Tsunami Times

  • Niva DP CF-MGについてお断り

     

     Niva DPの解説動画に次いで、PV(アクション動画)をUP。こればっかりは単独では難しいので、仕事が休みのカミオカに協力いただく。二人でマスクして淀川へ赴き、EOS80Dと今回は水中もしくはサーフェイスの絵が欲しかったのでカミオカのGoProを駆使して小一時間程度で撮影。その後元木が半日かけて編集しました。さていかがでしょうか。

     そして同じく昨日の午前中にはいよいよNiva DPが入荷。Niva DPは同じボディでペンシルとWスウィッシャーとライブリーがあるということもあり、今回はいつもより入荷量は1/3と少ないから、インパクトもいつもより少ないとは言え、やはり大きなダンボール数箱の威圧感と言ったらない。ま、売れないと倒産だって大袈裟ではないから、そりゃもうドキドキです。攻める勇気は必要とは言うもののね。時期だって時期ですから。

     

     

     その後撮影に赴き、お昼過ぎにZinho(ジーニョ)でランチをテイクアウト。Yum ! Buono ! そして安い(850円)。お近くの方はぜひテイクアウトすべし。そうするとZinhoだって助かるってもの。

     そのまんまカミオカにこれまた手伝ってもらってNiva DPの検品へとなだれ込む。実はそこで発覚したことをみなさんにお断りです。

     

    上が製品、下がサンプル

     

     画像でご覧の通りCF-MGの色味がサンプルと製品では明らかに違います。ついでに目のカラーリングも。こんな風に中国の工場とは行き違いがちょいちょいあって、慣れっこと言えば慣れっこなのだけれど、いったいどうしてそういうことになるのかはいつまでたっても理解し難いものがある。

     さすがにちょっとショックだったけれど、それでもこれをやり直すことの工場の負担とうちの負担を鑑みると、これはこれでいく他はないと判断しました。Tsunami Luresとして受け入れがたいカラーリングかと言うと、決してそうではなく、これはこれで悪くないということもあって。それに、今回のコロナ禍で工員が減ったり、大幅に入れ替わったであろう工場の事情を考えると、容認し難いとするよりも、注意喚起に留めておいて、お互い助け合った方が今後のためにもなる。

     しかし、うちにしかない特徴的なパターンでもあるこのカラーパターンにウッドのそれと同じ雰囲気を求めていたファンがいるとすれば謝ざるを得ないですね。申し訳ありません・・・。ま、でも、それを歴代CF-MGの中でもイレギュラーな、そしてそういうストーリーのあるレアなケースとしてとらえていただいて、逆にそれを楽しんでいただければありがたい限り。

     

     

     ただし、今回はスケールやアイスポットのブラシテクニックはかなり向上しているような気がします。ここまでやってくれるところは日本にだってなかなかありません。

     中国の工場のことをとやかく言う人は未だに多いけれど、今や世界の工場と言われるかの国のスキルは着実に向上しています。うかうかしていると日本は追い越されるでしょう。悪く言うのは簡単だけれど、お互いの認識の差をうまくコントロールして、付き合い方を考える、誠実な企業ならやっているであろうそういう努力というのは、そういう人たちには考えの端にも上らないのだろうなあと思います。

     

     

     それからわずかながらもコストカットということもあって、今回からパッケージを一新。ちょっとレトロな雰囲気のケースにしてあります。それでもユニークなテイストは健在の、なかなかいかしたデザインであると自負。いや、いい感じ。自信作です。

     

     

     さて、今朝は時間を作って息子と散歩。保育園に行けず、毎日自宅か、時には事務所で大人しく(ということもないのだけれど)遊んでいなければならないやつにとっては、散歩で開放感に浸ることは大事だろうから。図らずも俺の顔を見上げて「気持ちいいなあ」と言ったのは息子でした。

     そうそう、うちでルアーのカラーリングを請け負っているジョニー吉井にはおとといくらいから休んでもらっています。当ビルジング内では彼は唯一の電車もしくはバス通勤で、なんだかちょっと心配ということがあって。しばらくは仕事が不自由だし、毎月決まった額を彼に払っている身としては、なかなか苦しいのだけれど。

     

     

     ところで例のHEADZとのWネーム・サングラスは、只今ご予約受付中。

     

     

     ウェイファーラータイプなので、比較的誰にでも似合うし、精悍で清潔な雰囲気が洒落ている。かつては元木もレイバンのそれを愛用していました。ただし、これには種類があって、中にはやたらとデカいのとかも確かあったはず。日本人向けなのは今回のと同じようなタイプのと、サーモントと言って、フレームのフロントの下半分が金属のもの。

     サーモントのは鼻パッドが付いていて、鼻の低めの日本人にはこれが快適。パッドによって滑り落ちにくい仕組みなんです。そうでないモデルにはこれが付いていない。少なくとも元木の手持ちのものには。

     

    これが鼻パッド

     

     今回のPlugger’s Viewはサーモントでないにも関わらず、これが付いているのでなかなかの親切設計ではないかと思います。

     すでにHEADZ分は早々に売り切れとのこと。こりゃうかうかしちゃいられない。

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