Tsunami Times
Photo Grand Prix 2021 結果報告
Photo Grand Prix 2021 結果報告(敬称略)
グランプリ 中越 亥大 59cm
文句なしのグランプリは、ほとんどうちのプラグオンリーで毎回のように釣果を上げる、昨年彗星のようにインスタに現れた中越君です。55upはこちらのGalleryにも投稿してくれました。しかも4本。本数もさることながら、ローカルの野池をメインフィールドにしてのこの大物率には恐れ入りました。
キャッチしたプラグが亥大とは通的要素大だし、福袋にもご予約いただいているし、加速度的にうちのプラグの所有率が増えていると推測しているので、このまんまマニアックなファンになってもらえないものかと期待も高まるところ。こういう人がどんどん現れてくれないかなあと、2022に淡い期待を抱く元木です。
中越君、おめでとうございます。賞品にはSukiyaki 56MかModerno 53HJを差し上げます。お持ちのタックルの都合もあるかと思うので、いずれがご希望かメール等でお知らせを。
その他、種々のデータを下記に。
総投稿数 172
一番乗り
August マニア谷口 53 cm
いるかフェ 渋谷
Slapphappy Beaver 4th マニア谷口
Niva Salt マニア谷口 50up
Sonic Vita J マニア谷口
2021年一番乗り ハンドレッドJr. カエルB
番外:青木 / Niva Salt / シーバス一番乗り
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一番乗りはやはりマニア谷口が今回も最強。終盤は何度かルアーが手元に届くのが遅れてしまうという災難に遭うも、6リリース中4度の一番は向かうところ敵なしの様相。しかもそのうち50upが2度。加えてリリース前の応援投稿もほとんど欠かさず。これが今回だけではなくもう何年続いているかわからぬほどのライフワークぶり。マニアの称号は伊達ではありません。
そんな彼の牙城に果敢に食い込んだのがデンさんと渋谷君。もちろん釣りなんだから運もあるのだけれど、そこはお見事と讃えたい。
デンさんは短時間ながらコンスタントに地元のフィールドに出かけることがあるようで、だからこそ一番を取ることはちょいちょい。それにしても釣りに出かけることが暮らしの一部と化しているっていうのは素敵です。
渋谷君は数年前に東急ハンズのイベントに顔を見せてくれて以来でしょうか、コンスタントにルアーを買ってくれて、そしてこうして投稿してくれます。日常にこうしてトップウォーターを取り入れているのはデンさんと同じく素敵。この秋にどうやら独立したようで、しばらくは釣りに行けないと言うこともあるのだろうけれど、その先には釣りが生活の一部となった人生の構図がしっかり描かれているんだろうなあという気がしています。頑張れ渋谷君。
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50up×18本(2021 21本)
03/05 マニア谷口 / August / 53 cm
04/17 田盛 / Beat Jack DP
04/03 ハンドレッド大森 / Django PJ / 50up
05/04 いとちん / Mighty Eddito / 51cm
06/13 ミナミ240 / Slapphappy Beaver / 57cm
07/03 ハンドレッド親子 / Slapphappy Beaver , Django PJ
08/02 中越 / Sonic Vita / 57.0cm
08/12 田盛 / Slapphappy Shad Mini DP
08/27 中越 / Cosmo DB Minnowing Model Lim’s LMTD / 58cm
09/02 マニア谷口 / アマガエル / 50up
09/04 中越 / Wonpero / 55up
10/13 マニア谷口 / Niva Salt
11/06 中越 / 亥大 / 59cm
11/18 マニア谷口 / Sonic Vita / 50up
12/29 つぐみ / いるかフェ / 55up
番外
09/11 オレンジ艇 / Whippy JL / 58cm 参考記録
12/12 つぐみ / いるかフェ 推定ロクマル
50up キャッチ数
マニア谷口 4
中越 4
ハンドレッド大森 2
田盛 2
つぐみ 2
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中越君も大したものなのだけれど、ここでも安定して強いのはマニア谷口。彼が凄いのは、ご覧いただいてわかるように、キャッチしているルアーがリリース前のルアーに関連するルアーだったり、リリース直後のルアーだったりとほとんどがタイムリーであるということ。
