Tsunami Times

  • 大量入荷!

     あんなに遅れてたSukiyaki 60Mがまさかこのタイミングで入荷するとは思わなかった。ジャンボリーを始めとするイベントがひと段落したので、イベントSPのルアーやグッズをUPしようとした矢先の入荷なのです。

     それにしても今回のSukiyaki 60M(60HF改め)はカラーアンサンブルがあまりに渋過ぎる。最高傑作と自画自賛。

     Sukiyakiシリーズは最初の56や56Lを除いては80年代的メタリックベースがテーマ。60Mに選んだのはなんと濃い茶色のメタリックという冒険でした。1stの60と同じゴールド、もしくは60HFのシャイニーブラウンとも迷ったのだけれど、このシャイニー・チョコレートブラウンはサンプルをもらった時点でかなり気に入りました。

     しかしこれに合わせるスレッドカラーがまた問題。ありきたりではうちらしくないから。そこでチョイスしたのが、メタリックの上にメタリックのこの2カラー。最終的にどちらか一方には絞り切れず、なんと2カラーにしてしまいました。たまにやるけどねこの2カラー作戦。前回は確か60Hだったかな。

     とにかくカラー良し、そしてアクション良しのSukiyaki 60M、あるうちにどうぞ。

     イベントSPプラグは硬軟(?)織り交ぜた4種です。どれもうちらしいカラーに上がっています。

     ボラチョはティグレ。ちょいちょい塗るこのティグレですが、今年はこれが干支。特別感満載でお贈りします。こいつは春の東急ハンズに始まって、広島の三越に名古屋のアンマケ、京都は高島屋に、そしてジャンボリーとキャラバンした強者なので、なんだかもう表情さえ違って見えます。絶対釣れる。

     Niva DPは今年になって塗っているネオクラシック的なカラー3種とお馴染みカラベラが2種。BHとVCL、それからCV-IVは画像でも評判がいいのいだけれど、実際イベントで目にする人には案外VBH-CLとCV-CRが好評。サブキャラ的な雰囲気がないでもないこの2カラーだけれど、結構この2カラーを手にする人が多かったのが印象的でした。

     ジャンボリーSPはCoKirinのAGT。エイジドのゴールドトップです。ワイスタイルの別注でくじらフェJに塗りましたが、これが2度目とあって少しはやり用も板について来た感あり。実際に見ないとわからないけれども、エイジドの具合はもちろん色合いもこれがとてもいい雰囲気です。真鍮粉でしかなし得ないようなゴールド。これは実は時間経過によってだんだんと黒ずんで来ます。それもまたおそらくは真鍮粉の特色で、これでまた雰囲気が増します。

     特筆すべきはSlapphappy Shad DBのジャンボリー仕様、チンフラップ装備のアクション。口で言い表すのはなかなか難しいんだけれど、従来のウォブルロールにさらに異質なロールが加わって挙動がなお複雑になっています。リトリーブの感触も変わります。チンフラップのフラッシングも含めて、まず間違いなくハイアピールを超えるハイアピールです。

     カラーはNiva DPと同じくネオクラシックなBHとカラベラが2色。

     カッティングシートは、実は20th西山の自作に端を発します。彼の車に貼ってあったのを見つけて、こりゃいいなあと、本家が乗り出したというわけ。お馴染みのグラフィックもカッティングシートになるとより生きる気がするから不思議。オンラインストア先行発売。量産化したらディーラーにも。

     ジャンボリーの記念手ぬぐいも参加の皆さんにはかなり好評でした。手捺染という製法のせいか、手ぬぐいに独特の風合いってあって、これはTシャツやなんかのプリントとも違うし、タオルとはもちろん違うし、バンダナともやっぱり違う。それがミクスチャーな元木のグラフィックと妙にマッチングしているような気がします。

     いずれも本日から受注開始して週明けより順次出荷です。

     さて、残業を終えてそろそろ帰ろうかという23時前、さっきから鳴ってるギル・エヴァンズ・オーケストラにだんだん耳を奪われていることに気づく。夜更けの事務所で聴くこれがなんだかシュールで心地良くなってきた。大人数のダイナミックさは怒涛のようで、窓外の闇さえ押し戻しそうな勢いがある。いやいや、このまま聴いているとその勢いのままに朝を迎えそうだから、やっぱり帰ります。お疲れさん。

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