Tsunami Times

  • Pacific Jazz

     気張らず聴くジェリー・マリガンとチェット・ベイカーがなんだか異様に心地よい。とうとうと言うべきか、それとも唐突にと言うべきか、そんな季節の到来。しかしそれがこれまでと決定的に違うのは、都市と目と鼻の先の空気ではなく、ほとんど森の中の空気をそれが震わせているということ。気持ちの持ちようと言われればそれまでだけれど、明らかに違って聴こえてしまうから音楽って不思議だ。

     さて、夏の名残の初秋の空気の中行われる予定だったTsunami Jamboreeは、秋まっただ中の10/13(日)〜14(月)に延期となりました。出店者も出演者も、それからキャンプに参加予定だった人も、来れなくなってしまった人がいて、それはとてもとても寂しいのだけれど、延期して開催出来ればそれだけで幸せなのかも。こっちの日程になって参加出来ることになる人がいてくれるといいのだけれど。

     不幸中の幸いとも言うべきか、13日はイレクターズキャンプと一部併催となります。これはちょっと面白いかも。イレクターズキャンプに参加してそのまま居残りもあり。ちなみに元木はイレクターズキャンプから参加です。

     Tsunami Jamboreeの詳細および、デイキャンプ、キャンプ、それから14日のジーニョランチのお申し込みフォームはこちら。デイキャンプ、キャンプなしでももちろんご来場いただけます。ふるってご参加下さい!

     新入荷のお知らせも少々。

     去年末にリリースしたものの早くに在庫切れとなってしまったTashinami 56Mだったので、早くも再生産。初心者からベテランまで広くおすすめのグラス100%ロッドです。バットをスウェルバッドなみに太くして、肉厚を薄くすることで、軽さと強さを両立。グラスロッドは重いという概念を覆した54gの軽さは、持ってみると一目瞭然。また、バットの強さは、フィールドでカーボンやコンポジットから持ち替えた際にも違和感を最小限にとどめます。それでいて、しなやかなミッドからトップセクションによるキャストフィールの心地よさは、グラスならでは。

     久しぶりの新色リリースはペンコストレージコンテナ。Tsunami Luresだけの別注カラーなので、当たり前だけれどレギュラーにはないレアカラーです。しかもクラシカルで小粋なステッカーまで付属します。先ごろリリースのPlugger’s Carrying Boxとの蓋部分とお揃いのMoldy Clear(モルディークリアー)は、まるでプラスチックが経年で黄変したかのような渋めの色合い。昔のタッパーウェアーなんかも彷彿とさせますね。

     ちなみにPlugger’s Carrying Boxも多くはないですが在庫あります。

     冒頭の画像は言わずと知れたSlapphappy Shadのオリジナルサイズのプラスチックと、ジョインテッドです。Jの方は間もなくブランクが入荷して、以降の作業に入ろうとするところ。長いことペンディングになっていた再販が遂に始動です。元木も普段から多用するプラグなので、ぜひ手に入れるべし。

     プラの方はなんと生分解樹脂を3Dプリンターで出力したもの。新しいプラスチックルアーの形です。ただ今鋭意テスト中。お楽しみに。

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