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投稿数
ミナミ240 34
マニア谷口 28
デンさん 22
20th西山 15
ミリメーター松澤 12
渋谷 6
田盛 6
いとちん 6
ハンドレッドJr. 6
りく坊 6
shinyaaaaaa1984 4
ペケーニョ青木 4
グランデ小川 4
びっくりあわせ大坪 4
中越 4
米良 2
ケイタ 2 他
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一昨年は49回もの投稿でダントツの一位だったものの、高校に進学して釣行回数がグッと減ってしまったハンドレッドJr.を尻目に大躍進は去年の新人賞ミナミ240。みるみるトップウォーターにのめり込む彼の様子は、それはもう気持ちいいくらいで、よっぽどそれは性に合っていたということだと思います。しかもそのきっかけから今に至るまでTsunami Luresが深く関われているということは嬉しい限り。彼がそこに見ているのは、紛れもなくライフスタイルということ。
少し趣は違うのかもしれないけれど、2位のマニア谷口にしてももちろん同じことではないかと思います。デンさんのちょっと洒落た田舎暮らし、それから20th 西山の少しアーバンなアウトドア志向、ミリメーター松澤のストイックかつナチュラルなフィッシングライフ・・・そういう人たちの傍にTsunami Luresが今後も寄り添うことが出来るなら幸せ。
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どうやら高校生活が多忙のようで以前のようには釣りに出かけられないJr.君、それでも2022年の一番乗りは遂げ、今年は「それなりに頑張る」とのお言葉をいただきました。それなりに期待しています。無理せず楽しむことが一番。
こういうご時世ということもあってか、実家がホテル業のびっくりあわせ大坪君とその相方の料理人ビーバー伊東さんもグッと投稿数が減りました。なんだか苦労しているのではないかと若干心配しているところ。以前のように度々投稿をいただいて、画像のような表情を見せてくれることを心待ちにしています。
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ルアー別50up
いるかフェ 2
Niva Salt 1 他
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ルアー別
August 17
いるかフェ 15
Swing Gecko 13
CoKirin 8
Niva DP 7
Cosmo DP 4
Vivo DP 3
Niva 3
Vickitan 2
Beat カエル 1
Mighty Eddito DP 1
Niva L 1
Gaucho+ 1
亥大 1
一昨年はリリースしたSonic Cigarが21回で、Slapphappy Beaverは20回にとどまっていました。その他、その年(2020年)にリリースしたプラグが下記のように健闘。
Niva Rant DP 19
Niva L DP 18
Niva DP 15
今回(2021年)はSlapphappy Beaver 4thのリリース年だったのでやはり最多。こいつは「釣れる」と言う意味では元木も最も信頼をおくプラグのひとつということもありダントツでした。
同じく去年リリースのAugustが2位と大健闘。リリース年だったとは言うものの、これを最初にリリースした時にはこんなに釣れるとは、というよりはこんなに使ってもらえるとは実は思いもよらなかった。なにせ地味だし、使うにはちょっとしたこつもいる、スタンダードとはほど遠いダーターらしくないダーターなので。ただ、リシェイプしたこいつのフォルムは元木もかなり気に入っていて、再リリースはさほど遠くないのかなあとも思っています。
そして同じく去年再リリースした同じくダーターの初期作いるかフェも大健闘。終盤、非公認ながらロクマルが釣れたり、続いて55upが釣れた(同じ人=つぐみくんですが)のには元木も驚きを隠せませんでした。今更ながら可能性を感じてしまっているところ。
注目はリリースから2年を経て4位に躍り出た(とう言うほど大袈裟なことでもないけど)Swing Gecko。前回はリリース翌年ながら7投稿にとどまっていたので、リリースから二年を経てようやく認知されつつあるのか否か。ミナミ240がかなり気に入ってしまっていると言うことは大きいけど。それにほだされてと言うことでもないのだけれど、Swing Geckoは元木も一昨年の七色以降、昨秋にかけてリザーバーでは多用しました。使い所として、ベイトの波紋はキーであるかなあ。
