Tsunami Times
ジャンボリーについてお知らせ
なかなか辛い決断ではありましたが、緊急事態宣言が明ける明けないの決定を待たずしてTsunamiジャンボリーのライブパフォーマンスは中止ということにしました。どうかご了承下さい。出演予定だった皆さん、それから関係各位にも伝えましたが、一様に「仕方ない」とのご理解を得ています。
屋外で観客数の少ないライブならほとんど問題ないとも思えたし、去年は実際にやったから大丈夫との見方もあるけれど、去年とは認識も状況も変わってきているし、イベントスタッフは身内のみで数も少なけりゃ、ライブの感染対策なんて素人同然ですから、ここは安全策ということです。いや、それにしても残念。
キャンプとオンライン・トーナメントに関しても予断を許さないけれど、こっちは縮小規模でやるつもりです。ただし、今後もやるやらないを含め、レギュレーション変更の可能性は大いにあります。参加予定の方はご了承を。
さて、Plugger’s View Head Hunters Limitedはご予約締め切り。ただし、各色いくらかは在庫を確保しました。以降もご予約が可能です。出荷は9月下旬の見込み。
例のNiva Saltは鋭意製作中。既にカラーサンプルは元木によって塗り上がり。普段とは違う、例えばアルミシートの切り抜きだとか、それを貼る作業に手間取っていないではないけれど、それでも数は普段よりグッと少ないので、そろそろ塗りも佳境に入りつつある。
手間取ると言うと、今回からトップコートを微妙に変えます。薄く多く載せるということにしようとジョニー吉井と相談しました。こうすると作業性は落ちるけれど、ツルツルピカピカに仕上がる。要は綺麗に見えるということ。ただし、それはつまりはプラグの重量自体重くなってしまって、羽鳥さんなんかがおっしゃっていた、良いアクションを出すには「コーティングはなるべく薄く」するということとはまるで逆をいくことになってしまう。
それでも今回のNiva Saltの場合は、サブサーフェイスを泳ぐというのがコンセプトということもあり、キャストの距離が欲しいということもあり、あえて重量は重めに設定してあるので、厚めのコーティングはむしろプラスに働く。それに塗装強度という点でもそこはプラスの要素となる。
じゃあ、その厚めのコーティングは普段の軽快なアクションを身上とするバスプラグにはマイナスではないのか、というご指摘も当然ではある。それはここのところ木材の比重が安定したおかげである程度回避出来てしまうのです。つまりは比重の軽い木材をチョイス出来るなら、コーティングが重くなろうと問題なく、しかも丈夫で綺麗ということに出来るはず。
というわけで今回のNivaは、推奨フックを背負うと40g台中盤以上とかなり重い部類にはなる。それでもその部分さえ使う側がクリアするならバスにももちろん使えます。というかプロトでの釣果も実は上がっています。
フックとスプリットリングは付属しない仕様で、ST-66 #1とかSTX-58 #1あたりが推奨フック。ということは、バスにならもう少しライトなフックにすると、浮力もキープ出来ていいのかも。そこのところまだ未知の部分ありのままなので、使い方はあなた次第です。そう言えば、ヨウイチがこの間GTを釣った時の仕様は、流行りのシングルフックでした。
Niva Saltをどうかお楽しみに。
21/09/04