Tsunami Times
一番!
マニア谷口を差し置いて、Gecko一番乗りはデンさんでした。ひそかに盛り上がるこの一番争いは、実は俺自身も楽しみの一つ。いつも驚かせてくれるマニア谷口がもちろんその立役者ではあるのだけれど、それに追随する人たちがいてくれないことにはそれ以上に盛り上がることはないので、デンさんのような人の存在は津波ルアーズにとって貴重なのである。
しかもその出で立ちがうちのニットキャップにコーチJKにワッペンとは素晴らしい。フィールドに映えてます。いくら九州と言えども、まだまだフィールドにコーチJKはいささか寒いんじゃないの?って心配してしまわないでもないけど、ま、しかし、インナーをしっかりしてさえいれば案外暖かいのがこのJKではある。
そうそう、Geckoを買っていただいた皆さんの評判も上々。デンさん曰く「手足の金属音、軽快なスライド、ポップ音、動かしていて楽しいルアーでした」とのこと。見てくれが可愛いのはもちろん、釣れ線のプラグであること間違いなし!買いそびれて後悔しないうちに買っておくべし。
さて、Strikecasterは昨日で初回のご予約を締め切り!しか〜し、好評につき少々在庫することにしました。と言うわけで、在庫分がなくなるまでは予約出来ます。どうしようか迷っていたあなたにもチャンス再来。Head Cap & Stopper Screwと一緒にこの機会にぜひどうぞ。3月下旬出荷予定!
そして先日ご予約を開始のスウィングトップ。コーチJKがあれほど受けたのも少々意外ではあったのだけれど、のっけからスウィングトップも何やら好評でこれまた意外。ちょっと趣味に走り過ぎの感もなくはなかったから。
実はこのところ、フィッシングショー以降、これのサンプルを個人的にヘビーローテーションしてしまっているのである。こういうジャケットに袖を通すのは久しぶりで、だから新鮮ということもあり、その良さを見直しているところ。
ファイブポケットのパンツなんかにはもちろんうってつけではあるし、そうでないパンツに合わせるのもセンス次第だと思う。インナーもシャツだろうが、スウェットだろうが、あまり選ばないから着回しのきくアウターだ。それに風合いがあって機能的な表生地もいいし、裏地のポリエステルもシルキーで実はとても着心地がいい。ご予約は2/28まで。受注生産ですよ!
ところで上の写真で俺が持っているスチールボックス、カラーリングといい、その艶具合といい、これが実に雰囲気良し。なぜって、メーカーに別注してしまったから。そもそも世間では安く売られているこのボックスだから、コストが非常に問題となるのだけれど、そこを半ば無視してサンプルをさらにカスタムしてしまっているところ。中に仕切りをつけて、オリジナルのシールを作り、さらにプレートも・・・。うちの場合はオーダー出来る数があまりに少なく、すると入荷する単価がかなり高く、その上にカスタムしようとしているから困ったものだ。
だってこのボックス、見た目はまるでアンティークで、良い意味でチープなところにも雰囲気があるし、しかしMade in Japanで作りもしっかりしている。おそらくこれをタックルボックスにしている人も少なくないはず。ただ、そのカラーリングが俺としてはいただけなかったから、どうにか料理出来ないものかと実はずっと前から思っていたのだ。
東洋スチールという老舗メーカーといざコンタクトをとってみたものの、そのコストに一度はほ断念。でも思い直して再度なんとかならないかと、仕切りを作ってみたり、シールやプレートをデザインしてみたり、オプションの小箱を考えてみたり・・・そうやって試行錯誤するうち、どうやらなんとか形が見えてきた今日この頃。
しかし、それにしても、いったいいくらにすればいいのやら。正味のところで値段を付けるのか、それとも安くすべきなのか・・・最後まで頭を悩ませそうだ。
本日はモンク翁がBGM。と言ってもこのアルバムは俺が生まれる前後に録音されたもので、当時彼は45-46歳だから、今の俺よりも10歳も年下ということになるのだけれど、それにしても「翁」と付けたくなるのはそのキャラクターによるのだろうか。
某評論家の表現に彼の音楽をして「ガタガタ道を行くような」とあった。なんだかそれは言い得て妙で、まさに彼の音楽にはほとばしる才能とは別に決して平坦ではない人間味を感じてしまう。悩んだり、つまずいたり、とんでもないところまで落ち込んだりもするけれど、その挙句に結局は自分の道を歩んだモンクという人がとても愛おしく思えてしょうがない。
19/02/23