もうひとつ注目はCoKirinの8投稿。これはりく坊とミリメーター松澤、お二人だけの投稿なのだけれど、Wスウィッシャーとしては機能はもちろんサイズ感が秀逸だと個人的に思っていたプラグだったので、実は不人気だったこのプラグをリリースからかなりの年月を経て、使いこなす、あるいは注視する人が現れたことに「ふむふむ」と相槌を打つ元木です。スリムであることから食いやすくも、フックアップしやすくもあり、かなり使いやすいはず。ミリメーター松澤があの亀山ダムでこのプラグをゆっくりただ巻きして釣果を得ているのには、おそらくそこに固有のアピールがあると思われ、実は密かに元木も注目しているところ。
私評はそのあたりにして各特別賞を発表。これには賞のネーミング含めかなり苦労しました。グランプリを除いては顔ぶれがあまり変わらないのだけれど、しかし、それは安定して貢献していただいているということでもあり、そこはきっちり評価したいと思わせてくれる面々です。
MVP (Most Valuable Plugger) * ミナミ240
最多投稿も彼でした。それにグランプリに迫る57cmをSlapphappy Beaverでキャッチしてもいる。そんな彼にMVPです。
賞品はオリジナル ウッド スケール。確か持ってはいなかったと思うのだけれど、もしも持っていたなら連絡下さい。
MAP (Most Achievement Plugger = 功労賞) * マニア谷口
功労賞はマニア君。毎年毎年もう何年もの間、マニアでい続けてくれることには感謝し切れません。
賞品は福袋にもなったHand Drawn Calaveraです。ベースとなるご希望のルアーをお知らせ下さい。
MNP (Most Natural Plugger = ナチュラル賞) * デンさん
無理矢理感がなくもない賞ですが、ナチュラル賞をデンさんに。
ちなみに彼のご自宅は鹿児島の住まいの雑誌Sumikaに掲載されるほど瀟洒です。一度伺ってみたいもの。
そんなデンさんがそのライフスタイルの一部にTsunami Luresをチョイスしていただいているのは至極光栄でございます。
賞品は同じくHand Drawn Calaveraです。ベースとなるご希望のルアーをお知らせ下さい。
MCP(Most Committed Plugger = 熱心賞)* ミリメーター松澤
Tsunami Luresでストイックに亀山ダムを釣るミリメーター氏にはMCP=熱心で賞です。
毎回の彼の長文釣行リポートはもはや元木の楽しみにさえなっていて、投稿用と書いて添えられる本文よりもよっぽど面白いので、最近はほぼ全文載せるようにしています。この前しのちゃんにも伝えたのだけれど、ボウズでもレポートを提出して欲しいくらい。
賞品は同じくHand Drawn Calaveraです。福袋も予約していただいたので被ってしまうけれどどうかご容赦を。ベースとなるご希望のルアーをお知らせ下さい。
MEP (Most Enthusiasm Plugger = エンスー賞) * 20th 西山
昨シーズンは概ね好調だった20th西山にはエンスー賞。この頃はひょっとするとマニア谷口に次ぐマニアなのではないかと思われる彼にはぴったりの賞かもしれません。
賞品は同じくHand Drawn Calaveraです。彼の場合も福袋を予約していただいてはいるのだけれど、かなり迷ったということなので、もうひとつどうぞ。ベースとなるご希望のルアーをお知らせ下さい。
20th西山が時折送ってくれる上のような画像に見るのは、並々ならぬうちのタックルやルアー、あるいはデザインに対する愛ですね。いつもありがとう。
そして番外はT字路s篠田君。もはや有名人と言ってもいいしのちゃんなのだけれど、相変わらず大きなメーカーにスポンサードされるなんてこともなく、Tsunami Lures一辺倒なのはかなりの変わり者。しかしそれは元木にとってはほんとに嬉しいことです。ミリメーター松澤をここまでのTsunami Luresファンにしたのも実は彼です。
そんな彼には個人的に何か贈っておくことにします。
そんなわけでミリメーター松澤張りに長くなってしまった今回のPhoto Grand Prixでした。ここまで読めた人はちょっとしたマニアの素質ありかも。
このUser’s Galleryが常連の溜まり場みたいになってしまっていて、あるいはもっと開けるべきであるかもしれないと、そうも思ったここ数日でした。ちょっと廃れつつもあるブログではなく、インスタにでもGrand Prixの場を移そうかとも思ったのだけれど、これを書いているうちに心が変わりました。これはこれで残します。深い闇とは言わないけれど、トップウォーターのそのまた奥にある深層心理みたいなこのGalleryを、楽しみにしていてくれるマニアな人たちのために、そしていつかマニアと化す数少ない人たちのために。
22/01/07