Tsunami Times

  • ご予約開始!

     Mighty Arrow Mini Tandemのご予約開始です。各ディーラーにて。

     なお当オンラインストアでは10/30 11:00より受付(オンラインストアの当該ページ公開)となります。ご注意下さい。

     オンラインストアリミテッドカラーは好評につき今回もRelic TSBです。こちらも10/30 11:00より受付(オンラインストアの当該ページ公開)となります。先着順にてご予約受付です。万が一予定数量に達した場合はご予約終了となります。ご了承下さい。

    Mighty Arrow Mini Tandem

    マイティ・アロウ・ミニ・タンデム

    Body Length : 111 mm

    Weight : 1 oz over class

    Material : Ayous

    Urethane Finish

    with Arrow Prop

    Original Surface Rig

    Hook : Dos Cactus #1/0

    Color :

    Crazy Fish Mint Green [CF-MG]
    Calavera Ivory [CV-IV]
    Rogue Mackerel [RG-MC]
    Bloody Head [BH]
    Glitter Lightning Mint Green [GL-MG]
    Skull [SKL] Glow

    ¥7,800 (¥8,580 with Tax)

    ブランニュー・クラッカー・バズプラグです。その昔のMighty Arrow Tandemを若干短くしてベリーを削ぎ落とし、ヒップを絞りリシェイプしました。

    Mighty Arrow Tandemはコアなファンの間でもてはやされている、と言うより実はこのプラグ自体にコアなファンが存在しているというのは本当の話。彼らはこれを見つけては未だに買い漁るというようなことを未だに。それはこいつの凄まじい爆発力を知っているからなのです。

    そのMighty Arrow Tandemのクラッカー・バズベイトに勝るとも劣らないノイジーさ、しかもフローティング、そして超スローにも曵けてしまう、というアドバンテージはもちろんそのままにブラッシュアップを施したのがこのMighty Arrow Mini Tandemです。

    従来のMighty Arrowのスクラッチ音に加え、ノイジーと言っても過言でないくらいの甲高いクラック音は、まるでガチャガチャと鳴くクツワムシ的。ファストリトリーブ、ジャークは言わずもがな、バズベイトに比べてはるかにゆっくり曵けるというアドバンテージをぜひ活用していただきたいもの。

    なお、プロップは調整が必須です。デフォルトのままでは干渉し過ぎてしまうきらいがありますので、干渉しているフロント側のアロウプロップをぎりぎり干渉する程度に手で曲げて下さい。その具合によっては、クラック音を発生しないようにも調整可能ですし、クラック音の大きさの程度や質を変えることが可能です。

    Mighty Arrow Mini Tandem [Online Store Limited]
    Relic Tobacco Sunburst – Lacquer Finish
    レリック・タバコサンバースト – ラッカー仕上げ

     Mighty Arrow Mini Tandemのオンラインストアリミテッドは引き続き元木自身が手がけるRelic TSBです。元木自身が塗り、コーティングおよびエイジングを施してあります。

     画像を見ていただくとただのTSBではないことは一目瞭然。セルロースラッカー仕上げに飽き足らず、どうせならヴィンテージギターみたいにしてみようという突然の思いつきを形にしてみました。

     エイジング加工はご存知のようにギターにもあって、それを最近はRelic(レリック)加工と言ったりもするのだそう。そのやれ具合を忠実に再現するアーティストモデルなんかもあります。ヴィンテージの風合いを人工的に表現するという、考えてみればなんだか不思議な世界ではありますね。

     これには賛否両論はあるかと思うのだけれどプラグでやってしまいます。使うべく作られたルアーはやがてほっておいてもエイジングされるのに、あらかじめエイジングするなんてナンセンスも甚だしいとは思う。新品の状態で塗装が剥がれていたり、クラックが入っていたり、ひどいのは窪んでもいたり・・・。

     しかしそれも見てくれにこだわるという観点からすれば理解も出来るというもの。例えば塗装のクラックを見て「かっこいい」と思うその気持ちは、もちろん元木にもわからないではなく、だからこそ昔はラッカーでコーティングをしていたわけだから。

     それに果敢にそいつに挑むという面白みはこれに勝るものなし。

     それにしてもサンディングして擦れや傷を演出するのはもちろん、クラックって気温や湿度、それに乾燥時間なんかにも影響されるので、これが一筋縄にはいきません。愚にもつかないアイデアを形にするのも案外大変。

     ギターにおいてヴィンテージの味わいでもあり特徴でもあるそのクラック、これって実はウレタンでは起こらず、セルロースラッカー独特の現象です。厳密にはクラックと分けて考える記述もあるのだけれど、これをウェザーチェックと言ったりもする。つまりは気温や湿度等の変化によって木材と塗装面の伸縮率の違いにより起こるのがこのクラック(=ウェザーチェック)なのです。

     ルアーの場合も同じで、ウェザーチェックが入るのはラッカーでフィニッシュされたオールドのみ。今回のTSBはこれを再現してみました。

     とは言え、実際には例えば木肌が表出している部分はありません。生の木肌が水に浸かると浸水してしまうので、その点はご安心を。

     プラグには元木が塗った証のMMとシリアルナンバー入り。

    ラッカーフィニッシュについて:

     ご存知の方はご存知のように、Tsunami Luresはかつてプラグのコーティングをラッカーで仕上げていました。不具合や作業性の悪さもあったのだけれど、個人的には扱いやすくもあったし、ギターのコーティングもその昔はそれが主流だったということもあって、ギター好きの元木はその雰囲気や質感を気に入っていたからでした。やれてくると、クラックが入ったり、剥がれたりして、さらに雰囲気は増します。

     ただ、ウレタンよりもコーティングの厚みが乗りにくく、コーティング回数を重ねなければならないと言う点で作業性に劣ります。また、硬度は高くとも柔軟性に欠けるので、その点で強度もウレタンには劣る場合があります。

     どちらが良いと言うわけではなくて、ウレタンコーティングも厚みが乗る分、丈夫で美しくもあるし、一方ラッカーはラッカーでご覧のように一種独特の雰囲気を持っているのです。

     現状は、作業性を含め総合的に考えると、ウレタンをチョイスする人の方が主流で、Tsunami Luresも例外ではありませんが、ラッカーが最もよく似合うと思われるTSBで限定的に復活です。


    このルアーは元木自身がペイントし、セルロースラッカーでフィニッシュしています。下記をご了承の上、ご使用下さい。

    ※夏季の車中などの高温時、熱により塗膜が溶ける場合があります。
    ※プラスチック容器に入れて保管する場合、容器の材質によっては塗料の含有成分が容器を溶かす場合があります。
    ※シリコン素材の中空フロッグ(Vickitanシリーズ等)と接する状態で保管すると、塗膜が溶ける場合があります。
    ※急激な温度変化にさらされると塗膜にクラックが発生する場合があります。

    Body Length : 111 mm
    Weight : 1 oz over class
    Material : Ayous

    Lacquer Finish

    with Arrow Prop

    Original Surface Rig
    Hook : Dos Cactus #1/0

    Price : ¥8,800 (¥9,680 with Tax)

    Delivery 2022.11

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