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W退院祝いFish ?!

25/09/12 ミリメーター松澤、しのちゃん / Millimeters Vibes, Bumbinho
先週となりますが、例により相模湖に行ってまいりました。
前日に元木さんご退院の報せあり、篠田さんと二人してそれでは退院お祝いフィッ
シュを釣ろうではないかということになったのでした。
当日はまだまだ真夏のような暑さ、しかし9月に入ってからの数回の降雨により
水質は向上、アオコはほぼ消えていわゆる適度な濁りという状況でした。
朝およそ5時に出船、「どこら辺りで釣りましょうか」という私の問いに、
「今日の場合、まずは道祖神で元木さんの健康回復祈願でしょう。」という
篠田さんのお答えでした。
相模湖の道祖神とは我々が利用させていただいているボート屋さん、小川亭のほ
ぼ対岸に位置するワンドの渾名で、そこには極太のワイヤーで形成された巨大か
つシュールで不思議な注連縄(しめなわ)が張られているのです。
何でもその直下水深30メートルにはかつてここが村であった頃の神社が沈んで
いるそうで、その名残としてここに注連縄が張られ聖域が設定されたとのこと。
パワースポットとしてTVで紹介されたことのあるこちらの主な御利益は恋愛成就
らしいのですが…そこはまあざっくりで良いだろうということで道祖神ワンドに向かいました。
この小規模なワンドは良い感じにハングやバンク、流れ込みなどが絡み非常に釣
れそうなのですが、それ故常に多くのアングラーに攻められており、以前よりあ
まりにも反応がないため最近は素通りか、または入っても一応やっとくか、とい
うくらいの感じになっていました。
出船ほどなくして道祖神ワンドに到着、注連縄を前にまずは手を合わせ一礼
し湖に元木さんの回復祈願を行い、そして道祖神ワンドにて釣りを開始しました。
このところの篠田さんはペンシルベイトで釣ることをテーマとしておられ、
ブンブやブンビーニョを多用してポイントを順に攻めていきます。
後席の私はそのあとをミリメーターズバイブ(仮称)でフォローしつつ、ここは
やっぱり釣れそうで釣れないんだよな、と思いながらハング下に投入された篠田
さんのペンシルの回収を待ってオーバーハングの中にブラインドでルアーを投入しました。
しばしポース、ハンドルを数回巻き手にルアーからの振動を感じたところでバシャ
リという音が響き、ロッドが重たくなりました。
ヒット、引きの感触からさほど大きくはないことがわかりましたが、ここはどう
してもバラす訳にはいきません。
例により興奮のあまり焦りバタバタする私、それを篠田さんはゆっくり、ゆっく
りと諫めつつネットを構えています。
魚を寄せて無事にネットイン、釣れたのは約35cmのブラックバスでした。
釣れたことはもちろん嬉しいのですが、このポイントで釣れたことに対する驚き
が大きく、これは我々の祈りが湖に届いたのだと、相模湖道祖神への感謝
と畏敬の念が心に沸き起こりました。
何としても魚を釣ってやるぞというような類いの気負いは良いほうには働
かないのが常ですが、この日はひとまず違いました。
こうなってくると現金なもので、普段はなんかイマイチなポイントとしか見えて
いなかったそのワンドが、にわかに美しく神聖なエリアに見えてきたのでした。

あとは篠田さんが釣れば退院祝いが完結するということで、気合いを入れて
釣りを続けます。
しかしその後は有名ポイントである青田ワンドで篠田さんのブンブ、私のVIVOウッ
ドに数回の強いバイトがあったりしつつ魚を掛けることはできず、あっという間
に午後となりました。
昼過ぎという時間帯となり気温も上がったところで、先日ミリメーターズバイブ
で初めての魚を釣った本湖やや上流の岩盤エリアがなんとなく心に思い浮かび、
湖を横断してそちらへ向かいました。
この岩盤エリアは上流から川幅が広がった本湖エリアにあり水通しが良く、そし
てハングに覆われており日陰が多く、この時間帯は涼しめで人間も楽なのです。
篠田さんはやはりペンシルのブンビーニョ、これを巧みに操作して艶めかしく泳
がせています。
しばしルアーを投げるも岩盤側ではバイトなく、それならと反対側ハングのレイ
ダウン内側にルアーを投げてポーズ、アクション、ポース、アクションでポース
したそのとき、派手な飛沫とともにルアーが水中に消し込まれました。
それは最近ではあまり見ないような、これぞブラックバスのバイトというべき見
事な光景でした。
今回は無事にフッキング、そして難なくあっという間にランディングしたその魚
は、約25cmの元気できれいなブラックバスでした。
二人それぞれが釣れたのはここ数年通った相模湖ではじめてのこと、そしてサイ
ズはともかく元木さんのお祝いも成就ということで、船上は興奮と喜びに盛り上
がりつつ急ぎ撮影をと思ったその瞬間、魚が暴れ、見れば何と篠田さんの指にブ
ンビーニョがフッキングしてしまっているではありませんか。
ベーシストの大切な指にこれはマズいと戦慄に震えつつ、これはしかし急いで抜
かねばりません。
覚悟を決めた私はクニペックスを手にボート前方に移動、おそるおそるその
指を見れば、深めに刺さって結構通血してはいますが、幸い返しまでは刺さって
いません。
これならイケる、とクニペックスでフックを掴むも焦りからかなぜか刺さってい
ないほうのフックを掴んでひねろうとしてしまい、危うくもっと深く刺してしま
いそうになったりしつつも、何とか無事にフックを外すことができました。
指から血を流しながらの撮影、少し騒動となり時間がかかってしまいましたが、
魚をリリースすると元気に湖に戻っていきました。
釣れてうれしい気持ちは指にフッキングしたことで一旦引っ込んでしまっていま
したが、さほど痛みはなく血も止まりつつあるとのことで深く安堵、すると心に
はまた再び喜びと感動が満ちてきたのでした。
同時に、我々はフックには本当に気をつけねばならぬということを改めて認識す
る機会にもなり、これもまたありがたい教訓であり思し召しであったと感じています。
先日は上記のような釣行でした。
今回相模湖でそれぞれにブラックバスを釣るという幸運に恵まれたのも、語弊が
ありなんだか申し訳ないのですが元木さんご入院のおかげです。
深く感謝させていただきますとともに、引き続き体調のご回復を心よりお祈りし
ています。
25/09/17
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奇跡のようなことって起こるんですね。まさに神がかってる。おかげで元木は完全復活も見えたような気がする。ありがたや、ありがたや。