Tsunami Times

  • Photo Grand Prix 結果発表

    ハンドレッド大森 / Sonic Bird / 59cm

     2019年 Photo Grand Prix結果発表!

     グランプリはハンドレッド大森氏の59cm。リザーバーでこのサイズは流石のハンドレッド大森もさぞやブルっときたのでは?息子のハンドレッドJr.の台頭も著しい2019だったのだけれど、締めるところはやっぱり親父が締めるのだ。琵琶湖以外からのグランプリはこれがひょっとしたら初の快挙かも。彼にはYABUSAMEと去年暮れに延期となった企画の産物=今のところ幻のラッキーマウスを差し上げましょう。

    伊東 / Beat Queen / 58cm

     準グランプリは伊東氏この魚を釣った日の顛末が振るっていた。久しぶりに持ち出したBeat Queenで58cmを釣った日に、湖上で柏木さんとボートに乗った元木に会うという偶然。ちょっとした奇跡ですね。10年を越えてルアーを通してお付き合いしたということだから、これを機にさらに津波ルアーズとのご縁を深めていただきたいもの。という期待を込めてラッキーマウスを差し上げます。

    ニャンペイ/ Slapphappy Shad J / 58cm

     ジャンボリーで釣れた魚はそのまんまPhoto Grand Prixにもエントリーということになっている、という風に元木がレギュレーションをたった今変えたので、あの日のニャンペイのSlapphappy Shad J での58cmも同じく準グランプリに。彼はあの日、すでに豪華賞品を受け取ってはいるのだけれど、トップ党の今号の記事にもあるように、あれだけ釣れていなかったあの時期の琵琶湖でこのサイズが釣れたことが嬉しかったので追加でラッキーマウスを差し上げることにする。

     元木も釣れない琵琶湖(に限らず)で投げ続けるのなら、おそらくこのSlapphappy Shad J か、Slapphappy Beaverになるだろうと思う。もちろんこの日も本命と目していた。そのくらい信頼を置いているし、実際釣れるプラグなのだ。というのは、まだまだ世の中には浸透していなくて、ちょっともどかしい思いをしている昨今ではある。ほんとに釣れるんだから。

     ここからは特別賞の発表のその前に投稿に関してのちょっとしたデータを公表してみる。投稿総数207件の内訳。

    デンさんのGecko一番乗り!

    投稿数

    ハンドレッドJr. 36回

    びっくりあわせ大坪 31回

    デンさん 29回

    マニア谷口 27回

    ハンドレッド大森 21回

    還暦伊東J 12回

     Jr.の投稿が群を抜いております。決して少なくはないけれど意外と少ないのはマニア谷口。そう思うのはおそらく一番乗りとかの印象的な投稿が多いのが要因だろうか。印象的ということで言うと、大坪君のはインプレッションにしろ普段の文章にしろ読み応えがあるよなあ。デンさんの健闘も目立つ。

    Jr.のTobacco一番乗り

    一番乗り

    マニア谷口 5回

    デンさん 3回

    20th西山 1回

    ハンドレッドJr. 1回

     これに関しては思った通りの結果。マニア谷口の一番乗りは、これはもうルーチンと化している感さえあるものの、相変わらずいつも驚かされてしまうのです。彼自身のインスタのフォロワーへのアピールも大きく、その功績は決して小さくない。

     それにしてもその牙城を崩すキャラクターが待望されて久しい。そうでなければ盛り上がらない。それは虎視眈々とその座を狙うデンさんなのか。それとも放課後の利を生かしてJr.が台頭するのか。それとも全く別のキャラクターが現れるのか。

    50up 23本

    マニア谷口 5本

    ハンドレッド大森 5本

    デンさん 3本

     これもだいたい思っていた通り。ハンドレッド君はしかし打率、長打率ともに優れているのである。

    マニア谷口のVibrotone Tandem一番乗り50up!

    プラグ種別

    Slapphappy Shad Mini DP 19回

    Django P DB 17回

    Cosmo DP 15回

    Slapphappy Beaver 12回

    Vivo DP 12回

    Sonic Horn 11回

    Tobacco 11回

    Slapphappy Shad DB 10回

    Sonic Bird 10回

    番外 Niva DP シリーズ [Prototype] 26回

     前述のSlapphappy Shad Jはランクインしていないものの、やっぱりSlapphappyシリーズは強い。上記ににShadとShad Jを加えたら50投稿に登り、これは総投稿数の実に1/4となる。ほらね、釣れるんです。うちのファンの中でさえもこれを実感していない人がいたりもするから、もっとこれは浸透して欲しいもんだなあと思います。もちろん津波ルアーズのファン以外にもね。

