Tsunami Times
マニアの悲劇
ずいぶん前の釣果です 冒頭に最新のSonic Ribotの釣果を載せるつもりで待ち構えていたのだけれど、こうして年代物の写真を載せたのには訳がある。マニアくん、予定通り一番乗りを目指して釣行したものの、釣れなかったと、まあそういうことなのだけれど、そう簡単に終わらせることの出来ないちょっとした事件が彼の身に降りかかってしまったのだ。事実は小説より奇なり・・・とまではいかないけれど。
こんな風にロックしてしまったのだそう 「およそ半日ほどの釣りでしたが、出てもなかなか乗らず、明らかに乗らないとオカシイようなバイトもなぜか乗らない。おかしいな?と思い、ルアーを見てみるとフロントフックがボディに沿うような状態でロックされておりました。どうやらアクション中にフックが動いた時にリグとウェイトに挟まる形でロックされるようです。ノーウエイトにしたほうは問題ありませんでした」
とのLINEが来たのは昨夜の20時過ぎだった。当然、来た来た、やっぱり釣ったな、と思ってメッセージを見た俺も結構なショックを受ける。続けて
「乗っていればデカそうなやつもいただけにショックで立ち直れそうにありません」
とのメッセージにさらに消沈。やつも落胆を隠せない。昨夜はさぞ痛飲したことと思う。
いやはや申し訳ない。ほんとうに。
今日は早速在庫のSonic Ribotも全部再検品してみたところ、同じようにロックする個体は見つけられなかった。実はごくまれにこういうことが起こります。クレームという形ではないけれど、これまでに2〜3件ほどこういう事象があった。これはしかし検品時にもなかなか発見出来ないのです。
これはただし、ウェイトとサーフェイスリグの間にフックが挟まったのではなく、サーフェイスリグ自体にフックが絶妙に挟まることで起こると思っています。解決法としては、サーフェイスリグのフックが可動する細い部分をプライヤーで挟んで持ち上げて、可動域を少し広げてやること。これでおそらくは大丈夫。この時、プラグ本体を傷つけることがあるので、心配なようなら、サーフェイスリグを外してから行うといいでしょう。
それでも治らないようならお買い上げのお店にお持ちいただくか、着払いでTsunami Luresまでお送り下さい。交換もしくは返金させていただきます。
Sonic Ribot 3rd in Penco Storage Container “Amber” それにしても初っ端からとんだ事態に見舞われたSonic Ribot 3rdではある。マイナスからのスタートだけれど、ここからプラスに転じてくれると信じている元木です。それに、こんなことで(なんてこっちが言えた義理ではないけれど)落ち込みっぱなしのマニアくんではないから、近々やってくれることを期待しているところ。皆さんの釣果も心待ちにしています。
Penco Storage Container “Amber”
カメラの設定や照明の具合によってはこんな具合のカラーにも見えます。さて、Penco Storage Container “Amber”は本日入荷。いろいろと準備を経て、来週の水曜には出荷出来る見込み。
カメラの設定を変え、改めて写真を撮ってみると、光の入り具合でこんな風に透明感のあるイエローよりの見え方にもなります。これはクリアカラーならではだし、このアンバーならではでしょう。
こうしてみると、先日も書いたマスプロダクトだけが持つ、デザイン性とか、フェイク感とか、チープ感てな雰囲気がおわかりいただけるかもしれない。Cheep but Goodがこたえられない魅力を放つことだってある。
Silver GlitterのSonic Horn Mouse 対して少量生産のウッドプラグ。本日午後7時より、オンラインストアにて販売開始のGolden Glittersなのだけれど、その中に紛れて1個だけSilverの個体を発見。お正月企画用に考えたものの没となってしまった企画のサンプルです。サンプルとは言え、通常通りに仕上げてあるので、そのままオンラインストアに紛れ込ませておきます。
同時に缶バッジとミラーステッカーも発売です。
HERE IS BARBARA LYNN 今朝、Sonic Ribotを検品する前にプレーボタンをクリックしたら、ビル・エヴァンズの次にしばらくして流れて来たのがバーバラ・リンという人。これが実に濃厚でまるで朝には不似合い。しかし、濃いめのコーヒーのごとく、次第に効いてくる。やがて事務所がソウルな空気に染められていくのと同時に、俺の気分もにも頑張る気運がみなぎり始める。
まるで金グリのドレスに、ストラトをレフティ(?!)で抱えたジャケットも申し分なし。
20/03/13