Tsunami Times
出荷と提言
何をどう書けばいいのか。まったく大変なことになってしまって、これが夢だったらどんなにいいだろう。
うちの息子は保育園の年少にステップアップして間もないのに、ついに登園自粛の要請。未だ登園している子供もいるのだけれど、両親の仕事によって振り分けられるということのよう。
通わせるということにもリスクはあるから、それはそれでいいとは思う。それでも、うちの事務所だってまるでリスクがないわけではなく、両親揃ってどうしても事務所で仕事をしなければならない際には、息子も連れて来る必要があって、これはもうどうしたものかと思っているところ。
さて、そんな中ではあるものの、昨日はPlugger’s Carrying Boxの梱包作業を1日。そしてたった今、クロネコヤマトのおにいさんが集荷に来てくれて、うちからの分は出荷完了となった。それ以外のケース単位の出荷も同じく本日リングスターより完了したようだ。
ご予約いただいた皆さんには本当にありがとうございました。どうかお楽しみに。それから、可能な人にはぜひ店頭で見ていただきたいものなのだけれど、こんな時期ですから、それが難しいこともあるでしょう。幸い今はオンラインが充実している。通販でぜひ。損はさせません。
それにしても、最近のうちのプロダクツの中にあっては、このPlugger’s Carrying Boxは一番の人気者。うちのオンラインストア分もラスト1個で入荷待ちとなる。残りは今月中に入荷予定とは言うものの、在庫はすでに100個を切ったから、これはもうヒット商品と言っていいのかも。
一方の同じく別注ケース=Penco Storage Container “Amber”の方はまだまだ在庫はあるのだけれど、それでも売れ行き堅調と言っていいと思う。
昨今のこの状況で予想以上に多くの注文をいただいて、本当にありがたいことです。これはもう何よりの励まし。
次に入荷するのはNiva DP。どうやらこれが今後を占う試金石となりそうな予感。ここで果たして踏みとどまれるのか。
ウッドルアー至上主義の人には価値観の相違とあきらめる他はないけれど、量産のプラスチックルアーならではの魅力を知る人には、どうかぜひ手にとっていただきたい。値段はウッド製の半分以下なのだから、最低でもボーン素材とクリアのポリカ素材を各1個は手に入れるべし。可能な人は3色、4色・・・オールカラー持っていても決して損はしないはず。音の違いで使い分けてみるとか、カラーローテーションなんかを試してみるのも一興だろう。そういうのって、ウッドルアーでは物理的にも経済的にもなかなか難しいことだから。
それに先日もチラっと書いたけれど、理由はどうあれ、経験上、プラスチックでしか釣れない魚というのは間違いなく存在する。それを自分自身で検証するにはペンシルベイトはもってこいだと思う。プラスチックの方が釣れるとは言わないが、誰かと一緒に釣りをしていてプラスチックが当たるシーンに出くわすと、持っていないのはこれはもう悲惨な結末を招く。持っていない手はないのです。
仮に釣りに行けないのなら、そんな妄想を膨らませつつ、今のうちに準備しておきましょう。大手を振って釣りに行ける日はきっとやって来る。休ませた釣り場が爆発する日は遠くない。その時に備えましょう。
ここからは提言です。都市部の人、緊急事態宣言の該当地域の人は場合によっては釣りは控えるべきかもしれません。ごく近場に混み入っていないフィールドがあるなら別だけれど、例えば車で2時間もかけて該当地域外へ出かけるのは、自覚なしでウィルスを拡散する可能性がある。誰にも会わないと言う保証はないのだから、少なくともその可能性を考慮に入れるべきでしょう。
いつも「釣りに行こう」という立場からすると、これはもう本当に心苦しい提言ではある。自分の首さえ絞めかねないわけだから。それに釣りのガイド業の人だとか、レンタルボート屋さんだとか・・・そういう人たちにとっては死活問題である。でもそこは断腸の思いで言う他ない。
「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません」とはあの山中伸弥氏の言葉。ここはそれを肝に命じるべき。
この前も書いたけれど、しかし、楽しむことは、将来はもちろん、今もあきらめるべきではない。そこは創意工夫で乗り切りましょう。
多くのミュージシャンは自宅から発信することが行われているようだけれど、はてさて元木にも何か出来ることはないだろうか。もしもご提案あればお知らせを。
20/04/10