Tsunami Times

  • TobaccoとDjango P DB

     昨日お知らせしたTobaccoの全レギュラーカラーを一挙公開!ま、代わり映えしないラインナップではあるけれど、現状のうちのクラシックなプラグならば、これがスタンダードと言えないでもない。Sonic Hornとも全く同じカラーリングである。

     21年目の今年はアーティスティック&オルタナティブへと原点回帰すると同時に、クラシック&スタンダードということも意識しているつもり。具体的には手で削ったり描いたりということがアーティスティック&オルタナティブということで、例えばSonic HornやこのTobacco、それにYABUSAMEなんかはまさにクラシック&スタンダードということになるだろうか。もちろんクラシック&スタンダードは津波ルアーズにおけるということで、世間一般のそれにはまだまだ程遠く、あくまでそこを目指すということ。

     ゆえに、うちの場合はアーティスティック&オルタナティブとクラシック&スタンダードが共存してしまっているということになってしまう。一見矛盾しているけれど、考えようによってはアーティスティック&オルタナティブの先にあるのがクラシック&スタンダードということで、津波ルアーズが今も昔も意図するのはまさにそこなのです。

     話は戻ってTobacco。Wood Panelというカラーパターンがあって、これはそもそも元木が好むアメリカ製のワゴン車や4WDなんかによくある、サイドのウッド調のパネルがアイデアソースである、ということを知っている人はあまりいないと思う。かくいう元木もその昔、もう二十数年前ということになるのだけれど、ウッドパネルのグロリアワゴンに乗っていたことがある。国産だけれどこれが結構アメ車っぽく、ポンコツだったけれどなかなか愛おしいやつだった。

     それはさておき、サイドのパネルに塗ってあるステインの色味を少し変えてみた。もしも手に取ることがあったら前のと比べてみて欲しい。赤みを帯びた以前の(例えばSonic Horn)とこげ茶になった今回のとは趣が違う。

     そしてそのWood Panelの色違いが、津波ジャンボリーで先行発売するオンライン限定自己別注カラーだ。実を言うと、その昔はこっちのイエロートップがレギュラーカラーだった、なんてことを知っている人はいないか・・・。ゴールドトップの方が確かイベント限定カラーだったはずで、今じゃ逆転してしまったと言うことにはなるけれど、このイエロートップも負けず劣らず良い配色なんである。昨日のDjango P DBのWH-BRと同じく、そのうちどこかでリバイバルさせてやろと企んでいたもの。

     Tobacco史上最もよく動く(?!)Tobaccoのレギュラーカラーは来週8日あたりから予約を開始したら、津波ジャンボリー直後にリリース予定。オンライン限定のWP-YTは同じく津波ジャンボリー後にオンラインにて販売予定。

     さて、そのDjango P DB、大雨が過ぎ去った九州でまたも爆釣中。伊東さんは、70オーバーのカープに破壊されたというピックリップをDIY修理しての釣果。年の功と言っては何ですが、ピックが折れてしまったことにめげず、自分で直してしまうとは、ユーザーの鏡なのである。

     ピックというのは本来たわむことでギターが弾きやすく、そして弦をハードヒットしても折れにくいものなのだけれど、過剰な負荷がかかると折れます。柔軟であることで生まれるアクションが真骨頂であるので、その辺りは諸刃の刃ということを伊東さんのようにご理解いただけると幸い。

     そしてもちろん相方の大坪君もVivo DPで良型と、Django P DBで小型をなんと3尾。「本当に本当に本当によく釣れる」との言葉が必然的に湧いて出て来るのもうなづけるほど相変わらず好釣のDjango P DBです。

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