Tsunami Times

  • 地上最強

     ちょいちょいディーラーに入庫するとサービスで綺麗にしてくれるから年に一回も自分では洗車しないのだけれど、最近そういうこともなく、ホイールなんてまるでもともとが黒かと思うほどの汚れ。今日履き替えたタイヤとあまりにギャップがあったりして、これはもう目に余るので遂に洗ってみる。ボート載せたまんまという無精ぶりではあったものの少しは綺麗になっただろうか。

     「フライングブリック」なんてコピーもあるほど地上最強のワゴンなんだけれど、もうかなりの年寄りなんだから少しは大事にしてやらないと。調子を維持するには毎日乗ることが大事という話もないではないものの。

     ところで一昨日の夜は家族と仲間とで生T字路s。今回も熱波の如く迫り来る地上最強コンビのライブはストレートに心に響いたのでした。率直で素直な彼らの音楽性とはなんと清々しいことか。だからこそこうも多くの人の心を捉える。それゆえに一方で妙にいろいろと考えさせられることもあって、ちょっと殊勝な気分になった夜でした。

     しかし、連れて来た息子を見て、知人曰く「英才教育」だとは、考えてみればそうなのかも。5歳でこんなライブ体験出来ないものね、普通は。いったい彼にはこれがどう響いたのだろうか。そう思いつつ改めて写真ながめて思ったのだけれど、しのちゃんてサンタクロースみたいです。

     そのしのちゃんなら買ってくれるだろうか?新しいボートバッグのサンプルが先日上がった。これが2ndサンプル。例のコーデュラ1000をメインに用いて、下側に防水帆布、インナーにはPVC、そして止水ジッパーという仕様です。ただ、把手他に用いているテープのカラーを変えてみたく、これが上がった直後に3rdサンプルのオーダーを入れたところ。

     すると、しばらくして作ってもらっているHHデザイン(デザインファクトリー。ボートクッションとか、ブーツキャリーとか、リールシェルとかを作ってもらっているところです)から連絡があり、下側の頒布の代わりになりそうなパンチのある生地を見つけたとのこと。それがなんとコーデュラ4220という、曰く地上最強の最新ナイロン生地なのだとか。画像で見てもいかつい雰囲気の生地だったので「それでやってみて」と即答。

     出来上がりが楽しみ。見積もりも恐くはあるのだけれど。

     さて、思ったよりうけているようで嬉しいのはSonic Vita J。早速たくさんのご予約をいただいております。

     いやしかし、これは地上最強のポッパーとはいかないまでも、アクションしていて実に気持ちがいいプラグなのである。トゥイッチするとボディをくねらせつつ軽快にターン、そしてスプラッシュとサウンドを上げる。それはもうポッパーとしてあたりまえですが、その軽快さはちょっと病みつきになるほど。ほんとです。

     書くのを忘れてたけど、ベリーをえぐってフラットな部分を作ることに関しては、スナッグレス効果以上のメリットがもうひとつ。そう、スライドターンが軽快であるということなのである。

     オンラインストアリミテッドのTSBもおかげさまで上々の滑り出し。元木以上にラッカーフィニッシュに思い入れのある人がいるのは知ってはいたけれど、その期待値は想像以上に膨らんでいる気がしないでもなく、こりゃ責任は重いなあと痛感しているところ。

     恒例のHEADZ×Johnny Ace×Tsunami Luresはレッドヘッドパイクスケール。毎回HEADZのオールド愛には感服しきりで、それはJohnny Aceとの相性も格段に良く、Tsunami Luresは傍観に等しいほど手放しではある。

     画像では伝わりにくいけど、サイドのシルバーとアイボリーの境界あたりが、意図してかしてないかは別にして、まるでヴィンテージストラトのピックガードのミントグリーンみたいで絶妙。元木は思わず魅きつけられてしまいました。

     オールドのカラーパターンをそのまんまやることは、ひねくれもののTsunami Luresはまずやらないけれど、それはやはり時空を超えて王道ではある。T字路sの妙ちゃんが奇しくもライブで言ったように、乗りこなすのはたいへんだし、ぶん回されてしまうことだってあるけれど、そこに挑むことは気持ち良くもあるし、万が一乗りこなしてしまえば地上最強にだってなりえるのかもしれない。

一覧へ戻る