Tsunami Times
Swing Gecko現る
ジョニー・ヨシイ、Swing Geckoを塗るの図。うちで主にルアーを塗っているのはこの男である。Johnny Aceという自分のブランドも持っていて、だからこそいつもHEADZとのトリプルコラボも成立する。そりゃ俺も時には塗りもするけれど、技術的にはこの男にかなわない。その昔は道楽で同じ仕事を長年やっていたから、ひょっとすると業界では元木より多少古いのかもしれない。元木が信頼を置く男の一人。彼なくして今の津波ルアーズはないと言ってもいいくらい。
こうしてSwing Geckoは今月末のリリースを目指し鋭意製作中。羽根パーツがまだ上がっていないと言う不安はなきにしもあらずだけれど、おそらくは大丈夫なはず。
Swing Geckoはゆっくり引けるクロウラーベイトです。と言うよりはスローにしか引けません。早いアクションや早い流れは苦手。羽(Swing Geckoの場合は手ですが)が水面から持ち上がるか持ち上がらないか、そのくらいでぴちゃぴちゃやるのが肝になるはず。水面に落ちた虫があがく、あるいは弱ったベイトが水面でひくひくなる、そんなイメージ。それでもしっかり羽根モノ独特の音は出ます。夏だけでなくこれからの寒い季節にもぜひ使ってみて欲しいところ。
Swing Geckoはご覧のようにサインもし終わり。ちなみにサインを描くのはもちろん元木です。ちなみにもちろん木工からカラーリングに至るまでサンプルを作るのは元木の仕事です。
主にHEAD HUNTERSに出荷される一点もののサンプルカラーにMMとサインがあるのは、元木が塗ったものであることの証。レギュラーカラーにも面白いのでこれを混ぜてある。各色1個あるかないか。知らない人もいるかもしれないけれど。
さて好評のキャップ類について。既にPlugger’s Boa Flight Capはキャメルが入荷待ちとなりました。入荷待ちだったPlugger’s Boa Watch Capのケーブルは週明け再入荷の予定です。それにしてもメーカーにも在庫薄らしく、いずれも気になる人はお早めにご注文が懸命。
Plugger’s Earflap Huntingはその名の通りイヤーフラップをこんな風に下げて耳を覆うことが可能。3M社のシンサレートを使用していることもあり、これまたあったか。しかも機能的であるにもかかわらず、しっかりクラシカルというのもいい。
そして年末リリースと言えば気にかかっている人もいると思われるSonicmaster MM-4600SD 5thについて。実はまだサンプルさえ手元になく予約の開始が遅れています。只今、イラストあるいは上のようなサイドカップの画像でフライヤーを作成して予約を取ろうか否か検討中。
お値段はサンバーストは据え置きの¥60,000 (+ Tax)なのだけれど、コストのかかるWearing Paisleyはどうしても高く設定せざるを得ず¥70,000 (+ Tax)の予定。
果たして年末に間に合うのかどうかも微妙な状況ではあるものの、鋭意製作中であることは間違いないので少々お待ちを。
19/12/07