。
男性の津波ルアーズへの依存に悩む1組のカップルからも便り。ただの暑苦しい写真に見えなくもないけれど、うちのセールスに少しでも貢献したいということのよう。これまたやつがマニアたる所以ではある。それにしても、Tシャツもタオルもよくお似合いの相方は、なんだかマニアには少しもったいないような気がするのは俺だけか。
そんなTsunami Lures Addictに支えられる津波ルアーズなのである。多謝。
19/09/28