Tsunami Times

  • 時代と国籍

     「トミー・ゲレロが選ぶ、「ロードトリップに連れ出したいアルバム」15枚【試聴可】」にFriends of Dean Martinezというのが含まれていて、どれもいいんだけれど、これは特にいいなあと思って調べてみると、そこにCalexicoの名があった。未だ詳しいことは不明なのだけれど、どうやらCalexicoのメンバーがいっちょ噛んでいるらしいということでなんだか納得がいった。

     好きなんですよね、このCalexico(前はキャレキシコとなってた日本語表記はこのところキャレクシコで落ち着いている模様)。国境に絡むロードムービーのバックトラックのような、レイドバックしたハイブリッドサウンドが彼らの持ち味。

     時代も国境もない、そういう志向が美しい。

     国境と聞いて俺が思い浮かべるのは不思議とというか当然というか、メキシコなのである。写真はどうやら5年前だそう。その時、アメリカの空港で合流したのが左上の大坪君その人。ちなみに右下はそれ以来彼と交流のあるペケーニョ青木。その大坪君から嬉しいメール。

     初バスを、そのメキシコツアーで初めて魚を釣ったと同じSlapphappy Shadで釣ったのだそう。

     彼も書いているのだけれど、彼も俺もメキシコを今こそ渇望している。いつになったら行けるのでしょう。その時までみんなが元気でいること、それが大切だ。

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