Tsunami Times
西表島
人は歳を取るものだ。そしてそれなりの深い皺と白くなった頭髪ととびきりの笑顔と叡智を備える。それが至極正しい歳の取り方だと久しぶりに再会したひこさんご夫婦が教えてくれた。随分ご無沙汰だったからいったいどんな風に迎えられる […]
2023/04/08
3月の七色
Fishing Safari公開しました。元木正実、五十代最後の収録はFishing Safari再開以来恒例の七色ダム。2月に人生初の入院を経験した後、病み上がり試運転の元木が、4月の六十代突入を目前にして何を思い、そして何を語り、どんな釣りを展開するのか、どうかしっかりと見届けていただきたいもの。
2023/04/08
セロトニン?
あんなにも寂しいものかと自身の感情に少々の驚きを覚える。今日は息子を保育園に送る最後の日だった。うちの息子に限らずとも子どもたちの笑顔がいっそう愛おしい朝。
2023/03/30
ちょっとした変化
息子を保育園に送り届けて仕事に向かう。9時半頃に事務所に着いたら、まずはお湯を沸かしてオリジナルブレンドの豆を挽き、豊かな芳香を鼻腔に感じつつコーヒーを淹れると、それを片手にメールをチェックするのがここ数年のルーティン。
2023/03/23
旅といろいろ
仕事をしながらamzonプライムでWBCを見終え、これを書いているところ。最近はすっかり野球を観なくなってしまっていて、ほとんどにわかファンと言ってもいいのだけれど、それにしてもなんだかんだと弱い日本を思い知らせれている今日この頃に、サッカーといい、野球といい、スポーツは勇気を与えてくれるのでした。図らずもちょっと泣けてしまった元木です。
2023/03/22
About Tsunami Lures
Tsunami Luresとはなんぞや?という動画を、カメラマン&編集の登石君は以前から制作したかったようで、入院のこともあり実釣を見送った先月にこれを撮った。これをAbout Tsunami Luresとしてチャンネルの冒頭に表示する。
2023/03/16
変わらぬ佇まいのレザボア
手ぐすね引いて病み上がりの男を待っていてくれたかのレザボア=七色貯水池だった。あまりの変わらぬ佇まいに二ヶ月というブランクは一瞬にして解けてしまう。
2023/03/15
サーフェイスリグとかデニムとかマイルズとか
まるで自信はなかったけれどどうにかこうにか間に合った。西日本釣り博限定のAged Gold Top。ベースはSonic Horn MiniにSlapphappy Beaver、それからCoKirin。
2023/03/11
Gone
昨日はウェイン・ショーターを、今日はデヴィッド・リンドレーをヘヴィーローテ。今年はいったいどうしたって言うんだろう、俺のかつてのアイドルが相次いで逝ってしまう。
2023/03/04
地球は回る
先日検査に行って来たところ、医師によると肺は順調に回復しているとのことだった。抗生剤は続けなくてはならないものの、ひとまずはほっと一安心。本調子とはいかないまでも、調子悪くてあたりまえの今日この頃のこと、ほとんど通常営業に戻ったと言ってもいいのかなあと。
2023/03/02
アパレル各種ご予約開始!
溜まりに溜まっていた仕事を一気に吐き出す形になってしまい恐縮至極であります。事情により遅くなったアパレル5点のご予約開始です。
2023/02/28
Relic
ヘヴィーレリックなMighty Eddyはハンドレッド親子所有のもの。Jr.がこれで退院を祝ってくれた。なんと出来た高校生だろうか。レリックな俺は涙がちょちょ切れるのである。それにしても年季の入ったエディだ。これにはこれの特有のアクションと効果が期待出来そう。
2023/02/22
復帰
Wi-Fiが使えて手元にMacにiPhoneがある状態では、限られてはいたとしても自ずと出来る仕事があったり、SNSを必要以上に徘徊したり、思ったほどは暇ではなかった入院生活だった。ま、しかし、この仕事を始めてこの方これだけ休んだのは初めてのこと。
2023/02/13
退院
退院しました。ひとまずご報告。ご心配いただいた皆さん、本当にありがとうございました。今日は早速事務所に行ったのだけれど、週末はちょっとゆっくりさせていただきます。
2023/02/10
湖上
おそらくはもう三十年余りも前から頭の隅っこに引っかかって離れることのなかったこの伝説の本を、六十を目前によもや病室で読破することになろうとは夢にも思わなかった。七十年も前の若者の狂気の沙汰が肺炎の俺の胸をぐりぐりとえぐったら、細菌は駆逐され、膿は排出され、炎症は鎮圧されて、なんだか少し爽やかな気分になった。
2023/02/09
読書と思索の冬
The History of Lure Fishing読了。こんなに早く読めるとは思っていなかった。入院の効用。それにしても驚嘆すべき量の資料とその読み解きに頭が下がる。感銘も受けたし勉強にもなりました。トップウォーターファンにも実に示唆に富んだ内容です。
2023/02/05
入院十日目
入院十日目、随分良くなりました。血液検査では未だイレギュラーな数字をキープしている項目もあるのだけれど、入院当初に比べたらかなり元に戻りつつあるみたい。そんなわけで遂に点滴が外れた。抗生剤は今後飲み薬に取って代わる。担当医からはうまくいけば来週末退院とのこと。残念ながら当初の予定よりは日程が若干押してしまっているのだけれど。
2023/02/03
夜明け
また一日が始まることを教えてくれるからだろうか、朝焼けがちょっとした楽しみな初めての入院六日目。生駒山の山の端が今朝もオレンジに染まった。やがてオレンジは失せて、しばらく後に雲の隙間から太陽が顔を出すと、周囲が今度は薄オレンジに染まる。今日は曇り。
2023/01/30
病室から
点滴の規則正しい音が時間を刻む。阪急電車の走る音が時折り聞こえる。点滴を替えに来た看護師さんについでに南側にある窓のカーテンを開けてもらう。昨日の朝焼けが見事だったから今日も拝もうとの算段。安威川を挟んで生駒山まで見渡せるから眺めはいいが、空が白み始めてみると、どうやら今日は曇りのようで朝焼けはのぞめそうにない。二度目の病室の朝。
2023/01/28
Jeff Beck
まるで友達を失ったような深い悲しみが静かにしかし怒涛のように訪れるのを感じた。そう、それは青春という名の友達。六十を目前にようやくそれを失ったことを悟る春。
2023/01/18