     ピックがリップの冗談のようなDjango P DBも大健闘。こういうなんだかおかしなもので魚を釣ると言うスピリッツこそはトップウォータープラグの真骨頂で、それはそもそも津波ルアーズが始まって以来、一貫して考え続けてきたもの。

     Cosmo DPが3位にランクインしているのは、デンさん考案のDen Tuneのリリースのせいもあり。ノーマルにしろ、チューンドモデルにしろこれだってよく釣れるプラグ。

     去年リリースのうちのクラシック、Sonic HornTobaccoSonic Birdがトップテンに入っているのも嬉しい。これにはファンの愛を感じる。

     Niva DPシリーズ[Prototype]はモニターからの投稿にも関わらず、おかげさまで多くの釣果をいただいた。ここにもファンの愛。ま、しかし、こいつがリリースになるのはこの春以降で、そこからが勝負。これまたファン以外へのアピールが肝心ではある。頑張るべし。

    あのマニア谷口から次期マニアと目される20th西山のSlapphappy Shad DB一番乗り!50up!

     と、そんなデータも加味した上で特別賞の発表を。

    新人賞

    ハンドレッドJr.

     これは文句のないところかと思う。お父さんのハンドレッド大森の影響とはいえ、中二のその熱の上げようと、それに比例した上達ぶりは特筆に値する。しかも並み居る大人ファンを抑えての投稿数トップですから。

     彼にはハンドペイントのプラグを。ご希望のプラグがあればお知らせを。

     次点はペケーニョ青木か。元木と一緒にメキシコに行ったガチガチの道楽ファンだった彼が、うちのルアーを買って、さらには投稿までしてくれたのは本当に嬉しかった。今後の彼にも期待大。

    ペケーニョ青木 Niva Rant DP [Prototype]で

    功労賞

    デンさん

     上のデータランキングのどれにも顔を出すデンさんを功労賞に。現実的な次期一番乗りのトップ候補とも目される。また、Cosmo DPDen Tuneの考案者でもある。遠路ジャンボリーにも参加してくれたし、実質的にマニア谷口を琵琶湖まで連れてきたのは彼である。

     彼にもハンドペイントのプラグを。デンさん、ご希望のプラグがあれば連絡ちょうだい。

    津波ルアーズの令和初フィッシュはびっくりあわせ大坪

    ファン大賞

    びっくりあわせ大坪

     大坪君は三年連続受賞と言うことにはなるけれど、彼にぴったりの賞を差し上げることにする。数年前一緒に行ったメキシコ遠征を挟んで、加速度的にトップウォータープラッギングにのめり込んだ彼は終始うちのファンでいてくれた。投稿数も2位で積極的にプロモーションにさえ尽力してくれていて、その文の端々には愛さえ感じてしまう。去年の秋以降は相棒の還暦伊東J氏が少々お疲れ気味にも関わらず、単独釣行で盛り上げてくれた。それにペケーニョ青木を津波ルアーズファンにしたのは、元木の力ではなく誰あろう彼の仕業。

     彼にもハンドペイントのプラグを進呈。ご希望のプラグがあれば申告下さい。

    Sonic Bird の一番乗りのマニア谷口

    MMP

    マニア谷口

     今回も一番乗りは最多、50up数最多タイ、投稿数4位、何より20年もの間、投稿の常連であり続けたこの男には今年も賞を。MVP(most valuable player)ならぬMMP(most maniac player)です。デンさんと遠路遂にジャンボリーに参加したこの男の現場での奇行は、一生忘れることはないでしょう。

     彼にもハンドペイントのプラグを進呈。マニアらしいプラグの指定があればお知らせを。

    マニア谷口直近の一番乗りは年末のSwing Gecko

     以上で結果発表終わり。投稿していただいた全ての皆さんにありったけの感謝を捧げます。本当にありがとう。

    2020年の津波ルアーズ初バスはハンドレッドJr.。しかも子年にちなんで鼠。めでたい!

     そしてPhoto Grand Prixは今年も始まる。今のところレギュレーションを大幅に変えるつもりはないのだけれど、うちわで終わるのではなく、外にいくらかでも開けたものになるならばそれもいとわない。ファンあっての津波ルアーズで、これもそのファンへの感謝のイベントであると同時にプロモーションの一環でもあるわけで、つまりはこれを外に向けてもアピールして、もっともっとファンを獲得したい。皆がこうして投稿してくれるその想いと津波ルアーズの誇るプラグを、もっと世に知らしめたい。

     そう言うことなので、Photo Grand Prixに限らず良いアイデアがひらめいた人はどうかお知らせを。もちろん今年もあなたの投稿を楽しみに待っています。

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