Tsunami Times
波風とワクワク
多少は波風立つのかと思いきや、微妙なバランスに落ち着くあたりは、さすがの日本人気質という気がしないでもない。しかし投票率があれじゃね、波風の立ちようもないのかもしれない。れいわのあの期待感というのかワクワク感みたいなのが、もっと政治を面白くすることを期待する。
さて、Plugger’s Tearはすでに出荷が始まっています。店頭にはまだのところもありますが、オンラインストアでは購入可能です。
ちなみに名前の由来はお分かりだと思うけれど、ティアドロップ型だというところから。「お多福」なんてアイデア(悪くないと思う)もないではなかったけれど、ロマンチストのプラッガーにはこれがふさわしいと。だって「プラッガーの涙」ですから。
それにしてもなんだか久しぶりに周辺を巻き込んで面白いプロダクトになったと思っている。大して儲かるわけはないし、かなり地味ではあるのだけれど、ここにはそれなりにプラッギングの何たるかが詰め込まれているという気がする。作っていてワクワクもしたし。
さて、先日のリーダーシステムに思った以上に反響があったので、フックについてもちょっと気になっていることを書いてみる。
化研(化学研磨)のフックって研げないと思っていませんか?そう思っている人、案外多いと思うのだけれど、実は研げます。元木の場合は、錆びたり、ぐにゃっと曲がったりしたものは基本的には交換しますが、現場で針先が鈍ったと思うとタッチアップ程度に研ぎます。すると蘇ります。
防錆やなんかのコーティングやメッキが剥がれてしまうのは事実ではあるものの、それも研ぎようでかなり軽減できるよう。裏をとるためググっているといいページを見つけました。ここでどうぞ。動画もあるので完璧。
また、うちのドスカクタス、トレスカクタス含め化研のフックは刺さります。これ本当。これもまた案外実感として知らない人が多いのも事実。かくいう元木がそうでした。マスタッドの7826で十分だと思っていた口。ところが化研を体感して認識が大きく変わった。全然違う。
そこで作ったのがドスカクタス、トレスカクタス。かっこいいけれど少々弱いと実感していたマスタッドより少し太めで形はほぼ同じで化学研磨。これはトップウォーターのプラグやリグにはベストマッチで、しかも格段に刺さりやすいということなんです。
ただし、マスタッドやイーグルクロウなんかの化研でないフックが悪いと言うわけでは決してない。あれはやっぱりかっこいいと思う。ただ刺さりにくいのは事実なので、研いで使うことが大前提となる。裏を返せば、研げば使えるということ。それでもやっぱり化研の方がフッキングしやすいとは思うけれど。
そして、もちろんそのドスカクタスを装備のそろそろ予約開始となるDjango P DBについて。
上の画像を見て何か気づいた人はあまりに鋭い。リアのパーツをこの期に及んで変えてしまいました。硬質発砲ウレタンが素材という特性上、作ってもらっているところでは例えば6.5mmの穴あけなんかが難しいらしく、ウッドだとお尻に付けることの多いオリジナルリベット(実際はリベットではありませんが)を付けることが出来ない。苦肉の策でここにローゼットワッシャーなるものとワッシャーでその代用に充てることにしていたのだけれど、そのローゼットワッシャーをやめてワッシャーとビスだけに。
どうもローゼットワッシャーが重たくて、アクションに影響を及ぼす気がしてしまうというのがその理由。強度UPという意味もあるローゼットワッシャーをこの際取っ払って、それよりもなるべく軽くしてアクションを優先しようということです。しかし当然すでに個数分のローゼットワッシャーは無駄に・・・。
と言うわけで、PVよりもアクションは良くなっているかもしれないDjango P DBは、26日よりご予約開始。
そしてそして週末は「中島らも没後15年ライブ」。これに元木はマザーズボーイズのギタリスト=アンツモトキとして出演します。
もう知らない人もいるかもしれないけれど、元木はその昔、作家でミュージシャンの中島らものバンド=マザーズボーイズでギターを弾いていました。らもさんの突然の死の直前の1年余りだったのだけれど、そりゃあもうそれはそれは強烈な体験でした。詳しくは長くなるので割愛するけれど。
ちなみにうちのテスター(?)=武田 栄がドラマー。マザーズボーイズの正ドラマー=岡部亘は2年ほど前に帰らぬ人になってしまったのでその代役。ベースはいつものビンちゃん。劇団☆新感線でもベースを弾いております。もういつからかわからないくらい長い付き合い。最近はこうしてたまにやるくらいになってしまったけれど。同じくマザーズボーイズの正キーボーディストは岩井ロングセラー。そしてボーカルはあのあふりらんぽのおにちゃん。
一回だけのリハーサルは3時間やるつもりが、1時間以上余らせてあとはだべっておしまい。久しぶりにやっても息だけは合ってしまうということなのかもしれない。5人で話していたのだけれど、こうして今も音楽を演っているのは決して「上手い」からではないんです。ただ、しつこい。その証拠に中学や高校の頃、自分より上手かった同級生ってとっくに音楽やってなかったりするし。奇しくもそういうしつこいやつらの集合体がこのバンドということで意見は一致をみる。
共演のミュージシャンも凄い人たちなので楽しみ。楽しみと言うと、明日はこれまたミュージシャンであるT字路sの大きい方と共演。と言っても、音楽じゃなくて釣りですが。果たしてジンクスを遂に打破した前回の好釣の再現なるか・・・。
そうそう、忘れてた。只今久しぶりにカッターナイフを使ってプラグを削り出しているところ。かのOUTINGというイベントに間に合わせてくれと、主催者のひとりシゲのオーダー。いったい間に合うのか・・・。
19/07/24