Tsunami Times

  • Niva L del Plasticoとスケールと

     雨が続きますね。続くくらいならまだいいのだけれど、被害が出るとこれはもうほんとに滅入ってしまう。明るい話題が欲しいところ。

     さて、DJ T-bOne SteAkことつよぽんのビーツに乗せてNiva L del Plasticoの動画を週末に公開。もう見ていただいたでしょうか?

     加えて今日は解説動画もUP。こっちも合わせてどうぞ。例のウィードレスチューンの解説動画もあり。

     この解説では触れていないものの、2年ほどサンプルを使っていて思ったことがもうひとつ。このNiva L DPってどうもベイトを追っている、あるいは意識しているバスにことに効くという気がするのだけれどどうでしょう。

     先日のカミオカのこれに出た魚も、実はベイトを追っていたところに狙い撃ちしたものだった。それにボイルしているエリアでこれが効いたことだってある。

     と言うわけで「それを確信に変えるのはあなただ!」と言ってみる。いや、しかし、釣れるルアーですから、マジで。

     そうそう、もうひとつ気づいたことが。よくよく眺めてみたら、ボディはもちろん、リップにサーフェイスリグ、プロップにフラップ、そしてフックからヒートンに至るまで、ビスとカップワッシャーとウェイトあたりを除けばほぼTsunami Luresのオリジナルなんです。そう思うとなにやら少し感慨深い。20年前ならそんなこと考えられなかったものね。

     ご予約は今週末まで。たくさんのご予約待ってます。

     ところで、あなたのスケールは思わず部屋に飾りたくなるようなスケールですか?というわけでかねてからの懸案事項はオリジナルスケール。デザインに関してははかなり煮詰まっていて、世の中にこんなに雰囲気抜群なスケールがあるのかと思うくらいの出来栄えになりつつある。(画像は1stサンプル。2ndサンプルはもうすぐ)いやほんと、魚を測ることにも粋でありたい。

     ただ覚悟はしていたのだけれど、結構なコストがかかってしまう。定価は二万円代後半でないと恐らくは採算は合わない。加えて今日はミニマムロットがあるという寝耳に水のお知らせをいただき、受注生産にしようという目論見が風前の灯。製作を依頼される側も遊びでやってくれているわけではないので、それはそれで当然なのだけれど、これは相当に悩ましい。

     でも、魚を測ることにそのくらいお金をかけてしまうという馬鹿らしさは、Tsunami Luresとしての信条にもふさわしい。クラウドファンディングでもしたいところですね。馬鹿げたプロダクツに賛同してくれる人がいったいどのくらいいるのか知りたいもの。20人もいればなんとか成立しそうだから、クラウドファンディングするのもなんですよね、っていうほど規模は小さくてお恥ずかしいのだけれど。

     今日はそんな愚にもつかないことに血道を上げるということにも見合う、素晴らしい音楽を。ジプシーブラスの代表格ファンファーレチョカリーアとマヌーシュスウィングギタリストとのコラボレーション。考えてみれば必然の、しかし当時は意表を突かれて嬉しくなってしまった、ワクワクしてしまうクロスオーバーです。

     実はNiva L del Plasticoの解説動画で元木が着ているTシャツ、それがこのアルバムのイラストと同じ。気づくのはおそらくそれを俺にくれた張本人くらいだと思います。しかし、こんなTシャツ着てる人、そうそういないだろうなあ。すごく気に入ってます。

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