Tsunami Times

  • スラローム

     そう、スラロームのごとく目まぐるしく人生は過ぎることがある。なんたって足早に6月は終わり、なんということかもう7月なのだから。

     渋谷君の釣果報告に「スラローム」という言葉があって、これがなかなかルアーアクションを心得た表現で、それになんだかタイムリーだった。Sweepy J DPのアクションをしてスラロームとは言い得て妙。それが見事魚を連れて来たのだとか。これで仕事の疲れも吹っ飛んだんだそうでこれは嬉しい限り。

     仕事帰りの釣果はマニア君からも。こうして彼らの疲れを癒す釣りの傍にTsunami Luresがあるのなら幸せだ。

     さて、Tシャツに続いてキャップとハットのご予約開始。こちらは7/9(木)締め切り。だいたいTシャツと同じ中旬に出荷を目論んでおります。

    ご覧のようにどちらもアースカラーをチョイス。Teflon Safari Hatのブリックオレンジも見た目よりはトーンは押さえ気味です。

     そこに先日来ご予約受付中のTシャツにも発売したてのステッカーにも使った魚のモチーフのフェルトの小さなパッチを付けてあります。控えめながらしっかりプラッガーをアピールする、そして機能はフィールドに即した仕様のキャップにハットをぜひどうぞ。

     そうそう、Short Bill Field Cap(ショート・ビル・フィールド・キャップ)はサイズがフリーとはいうものの、若干小さめです。そもそも作りが小さい上にバックをゴムで絞っているので、締め付けが苦手な人はちょっと抵抗があるかも。元木もそこそこ頭は大きい上に実は締め付けは苦手なのだけれど、それでもギリギリ被れます。締め付けもさほど気にならない程度。

     Teflon Safari Hatの方のサイズは大きい人でも大丈夫。むしろ小さな人に方が問題になるとは思うけれど、これの場合は内側にある程度小さく調整出来るアジャスターがあります。

     さてそんなスラロームのような昨今をスローダウンさせるにはジョアン・ジルベルトなんて最高だと思う。アルバムジャケットが物語るように、こんなに静かに歌い、そして感涙を呼ぶのは世の中に(残念ながら元木が観る前に亡くなってしまったけれど)この人だけである。嘘だと思うなら聴いてみるべし。

     何かをしながらというよりは集中して耳を傾けるのがいいのだけれど、何かをしながら聴くうち、ふと心に浸み入る瞬間もないではない。そうなれば涙腺からわらわらと涙が湧き上がるのを感じることが出来るはず。歌詞の意味なんてわからずとも。

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