Tsunami Times

  • 虎吠える

     渋谷君曰く「虎吠える」とはふるってる。渋谷君に小さな虎が吠えるのは確か2度目か。しかし、なかなかやるなあ。寒い、雨、腹痛の三重苦ももろともせず。

     それにしても、このくらいのサイズのプラグをビシビシ気持ちよく投げる、そしてパシパシ、あるいはスイスイ、気持ちよくアクションさせてやる、そういう釣りっていいのかもしれないと、なんだかようやくわかる気がするこの頃だ。

     そういう釣りを心得ている人って、たぶん1oz以上のプラグにはなかなか手が伸びない。タックルがそう出来てしまっているということもあるのかもしれない。しかし、それ以前に良くも悪くも拘りというものに執着する感がある。これだってスタイル。

     逆もしかり。1ozあたりで気持ち良いと思っている(俺のような)人は、なかなか3/4ozとか5/8ozあたり、ましてや1/2ozには落ち着かない。でもSHMのようなプラグもうちにはあって、もちろんそういう釣りをやらないわけではないから、1oz派のほうが少し鷹揚であるような気がする。そんな拘りというものが存在することさえ、実はこの頃気づいたくらいだから。

     もっと小さいプラグを使うのは個人的には面倒なのだけれど、このくらいのを気持ちよく使うことに関しては特に抵抗はなく、むしろ少し意識して作ってみようかなあと、ぼんやり考えているところ。

     とは言え、年末リリースを目指しているプラグはどう見ても1ozは超える。ファットなSlapphappyの復活。あのビーバーの原型ともなったプラグがリファインだ。オリジナルと同じくファットで、しかし頭はビーバー状にカット、そしてハイアピール仕様。これがシリーズ中最もノイジーで、そして水押しが強いと思っている。

     只今、ブランクに落書き中。いろいろ描くのだけれど、採用されるのはいつもそう多くはない。年末をお楽しみに。

     ボアワッチがようやく入荷しています。ご予約いただいた方はお待たせしました。これからの季節、おそらくはルアーよりよっぽど活躍するはず。これはもうもはやタックルです。

     ノーマルなのとイヤーフラップ付きのとがあります。イヤーフラップに抵抗のある人、いると思うのだけれど、これは装着してみるとまことに暖かくてそして心地いい。それに被ってみれば誰だって案外似合うものです。かなりリーズナブルなので、両方持ってると重宝しますよ。

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