Tsunami Times

  • 啜り泣くギターと残り福

     誰しもビートルズに特別な曲を持っているものだけれど、元木の場合そのうちのひとつがこの曲、While My Guitar Gently Weepsである。この曲のイントロを聴くだけでかつてはゾクゾクしたものだ。

     そのゾクゾクが蘇って泣けた。つい最近ひょんなことから発見したこの曲のカバー音源、相当に遅ればせではあるのだけれど、2002年のコンサート・フォー・ジョージにおける誰あろう、ポールとクラプトンによる共演ヴァージョンのこと。しかもクラプトンはあのギターソロはもちろんボーカルもとっているし、しかもしかもその上でポールがハモってる。無条件降伏。

     ジョンとポールに隠れてしまっているけれど、ジョージにしても相当の天才であったことを再確認せざるをえないですね、こうして彼が作ったこの曲聴いてると。クラプトンのギターだって啜り泣くはずだ。

     それにしても「Gently Weep = 啜り泣く」とはよく言ったもの。タイトルで既に泣ける。

     さて、そんな夢の共演もあれば、世界の片隅の片隅にはまるで大したことのない、しかし丹精込めた共演だってある。福袋用に作ったJohnny Walker – TL Editionなのだけれど、少しだけ残ったのでオンラインストアにUPしました。

     もちろん福袋のようなおまけは付かないし、お徳感はないとは言え、「ルアーだけでいい」という人にはこっちの方がいいのかも。おまけなんていらないのに・・・と躊躇してしまった人には朗報だ。文字通り残り福。

     それから只今ご予約受付中のReel Shellに追記。下側にはベルクロが付いていて、これである程度大きさの調節が可能です。

     革の部分にはTsunami Luresの焼印もあり。

     裏地には革がもう一枚貼ってある。そう、革の部分が二重なのはもちろん、コーデュラ部分も裏地が革なんです。ここが凝った作り。こういう仕事をしてくれる発注先はそう多くはないのです。

     俺には思いつかない部分でこっちを説得する仕事の出来る、いわば職人。例のパーツの作成を受け持ってくれていた業者さんもそのうちのひとつ。痒い所に手が届く、そういう人に丁重に断られたわけで、そこはショックも大きい。再度丁寧にその理由を説明していただいた上で、ロットをなんとかもう少し上げるとか、なんかのついでに作ってもらうとか、そういう妥協点がないか、現在再度探ってもらっているところ。うまくいけばいいのだけれど。そう切に願う。

     そうだ、大事なことを忘れてた。Wild ThingJohnny Walker – TL Editionの福袋は昨日出荷を終えました。ご予約いただいた皆さん大変お待たせしました。ひょっとするともうお手元に届いたかも。本当にありがとうございました。

     続いてフォトグランプリの賞品も本日発送完了。これまたお待たせしました。

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