Tsunami Times

  • ルアーチューン、そして遅々として進まぬCoKirinのテンプレート

     トップウォーターベーシックVol.4を公開。今回は「合わせ編」です。これについては一家言も二家言もあるという人がおそらくいるでしょうが、そういう人は放っておいて、これに迷いのある人だとか初心者だとか向けに。

     それにしても、この「合わせない」というやり方には一理あると思っています。お試しあれ。

     Fishing SafariのVol.9の方の公開がわけあって遅れていますが、もうしばらくで編集が上がります。大スペクタクルとは言わないまでも、観る人には結構面白い、そして見せ場のあるものになっているはず。さていかに。

     さて、明日はそのFishing Safariの次の収録があるので、今日はその準備を。どうしてもルアーは何か仕込んで行きたくなるし、プロトタイプのテストだってついでにしたいので、これに時間が割かれてしまう。

     しまいには、昨日投稿のあったミリメーター氏のオルカフェチューンを事務所裏の用水路で試してみたり、木工が不可能と言われてしまったWhipinho Lの改造に着手したり、どうしてもそういうことにうつつを抜かしてしまう始末。

     と言うわけで、今抱えているCoKirinのカラーパターンのテンプレートを作るという一大仕事が一向に進まないのである。

     ちなみに上の画像がミリメーター氏のオルカフェチューン。オルカフェはとてもいいルアーなのだけれど、なにかこれにキックが欲しいと実は常々思っているところこのミリメーターチューンだったから、これにはかなり興味が湧いてしまった。ワラチョッパーを持ってくるとは実に意表を突いているし、見た目が面白い。

     このミリメーターチューンを参考に元木がチューンしたのが上の画像。追加のウェイトの量と位置はほぼ同じで、ワラチョッパーの装着方法と位置を変えた。ミリメーター氏はワラチョッパーとフックの絡みをリアフックの位置を変えることで解決したのだけれど、元木の場合はワラチョッパーの位置をあえてフックに近いベリー側にして、リベットでスイベルと留める方式を採用してみた。ミニプロップはワラチョッパーと干渉して音を出すというわけではないのだけれど、これを取るとアクションが変わる気がするし、ジャークした際のサウンドがこっちの方が良いので残してある。

     ちょいとテストするとこれがなかなか良さそうな感じ。

     ミリメーター氏とのこれについてのやりとりがあって、やっぱり彼のメールは面白いので後日公開するかも。釣れないリザーバーを釣るというところが彼との最近の共通項で、なんだかそこの部分でこのところ考えがシンクロしているような気がする。

     そもそもオルカフェって釣れない時のとっておき、あるいは必殺技とならないものかと作ったものなので、それをこのチューンは加速させそうな気がしないでもない。この先のテスト、そして釣果次第でさてどう転ぶのか。

     木工が不可能と言われてしまったWhipinho Lはこれ。ジョイント方法を変え、ウェイト位置にも少々無理があったので変えてみた。これはもう何年も前から取り組んでいて、製品化しようと思ったのは2018のメキシコツアーだったから、それからでさえもう4年もの月日が流れてしまっている。いい加減なんとかしたいのだけれど。

     ま、しかし、こんなことやってたらテンプレートは進まないよね。

     さ、明日の撮影の積み込みをこれから。

     そんな本日のBGMはこれ。デヴィッド・バーンです。エスニックでエキゾチック。

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