Tsunami Times

  • ここ数日の

     毎朝散歩には付き合ってくれるし、俺が帰るとおやつ欲しさに迎えてくれるのだけれど、嫁曰くこのところほぼ1日寝て過ごすのが日常の愛犬である。寄る年波というやつが容赦なく愛犬にも降りかかるわけで、そのことを考えてしまうと少し寂しい。ま、知らず知らずのうちに自分自身にも重ねてしまっているのかもしれないけれど。

     それにしてももうすぐ14歳にしてはおそらく健康と言っていいか。随分前に近所のダルメシアンにガブっとやられて死にかけたことを除けば、特段の病気も怪我もなく過ごして来たわけだから。

     昨日は久しぶりのフィールドでした。と言ってもカミオカに付き合ってもらって淀川にてAugustの動画の撮影。珍しくフライヤーよりムービーが先行する形か。

     ついでにリリース時にさぼってしまったSlapphappyの映像も収めてきた。去年の暮れのリリースなので気になっている人もいるだろうし、買って以来未だ動かしていない人もいるだろうし。

     今日はこれらの編集で終わりそう。

     Nivaソルトは進行中と言っていいと思う。

     浮力を減らしてサブサーフェイスでの動きを追求している加減で、ウェイトをかなり多く入れねばならず、その調整はもちろんのこと繊細ではあるし、そうなると木のボディ個々の比重をある程度揃える必要がある。ブランクのうち極端に重いもの、軽いものをはねるという作業はいつものこと(平均すると1割前後はNGとなるのが常)なのだけれど、それ以上にシビアになる。スプリットリングを介してショートシャンクのフックを装着することと、強度をUPしなければならない関係上、リグの問題もクリアしないといけないし。

     という覚悟の上の難題はこの際乗り越えるつもり。ヨーイチ(One Ocean)のやる気のおかげで目指すところははっきりしていて、判断基準に迷うことが少ないのはありがたい。モチベーションも落ちずに済みそうだ。

     新たに作ったサンプルを撮影ついでに動かしてみる。これなら十分ブラックバスの釣果も期待出来る。と言うよりは、普段釣れない個体が反応する可能性は大いにある。ただ、ノーマルのNivaより少々重く、おそらくは40g台前半くらいになりそうだから、使い勝手という面で特殊な部類になるには違いない。

     午前中に2度ほどリピートしたのは先日紹介のトミー・ゲレロの別ユニットの新譜。ストリートを闊歩しつつ、その実、ウィルダネスが広がる彼の頭の中を覗いた気がする。そういうところが素敵。

     ご予約をいただいているReel Shellはそろそろ完成間近との知らせあり。もう少々お待ち下さいませ。

     ついでに送って来られたのは上のSPヴァージョンの画像。オーストリッチとは素敵。左のは爬虫類系かと誤解してしまったら、これはダチョウの足なんだそう。もちろん割高にはなるけれど、限定販売も思案中。

     とあるお客さんからは、別売りのSonicmasterのキャスコンノブは「ABUに取り付け可能でしょうか?」との質問あり。可能です。ただし、キャスコンの部分の例の文字盤は隠れて目盛は読み取れません。画像ではその文字盤のチョボが少しはみ出ているのがご覧いただける。

     そんなこんなのここ数日。

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