Tsunami Times

  • インプレッション

     早速ミナミ240よりインプレッションいただきました。

    「帰りに日没まで数投しただけですが、めちゃくちゃいいですね。カップが水を押す音、ジョイントによりボディ同士がコキコキあたる歯ぎしり音、それに金属音、楽しいですね!移動距離も短いからネチネチやりたいこれからの時期に可能性感じました!プロトの印象はスウィーフォニックシガーフラップがあまりにも強烈だったのですが、買ってよかったです!色もバードとインディゴで迷いすぎたからこれにしたんですが、実物見て正解でした!大事に使いたおします!」

    とのこと。

     はい、ちょっと地味と言えば地味ではあるけれど、我ながらよく出来たプラグだと思ってます。こう言うタイプのジョイントポッパーはあまり見当たらないし、新機軸と言っても過言ではないくらい。もちろんカラーラインナップにも自信あり。

     それにしてもミナミ240の「バードとインディゴで迷い過ぎたから」カラベラにしたとは、考えてみたらちょっと意味不明。面白い男です。いや、ひょっとしたら他にもそんな人がいたんだろうか?実はバードとインディゴは不人気だったんですよね、今回。同じ理由でこれらが避けられてしまったとか?そんなわけないか。

     ちなみにこれらはサンプルで塗ってドロップしたカラーリングの一部。これだってなかなかの出来栄えではあるのだけれど、レギュラー入りならず。これらはいつものようにヘッドハンターズにてイレギュラーカラーとして販売されることになってます。

     ところで、今回は発送したうちのいくつかの荷物で若干の遅延が発生していたよう。ヘッドハンターズへの到着も少し遅れたようだし、なんとあのマニアックな人への到着も今日遅くだった模様。その他にもお待たせしてしまった人がいたならば合わせて大変申し訳ありませんでした。

     今バックで鳴っているのはカーメン・マクレエ。今日のBGMは何を載せようかとぼんやりMacのプレーヤー画面を眺めていたら、目に止まったのがこのジャケットだったのでかけてみる。

     amazonのレヴューを見たら、1971年のスウィング・ジャーナルの年間ベストヴォーカルアルバムにこのカーメンのアルバムを上回ってエラ・フェッツジェラルドのアルバムが輝いたことで、ジャズ評論家だった大橋巨泉が自身のラジオ番組で、「今のジャズ評論家は一体どうなっているのか?」としきりに嘆いていた、なんてことが書かれてた。そうか、大橋巨泉てジャズ評論家だったのか。てっきり司会者だと思っていたけれど、そう言えばそうだったような気もする。

     それはさておき、俺自身にとってはどちらかというと今のところあっさりしたカーメンより濃いい印象のエラの方が好みなのだけれど、このアルバムを聴いていると大橋巨泉が憤ったのもわからないでもない。

     それにしても、この前書いたビリー・ホリデーもそうだけど、秋の夜長にはジャズボーカル、特に女性のはいいですよね。

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