Product

Sonic Ribot

ソニック・リボー

クイックに誘える、すこぶる使い心地の良いペンシルポッパーである。

流れや強い風によってプラグをスローにアクションしたり、ステイしたりすることが不可能な状況でもこのプラグは有効。そんな場合にもクイックなショートスケートで誘う。ポーズは入れてもいいし、まるで入れないという方法もある。

その際、ターンと言うよりはやはり少しデリケートなスケートを意識して欲しい。スピードは小型のベイトフィッシュがピチョンっと跳ねたくらいの、ひとかたまりのしぶきが上がる程度、そういう頃合いがちょうどいい。

このプラグの効果に、例えばショップスタッフやビルダー等、同船者が目を見張ったのは一度や二度ではない。ソニック・リボーは時に驚くほどの爆発力を発揮する。ぜひ体感していただきたい。

ギタリスト、そして競走馬:
Marc Ribot(マーク・リボー)と言うギタリストから名前を拝借。彼はその昔、知る人ぞ知る映画「Fishing With John」のジョン・ルーリー率いる、ラウンジリザーズのギタリスト。それにエルビス・コステロやトム・ウエイツのバックでのひときわ異彩を放つアバンギャルドなバイプレイヤーぶりが凄い。そのくせ絶妙で渋いとくる。ソロキャリアでのフェイク・キューバンもいい。

またリボーという、1950年代中頃に活躍したイタリアの競走馬は、20世紀最強の1頭と言われるものの性格は気難しく、人の指図を受けるのが嫌いだという。馬づらなこのプラグの名前にはとても似つかわしい。

ラッカー・フィニッシュ & サイン :
2006年以来中止していたラッカー・フィニッシュを、2009年10月リリースのGauchoより復活。ひびや割れ、黄ばみなどの経年変化に趣があり、その質感にも独特の雰囲気があることがこれを用いる理由。
ラッカー・フィニッシュはウレタン・フィニッシュと比較するとペイントからコーティングまでの塗装が密着し易く剥がれにくい、それから塗装面が硬いという特徴がある。またウレタンよりもコーティングの厚みは薄くなりがちで、厚みをもたせるのに若干の手間を要する。また、同じく2006年以来中止していた、ペンによる元木自筆のサインも2010年より復活。

Size

本体全長 約105mm
3/4 oz class

ラッカー・フィニッシュ

Color

Aztec Fish White(AF-WH)
Aztec Fish Psyche(AF-PC)
Tropical Frog(TF)
Crazy Fish (CF)
Flower Stripe (FS)
Leaf (LF)

Price

¥7,000 + TAX

SONIC RIBOT 2007 Ver.