Tsunami Times
目から鱗のハッピー師匠のロクマル
今日のトピックはこれ、久々のロクマルです。琵琶湖でもなく、池原でもなく、七色でもなく、四国の野池でこんなことがあり得るから面白い。釣ったのはこのところ毎日のように釣果を上げてはインスタを賑わすハッピー師匠こと中越氏。ほとんどうちのルアーで釣ってくれるところがまた泣かせますね。
このプラグも確かにうちのBIMBE(ビンビ)なのだけれど、ハッピーチューンが施されてWスウィッシャーに。インスタでこれを見かけた際は、製作者的には正直なところちょいと微妙な気分でした。だってこりゃあもうほとんど別モノと言ってもいいですから。シングルスウィッシャーがWスウィッシャーに変わった時点でね。
だから、この投稿はなんだか突然の往復ビンタみたいでちょっとした衝撃。有無を言わさず強引に納得させられたみたい。そのくらい説得力がありますね、この魚体は。
このハッピーチューン、ラントプロップヴァージョンのビンビのフロントにもうひとつラントプロップを付け加えてWスウィッシャーにした形です。ラントプロップはどうやらウッドに付属のものではなくて、Niva Rant DPのを流用しているように見えます。
今日は早速このチューンをテスト。別モノと言ってしまったけれど、動かしてみて思うのはビンビの特性が生かされているということ。DPのラントプロップ×2は少々重過ぎるとも思ったもののさにあらず。アユースの軽さとこのプラグの最大の特徴であるベリーのカットが効いているのか、軽快なターンはほとんどそのままです。それにNiva RantともNiva Rant DPとも明らかに違う。目から鱗。こりゃいけるかも。
今後もう少しテストしてみて製品化も検討するつもり。
今日のBGMはこのところ定期的に発表される恒例のデヴィッド・バーン・セレクションのニューオリンズ編に入っていたリー・ドーシー。ジャケットのその人はなんだかハッピー師匠に似ていなくもない。いや、結構似てるな。
このアルバム、Amazonのレビューを覗いてみると、どうやらアラントゥーサンのアレンジでバックはミーターズ。
「悪いわけがない」とはその通り。あまりにいなたくてファンキーでクールでホット。名盤にも納得がいく。いったいどうして俺は今までこれを聴いていなかったのか。これまた目から鱗。画像の上はそのビンビ・ハッピー・チューン。一緒に写っている画像下側は、先日T字路sのしのちゃんと七色で釣りをしていてふと思いついた、Slapphappy Shad Jのチューンヴァージョン。ウェイト位置を変えてさらにジョイント部のカットを変えてある。
ウェイト位置を変えるとより動くようになったので、もしかしてと思ってリアにエディプロップ(スニップトーン)とピックフラップをWで付けてみる。以前にリリースしたヴァージョンはこうすると極端に動きが悪くなってしまったのだけれど、これはよく動く。個人的には目から鱗の発見。以前リリースした際にも十分吟味したはずだったのだけれど。
これもまた製品化に向け、もう少しテスト。しかし、これは、そもそもSlapphappy Shad Jをそろそろと考えていたので、案外リリースは近いかも。
ちなみにしのちゃんとの釣れないジンクスコンビはまたもボウズ。お互いワンバイトはあったものの、七色の1本はそれにしても遠い。
ちなみにちなみにT字路sとはコラボが進行中。久しぶりのコラボはルアーではなくてTシャツ他のグラフィック。元木がデザインしたそれをしのちゃんはもちろん、たえちゃんもかなり気に入ってくれています。どうかお楽しみに。
さて、元木の釣果に反比例して、先日リリースのボラチョは好調です。ミナミ240の一番乗りを皮切りに、二番乗りはマニア谷口、そして三番手にデンさんと、常連が続々と釣ってくれました。
その上、四番手20th西山が早々の50upをキャッチ。これが初バスとはお見事。「連続しゃっくりからちょっと休憩挟んでフラフラと千鳥足を始めた直後に横からめちゃくちゃに噛みつかれました!」とはアクションもほとんど完璧です。
そして本日は下のパーツを発注。知る人ぞ知る、あのプラグ専用のパーツです。次にリリースはそのプラグのジョイントヴァージョンの予定。
22/04/26