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Slapphappy Beaver 3rd
スラップハッピー・ビーバー・3rd
琵琶湖を始めとする日本各地のフィールドにおいて、津波ルアーズ元木が最も使う頻度の高いプラグが何を隠そうSlapphappyシリーズで、中でもこのBeaverの出番はShad Jと並んで双璧と言っていいでしょう。とにかくそれほど信頼を置いているということ。
Slapphappyシリーズはリップが可動してリズムを刻むユニークなライブリーで、この「動くリップ」の実現にあたっては随分と苦労をさせられたし、さらにこれをジョイントにするにあたっては、これまたかなりの試行錯誤を要しました。その甲斐あってこのSlapphappy Beaverは「釣る」ということにおいては非常に優秀なプラグに仕上がったと自負しています。
3度目のリリースとなる今回は、1stのシェイプと前後のボディ比を踏襲し、若干の改良を加えています。2ndは2ndで改良を施したつもりだったものの、実際に使い込むうちどういうわけか1stの方に部があるような気がしたからで、これはまことに感覚的なものであるとしか言いようがありません。ただ、仲間や一部のユーザーには同じような意見も多々あり、ミステリアスには違いないけれども、全く根拠がないわけでもないと付け加えておきましょう。
プラグがアクションする頃合いを見定めてゆっくりステディー・リトリーブすること、それが唯一の操作のこつ。この「ゆっくりステディー・リトリーブ」が出来ない人、あるいは苦手な人が案外いるのだけれど、このプラグはただそうするだけで不思議なくらい良く釣れるから、やってみて損はしないはず。