Tsunami Times
ヤブサメというロッドとペイズリーのルアー
グラスロッドを使わずしてトップウォーターロッドを語るなかれ。ヤブサメを持たずして津波ルアーズを語るなかれ。
津波ルアーズが最初にリリースしたタックルはこのヤブサメで、つまりは全ての津波ルアーズのタックルの歴史はここから始まったのである。これの何が良くて何が足らないのか、全てはここを基点としてその後の津波ルアーズのロッドは発展してゆく。ロッド以外のグリップやリールだって、これがなくては始まりもしなかったと思っている。ファンにとってももちろん元木にとってもその意義はとっても深い。
それに、グラスロッドってトップウォーターを語る上で重要なファクターとなるのは周知のことで、これを所有してそして使ってみることは、その成り立ちや根本を知る契機となり得る。使ってみることで見えてくるものがきっとあるはず。なぜグラスなのか、あるいはグラスだったのか。
もちろんヤブサメは現代的な部分を加味した発展系のグラスロッドだから、「使えない」ロッドでは決してない。これでなんでもやってしまえる、あるいはどこでもこれを使えるのか、と言うと今じゃそうではないかもしれない(昔はこれ1本で全部をまかなっていましたが)けれど、それでも間違いなくバリエーションとして持っておきたいロッドと言っていい。楽しめるロッド。
メーカー在庫はまだまだありますのでぜひどうぞ。56を持っている人もそのレングスの違いについて一考してみることは無意味ではない、どころか、きっと面白いと思う。
あっ、そうそう、例のヤブサメカラーのSonic Horn自己別注も進んでますよ。オンラインストアにて限定数。
さて、遅れていたSweepy J DP – Wearing Paisleyが遂に入荷!お待たせいたしました。オンラインストアにも在庫したので、行きつけのお店で見つからない人はこちらでどうぞ。
サイケデリックでアーティスティックなオリジナルペイズリー柄のSweepy J DP – Wearing Paisleyは比重が若干軽く音が甲高いABSボーン製と、クリアボディにリフレクターを内蔵したポリカーボネイト製の2種類各2色。こういういかしたプラグでブラックバスを釣っていただきたいという、津波ルアーズのコンセプトが滲み出る逸品をぜひ。
19/06/28