Tsunami Times

  • Strikecaster 誕生秘話?

    Strikecaster Semidouble + Sonicmaster MM-4600SD + Chucker(Bright Liver) Tsunami Lures Custom

     グリップって個性が現れるし、特に握りはそれがアピール出来るパーツではある。ロッドからリールまでがいくら優れていようとかっこよかろうと、手元の握りがいい加減なものであるならそれはもう台無しであるし、所有者にはどうも信用が置けないということにならざるをえない。

     昨日発表したStrikecasterが果たしてどうなのか?つまりはいけてんのか?そうでないのか?の位置付けに関しては判断をユーザーに譲る。しかし、こいつは間違いなくウィットとユーモアに富んでいるわけで、あとはその心の持ちようまでを含めて、単にコーディネートというだけではなくどんな風に着こなすかだろうと思っている。つまりはユーザーの個性によっていかようにもなりえるということ。合わせるのが難しい?決してそんなことはないはず。

     仕様及び詳細についてはこちらをご参照あれ。

     イーナンバープロダクツの榎本君は以前から知ってはいたのだけれど、ゆっくり話が出来たのは、彼が参加してくれた昨年9月の津波ジャンボリーのキャンプでのこと。話題はもっぱらグリップについてで、そこからついにコラボレーションが実現したと言うことになる。

     実を言うと、当初はシンプルなものということで始まったのだけれども、お互いについついエスカレートしてしまい、やがて出来上がったものは凝り過ぎなくらい凝りに凝ったものだった、というのはご愛嬌。しかし、まあ、出来上がったこれは、津波ルアーズのストーリー性に即したもので、それは必然であったという他はない。

     判断を譲るとは言ったものの、キワモノというには侮ることのできない十分な機能を有し、しかも洒落たものが出来上がったと、榎本君ともども自負しているのが本当のところ。

    Strikecaster Single + Sonicmaster Alternative AT-2600 + Chucker(Bright Liver) Tsunami Lures Custom

     凝り過ぎたということもあって、今回はコストとリスクを鑑みて、握りのみの提供で、しかも受注生産とさせていただいた。イーナンバープロダクツという安定した製作ベースを得たことで、時間はかかるが今後とも定番として受注生産できればと思う。ただし10本の発注ミニマムを設けるので、納期の読めないのは唯一のネック。初回はそれがなく、出荷はおそらく3月中には可能だと思うので、ふるってご予約ちょうだいませ。初回ご予約締め切りは2/22です。

     適合するグリップとしてはブライトリバーのもの、それからグラスアイやうらしま堂渡辺つり具店のもの、それに本家本元のフェザーウェイトなら大丈夫。ただし、フェザーウェイトのチャンピオングリップの中にはシャフトの長さが90mm以上のものも稀にはあるということ。例えば元木が所有する同じくフェザーウェイトのオールアングルには加工を施さないと入りません。合わせようとするグリップのシャフトの直径が13mm以内で、長さが90mm以内であることをご確認下さい。

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