Tsunami Times
出来ること
Jr.の掛け値なしの笑顔に心は和む。週末の釣果は普段通りではあるけれど、しかし一抹の不安は普段とは違う。彼は熊本で、緊急事態宣言の該当地域でないとは言うものの、隣接しているところではあるからちょっと心配。
こんな事態ですから、緊急事態宣言の該当地域への遠征はもちろん止めた方がいいし、その反対に緊急事態宣言の該当地域から圏外への遠征も止めた方がいい。症状のない人どころか、陰性の人からも感染する場合があるとの報告もあるくらいなのだから、緊急事態宣言の該当地域の皆さんは今は我慢しかない。単独で完結する、そして玄関からフィールドまで他人と接触なし、これならギリギリOKだと思うけど。あと散歩ついでの陸っぱりくらいならなんとかOK?
例えば釣りに行っていいのか、駄目なのか、迷うなら行かないのが正解。だって、そんな気持ちで行ったところで楽しめないに決まっているから。本来はフィールドで開放感に浸るのが釣りというもの。釣れるにしろ釣れないにしろ。
魚はちょいちょい逃げるけどフィールドは逃げません。人の命を最優先すべき。みんなそのために闘ってる。こんなこと言うのは本当に心苦しいのだけれど。
ただどうしようもない釣り好きの気持ちもどうかわかっていただきたい。休みに釣りに行くこと、もしくは釣りと関わることだけが、それ以外の日に仕事へ向かう唯一の原動力だったりするのだから。これはね、どうしようもない。本当にそうなんです。そういう馬鹿がいてもいいと思うし、元木もそんな馬鹿のひとりです。俺の場合はそれが仕事なのだけれど。
だから、行かずとも関わること、そう言う人にはこれがとても大切。こんな時も楽しむことをあきらめないでいていただきたい。またそれを許してあげて欲しい。お願いします。
元木はそのための発信は今のところ続けるつもり。ま、それが商売ということもあるし、経済活動を止めても今のところ補償は望めないわけだから。
ところでPlugger’s Carrying Boxが人気。こんな時だからこそ、箱に道具を詰め直したりなんてことが、慎ましやかな楽しみになるからだろうか。お気に入りのプラグを詰め込んで、来るべき日に備える、これが精神の安定に多少は寄与するのかもしれないですね。
そのPlugger’s Carrying Boxが初めてのうちのプロダクツとの出会いなんて言う人も現れたりして。最初は他のブランドでトップウォーターの釣りを楽しんでいる人かと思ったのだけれどさにあらず。釣り自体からもしばらく遠ざかっていて、このボックスを機にトップウォーターの泥沼に足を踏み入れてみようかと思いつつある人だというから少し驚いた。そしてとても嬉しかった。
彼のアトリエだというその部屋に、数々のギアと一緒にぽつんと佇む、あるいは彼のジープの荷室に仕事道具と一緒に納まるPlugger’s Carrying Boxは、なんだか前からそこにあったよう。
彼のアトリエにうちのプロダクツが所狭しと居並ぶ日が来ることを期待しています。おそらくPlugger’s Carrying Boxと同じく違和感ないと思うけれど。
そして、先日の「元木が出来ることはないか?」でいただいた提案。うちのオリジナル映像であるFishing Safariを期間限定で公開というアイデアがRottonの弟の方=シゲからあった。やつの折に触れてのサジェッションはちょいちょいツボを得ているのである。
この3タイトルに関しては誰かの許可を得ることはほぼ必要ないので、これらをまずはUPしてみたいのだけれど、問題があった。元データがすでになくて、DVDから抽出したいのだけれど、Macの今のOSではソフトが対応していなくてそれも現状は無理だとのこと。
そんなわけで只今それを解決してくれる、あるいはその作業自体を請け負ってくれるボランティアを探しております。我と思わん方はぜひ連絡下さい。なにぶん予算がなくて現物支給にはなってしまうけれど、お礼はいたします。同時にレジェンダとビヨンドのバモノスの未公開映像も公開したく、これを編集していただける人も募集中。同じく謝礼はいたします。
20/04/13