Tsunami Times

  • 儚い夢?

     夢を叶えた?そうじゃないですか?先日トップトウ君にそう聞かれて、虚を衝かれた気がした。咄嗟に「まだなんかあると思っている」と答えたが、それじゃどうも答え足りない。

     琵琶湖にほど近いここに家を建て移住したのだけれど、夢を叶えたなんて小指の先ほども思っていなかった。ルアーを作るという仕事で得た家なんだから、よくよく考えるとそれは確かに奇跡にも近いとは思う。でもそれが夢だったわけじゃない。じゃあ夢はなんなの?と問われても答えには窮するのだけれど。

     それはそうと、車を乗り換えようかと思案中。こんなに愛着を覚える車は他にないし、手放すともなるととてもとても寂しいには違いないが、そろそろ潮時とも思うのだ。移住した地域柄、冬は四駆がないと少々不安に思えること、それがきっかけ。

     だからと言って、欲しい車はなかなか手に入りそうにない。この頃、車の値段は本当に高騰しているし、中古車だって例外ではない。諦めなければならない選択肢がたくさん。乗りたい車はいくつもあったのに、年齢を考えると、もはや死ぬまでには叶いそうにない。叶わなかった夢がそこに転がっている。

     大きな犬を飼うことだってちょっとした夢だったのだけれど、家族に反対されてはそれもどうだろうか。バスボートみたいな、しかしもうちょっといかした船も欲しい。もう一度メキシコにも死ぬほど行きたいし、アマゾンだって行きたい。欲張りな夢はモチベーションでもある。これがないと仕事出来ない。

     しかし、それらも、夢は?と聞かれて答えるにはなんだか弱い気がする。やっぱり「まだなんかあると思っている」との答えが的を得ているだろうか。終活も近づくオヤジではあるのだけれど。

     ところで先日は息子と琵琶湖へ泳ぎに出かけた。琵琶湖に近いんだから、これは行かないと損。案の定、息子は帰るのを嫌がるくらい楽しそうだった。今度は網持ってって魚を捕まえよう。そうだ、彼の成長を見守りたいというのも夢と言っていいのかも。終活も近い親父なのに、まだまだ死ねないのである。

     只今、Swing Momonga 鋭意製作中。ついにレギュラー化なんである。

     そして、サムルアーズとのコラボレーションFrank Sumは本日発売。当オンラインストアにも今日のお昼あたりにUPしたところ、在庫分があっという間に売り切れてしまった。慌ててサムルアーズ社長にLINEで発注をかけたものの、在庫は少ないと聞いていたから、さてどうなんでしょう。返事待ち。

    「儚い夢?」への2件のフィードバック

    1. 田中和彦 より:

      夢って、考えれば考えるほど無限にありますよね。だから夢なんでしょうけどね。大きな夢、些細な夢自分の夢、家族との夢…。千差万別の夢を持って、一つでも叶えようと、もがくのが人生なんでしょうね。お互い、いつまでも夢を持ち続け、精一杯生きて行きましょう!!

    2. Masami Motoki より:

      お?珍しくコメントが。叶わないかもしれないけれど、あきらめないというのは大事かもしれない、と今日は思っています。

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